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　「おーーーー！！」とかみさん。
　「あーーーー！！」とわたし。
　「なに？」と小２娘。
　「いよいよ百獣戦隊ガオレンジャーが始まるんだって」
　「いつから？２月１８日？それまでに決着がつくのかなあ？」そう、囚人は全員捕獲したとはいえ、
心配はつきないのだ。
　オープニングメーッセージ。「新しい時をきざむために」
　「そう、最近掲示板で話題になっていることだけど、「守る戦隊」じゃなくて「変える戦隊」なん
だっていうことが身にしみるよね、「新しい時をきざために」がんばってくれているんだよね」ちょ
っと感傷的な気分のわたし。
　「昨日見たばっかりだから、なんだか妙な気分だねえ」そう、このところタムレンの更新は非常に
遅れている。
　「昨日タイムレンジャー見たばかりだよね」」小２娘も妙な気分らしい。
　「ビデオがなかった時代には、こんな時間を制御するようなことはできなかったよね、わたしリボ
ンの騎士の最終回を見たくって部活をさぼった覚えがある」とはかみさん。
　「あ、帰ってきちゃったねえ？」残念そうな５歳せがれ。
　「ここは？」シオン。
　「帰ってきたのか？」ドモンはタツヤの悲痛を思い出す。
　「あいつ、勝手なことしやがって」
　「大消滅を止めないと」動こうとするシオンはリュウヤ隊長によって折檻される。
　「Ｇゾード排除によって３０世紀の歴史が修正された」
　「ユウリの家族の殺人事件は未遂に終わった」
　「え？ユウリの怨念のはらし方を悩んでいたのに、怨念の事件そのものがなくなってしまうって？」
これはおどろきの展開だ。
　「ドモン、おまえはクラップに復帰できる」
　「アヤセ、おまえの病気の治療方法は１年前にみつかった」
　「え！？そんな我が家でも家族でも掲示板でもなんとかしてアヤセを助けてやりたくって、あの手、
この手の方法を考えてきたっていうのに」その解決策がこれってか？
　「歴史が修正されたからって、そんな簡単に？こんな落ちがくるわけ？」かみさんも戸惑っている。
　「ただし、シオン、おまえの歴史は地球外だからかわらない」
　「え？これもなにかの複線？」なぜかシオンは天涯孤独のままだった。
　「おまえたちの記憶を消去するまではここから一歩を出せない。安心しろ、今までよりいい人生を
送れる」リュウヤ隊長。
　「タツヤさんは？ナオトさんは？」シオンはうろたえる。
　「そんな小さいことにこだわるのはよせ」リュウヤたち用は２０世紀人の命を「小さい」と言った。
　「２月４日を大消滅の日だって決めてかかっているんだね」かみさんもいやなやつだと露骨におこ
っている。
　「２月３日ってなあに？」５歳せがれ。
　「節分の日だよ」そろそろ小２娘の学校では豆まき集会でもあるんだろう？
　「２月の３番目の日だよ」ってそれはそうしかいいようがないね、かみさん。
　ビルが飲み込まれる。
　人々が飲み込まれる。
　「おれにかまうな、仲間たちのところに帰れ」ナオト。
　「ユウリたちは３０世紀に帰った」タツヤ。ナオトにもショックが走る。
　「そう、もうタツヤとナオトしかいないんだよね」
　「うん、２人のレッドだけしかいなくなっちゃったんだね」さみしいねえ。
　「今ＣＧＫＫに言ってもブイコマンダーを取り上げられるだけだ」
　ゼニットが襲ってきた。
　「戦うねえ、生身でねえ」言葉は優しそうではないが、これでもどうやら２人のみを心配している
らしいかみさん。
　「死ぬな！なにもかも歴史通りじゃない」タツヤは叫ぶ。
　「この手応え、なんともたまらない」ご満悦のギエン。
　「ギエンはさあ」言葉を着る５歳せがれ。
　「破壊が好きみたいだねえ」
　「地下街だって危ないよ」ビル消滅の被害から逃れるため人々を地下街へ導く処理に難色を示す小
２娘。

　こちらはタツヤパパ。
　「タキザワ、おまえは急ぎすぎだ」

　野戦病院のような病院。ナオトは運び込まれた。

　ネオクライシスに不調発生。
　「楽しみは長く続いた方がいい」ギエンはひとまず引き上げる。

　ＣＭ。
　「お父さん、早送りしていい？」心配でたまらない小２娘。
　「いつ行く？後楽園？２月の最終土日かな？」かみさんはもう一度生タツヤたちに会いたいらしい。

　「よかった、ナオトは生きていたみたい」うれしそうな小２娘。
　「おれが力を追っているだけなら、おまえはアサミという力から逃げていただけか？」ナオト。
　「結局おれたちは同じってことか」
　「生き方も変えられるはずだ」タツヤはやはり前向きなんだ。

　タツヤは出撃。

　３１世紀、ＰＣにボイス入力するリュウヤ。
　「あんたがいつか、「３０世紀のシオンが２０世紀のＰＣを扱えるのかと疑っていたけど、この時
代はキーボードなんてつかわないんだね、やっぱり」とわたし。
　「ブイレックスのパイロット名がナオトではない」というＰＣ。ナオトと覚えさせるリュウヤ隊長。
　「なに？それって本当は死ぬのはタツヤのはずだったってこと？」いぶかしげなかみさん。
　「鳥かごをもった少女がナオトを見舞う。少女のためにカナリヤをつかまえにいくナオト。
　銃声。
　「あ！」助かったと思ったナオトが再び撃たれ、声を上げる小２娘。
　「アサミ、おまえは変えて見せろ」
　「ねえ、ナオトは死んじゃったの？」お父さんたちもそうじゃないって思いたいけど、わからない
んだよ。
　我が手のボイスコマンダーをタツヤに託すナオト。
　「あんんで死ななきゃいけないんだよ」小２娘は不機嫌になった。
　「本当に死亡しちゃったよ」５歳せがれも悲しがっている。
　「どうして？」
　「かわいそうじゃない？」ヒーローは死なないはずだよね。

　３００１年。
　「あいつおれたちを助けるために、たった１人になっちまったんだよな」ドモン。
　「おれたちの明日は代わったけど、あいつの明日は・・・」アヤセ。
　「アヤセさんたちの明日は変えたい、でも」アヤセの病気を案じながらも、でもタツヤのことを思
い出してしまうシオン。
　ユウリは言葉もなくタツヤを思う。あの日、あの出来事、あの声。
　「ユウリ、新しいおまえの道がみつかるよ、きっと」
　「タツヤ・・・」
　「みんなタツヤのこと忘れるわけないよね、あったりまえだよね」必死に訴える小２娘。

　ＴＲ社。
　「タツヤ、みんな帰ってこないよ」タイムロボターの声も心なしかさびしい。
　「ナオト・・・」こちらはライバルであり、ともであるナオトの名を呼ぶタツヤ。
　「ナオトどうなったん？」心配する５歳せがれ。
　「死んじゃったかもしれないし、死んでないかもしれない」かみさん。死んでいないと信じたいも
のだ。

　２００１年２月４日。
　「今こそわたしが破壊の神となる日だ」ギエンはパイルダーオン！

　３００１年。
　「１人ずつ処置をほどこす」
　「シオンからってなにをするつもり？」どきどきの小２娘。
　「２０世紀の記憶を忘れさせちゃうっていうこと」
　「うわ！」５歳せがれ。
　ついに４人はアクションを起こす。
　「２０世紀に一番こだわりがないはずのアヤセからアクションを起こすってところが、なるほどだよ
ねえ」このままの３１世紀なら自分の命が安泰のはずなのに、アヤセは今を変えたがった。

　２１世紀、タツヤ。
　「おれは最期まで戦う。来い！Ｖレックス」
　「あんんで？なんで？タツヤの声でＶレックスが動くの？」
　「あれー、パイロット変更とは思わなかったよ」どんでん返しがが相次ぐ今回。

　３１世紀。
　「おれはどんないい時代だろうと・・」
　「パンパカパンパンパーン！」興奮してしまって叫びだしてしまった５歳せがれ。
　「ちょっと弟彦うるさい！今いいとこなんだから、静かにしてよね」真剣な小２娘。
　「本当は理由なんてない、行かなくちゃいられないの」ユウリ。

　２１世紀。
　タツヤ装着変身。
　「あれれ？タイムファイアーになるのかと思ったよ、わたし」かみさんだけでなく、わたしもそう
思った。
　しかしタツヤはタイムレッドになった。

　３１世紀。
　タツヤの世界を目指して脱出しようとする４人。タックは廃棄されている。

　２１世紀。
　１人戦うタイムレッド＝タツヤ。
　「どうするんだよ、Ｖレックスを稼働すると被害が広がっちゃうんだろう？」危難が困難を呼ぶタ
ツヤの状況。
　「終わっちゃったーーーーーー」小２娘は嘆いた。
　「リュウヤがパイロットの名前を変えたからナオトが死んだの？あのままだったらタツヤが死んだ
訳？」リュウヤ隊長が歴史を動かしているのか？リュウヤ隊長は歴史を元に戻しているだけなのか？

　次回予告で「ファイナル」とのこと。
　「え？じゃあ再来週は？」
　「彼女と恋人ならどっちを選ぶんだろう？自分の命と友達の命ならどっちを選ぶのかなあ？」それ
は簡単には答えられないでしょうが。