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　「今週のタムレン、どういうんだろう？」めずらしく冒頭から積極的に参加する５歳せがれ。
　「ドンの最期だよ」うっかりとわたし。
　「ドンの最期はもう見たでしょう？」訂正する賞２娘。
　「今週は未来への帰還でしょう！！」勝ち誇ったようにかみさん。
　「・・・・・・・」かたなしのわたし。

　「カサカサをすべすべにするんだって」お肌クリームのＣＭを見て５歳せがれ。
　「じゃあ、お姉ちゃんのカサカサも直るんじゃない？」あらら？姉思いだった５歳せがれ。

　ＴＲ社。
　「またラムダ２０００か、どうもからんでくるね」アヤセ。
　「なに？今の？」巻き戻し、巻き戻し。
　「ラムダ２０００だよ」小２娘。
　「おかかおむすびに見えたよ」
　
　「ロンダーズ囚人を時間飛行体に移しておいてくれ」タック。
　「それって避難の準備ですか？」シオン。
　「万が一のためだ」タック。
　「そうかあ！？」ちょっとこのあたりのタックは方便を使わざるを得ず、分が悪い。

　秘密アジト。
　「ドルネロが死んだか？」ギエン。
　「やはり我が手で破壊を味わうのも一興」ギエンは懲りない。

　ＴＲ社。
　「うわあーーーーーーーーー！！」４人との別離の夢を見て、叫び、目を覚ますタツヤ。
　「タツヤってアサミって名字なの？タツヤ・アサミっていうの？」と５歳せがれ。
　「それは外人だよ。マイネーズ姉子・＠ゆうまって言うんだよ」小学校での英語教育の前倒し論議
はどうなっていくんだろう？
　「なになに？マヨネーズだって？」小２娘がマヨネーズ嫌いだと知っていてからかうわたし。
　「違うよ！」たたかれてしまった。マイ・ネーム・イズと言いたかったらしい。
　「タツヤさんも眠れないんですか？」シオンは起きていた。ユウリも眠れなかったらしい。
　寒空の屋上、タツヤはユウリにココアの差し入れ。毛布にくるまり、２人。
　「そんな魂抜けたような顔すんなよ」なぐさめるタツヤ。
　「体のどこかに穴があいちゃったみたい」ドルネロの死は怨念のやり場を失わせた。
　「うーん、ユウリに敵をうたせなかったっていうのは、よかったんだか、悪かったんだか。もしユ
ウリに敵を打たせなかったんだとしたら、イメージを大切にしたのかなあ？生きたままのドルネロを
「許す」っていう形になるほうが、もっとすばらしいんじゃないか？でも敵をうったあとに心が空虚
になってしまうっていうのも、物語を深めるよなあ？」みなさんのご感想はどっち？
　「タツヤは優しいね」小２娘は見入っている。
　「これから埋めていけばいいよ」タツヤ。
　「自信ない」ユウリ。
　「ドルネロよりましなものがあるだろ？星とか、おれとか」タツヤ。
　ドモンも眠れない。
　ドモンの回想。
　「ドモンさんがいなくなってもわたしは忘れない。３０世紀も守ってね」ホナミ。
　「分かっているけどこの時代も守りてーよ」
　回想シーン、終わり。
　「だれも寝てないんじゃない！」小２娘は５人の不安感に同調している。
　「正しい道なんてないですよね？自分の信じた道を進むしか」シオンも不安だ。

　ＣＧＫＫ本部。
　ナオトとタツヤパパの牽制。
　「満足か？その年でその地位を手に入れて」杖に体重を預けながらパパ、以下独白。
　「しかし勝者はあらかじめ決められている、残酷だがな」
　「勝者が・・・っていうのは未来は代わらないっていう意味だよね、パパは何か知っているのかね
え。意味深だよ」

　最初の場所。
　時間移動体へ囚人の積み込みを終える５人にタックから通信、空白だったデータの復元に成功した。
　「ラムダ２０００は時間をむしばむ。どこかに大量のラムダ２０００があるんだ」
　消滅現象現れる。
　そしてギエンのあやつるネオクライシス。
　「おー！マジンガーＺ状態」
　「え！？」マジンガーＺと聞くと黙っていられないわたしはリアルタイム世代。
　「そうだよ！」とかみさんに同調する小２娘だが、彼女はマジンガーＺは知らないだろう？
　「パイルダーオンをしていないだけですっかり兜甲児だよ」とかみさん。
　「巻き戻し、巻き戻し」わたしはリブレット２０以来のリブレット好きだが、ＩＯアダプタと接続
させるたびに「パイルダーオンと叫びたい衝動が体を走る。
　「うん？なに？」５歳せれれが隣室から復帰。
　「どうしてあそこにギエンが乗るの？」タイムロボが出なくなってさびしいらしい。
　レッドベレーを投げてナオトはタイムファイアーに装着変身。
　Ｖレックスも登場。
　タムレンもかけつける。
　ネオクライシスとＶレックスが戦うたびに空間が消滅していく。
　「やっぱりか、ギエンとＶレックスにＧゾードの数千倍のラムダ２０００が格納されている」
　「そうだったのか」リュウヤ隊長がギエンを野放しにしようとした理由は分かったが、リュウヤ隊
長ってひどいなあ。
　タムレンはＶレックスを戦線から離脱させようとする。
　「全然分かってねえな」と小２娘、タムレンの意図がナオト＝タイムファイアーに伝わるはずもな
く、離脱を拒否するナオト。
　「Ｖレックスのパイロットは２００１年の今日死亡すると記録されている」でもナオトは信じない。
　「時間飛行体を使って戦いを中断させよう」突然のタツヤの提案。
　「ロボがきてくれないと苦労するねえ」時間飛行体に攻撃能力があるのだろうか？
　「早く、速く、ねえ早送りしていい？」前編終了と同時に叫ぶ小２娘。自分からリモコンを持って
ＣＭを送る。

　「おまえ、動かせるのか？」ドモン。
　「さっきタックから聞いておいた」タツヤ。
　「みんな出よう！」何かを察したアヤセは船外に出ようとする。しかしタツヤは室内にアヤセを押
しやり、未来への帰還を指示する。
　「ここがぼくのふるさとなんです、守りたい」シオン。
　「だめだ」
　「どうして？」
　「大消滅を止めたら３０世紀がかわってしまう」
　「タツヤ、おまえ死ぬ気か？」
　「タック急げ」
　「分かった」
　「待って」ユウリ。
　「新しいおまえの道がみつかるよ、きっと」
　「タツヤとタックと示し合わせて確信犯だったのか、そうかあ、そうねえ」別離の時間非行スイッ
チを押したのリュウヤ隊長ではなかったので怒りをぶつけることができない。
　「暗くてよく見えないよう」照度を落とした場面展開に小２娘は泣き出しそうに残念がった。
　「３０世紀に帰っていっちゃったの？」５歳せがれも残念がった。
　「今は２１世紀だよね」悲嘆にくれながら最新知識を披露したがった小２娘。
　「なに？あれ？」タツヤの手ににぎられている黄色いもの。
　「なにかのカードキーだろうかね？」タツヤはこれを握りしめてなにかをやろうとしている。
　「ところでクロノチェンジャーはタツヤの手元に残ったんだよね？せめてスーツがなくっちゃかわ
いそうだ」
　「５つそろわないと能力を発揮できないんじゃなかったっけ？」かみさん。
　「いや、それは最初のセットアップの時だけのはずだよ」１人残ったタツヤがかわいそうで、１人
だけではスーツの力が発揮できないなんていう事態は考えるのもいやだったわたし。

　「破壊への神への生け贄だ、ありがたく思え」ギエンの攻撃にナオト＝タイムファイアー撃沈。
　「どうしちゃったの？ナオトは無事？」重ね重ね登場人物の悲劇におびえながら小２娘。
　「あなたはＣＧＫＫから解任されました」心身ともに傷ついたナオトに衝撃の報告。タツヤパパの
政略がナオトから実権を取り返した。
　「おれがいなくちゃボイスコマンダーの・・・」ナオト。
　「研究班がボイスコマンダーの制御の解除に成功しました」裸身となったナオト。ＣＧＫＫの囲み
から脱出。
　「しかしこのボイスコマンダーがあればまだ勝機はある」しかしゼニットにおそわれた女の子を助
けるために盾となって重傷。
　「ふえあやあーーーーーーーー」タツヤ生身のけりは高い。
　すんでのところでナオトを救出する。
　「はははははははははははははは、破壊だ破壊だ」ギエンの高笑いが響く。
　「帰られない未来があってもせめて自分たちの明日は・・・」
　「えーーーーーーーーーーーー！！！！！終わっちゃうのーーーーーー！！！」小２娘は怒った。
　「ふーーーーん」わたしはうなるだけ。
　「なに？そのふーんていうのは？」かみさん。
　「いやね、君の予想より早々と未来へ帰っていっちゃったもんだからさ、再びこの時代にもどるた
めの一時帰還かもしれないけど、でも別離はやはり約束されているんだなあ、と思ってね」