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　「アイキャッチが違うね」かみさんに合わせてあせっているわたし。
　「歌は・・・」早送りしているビデオの再生ボタンを押して、
　「元にもどっている・・・。早くせねば、速くせねば・・・、子を早く風呂に入れて寝かせなくっ
ちゃ」新学期が始まったので気がせくかみさんはビデオの本編以外は早送りですまそうとしている。

　シオン、タックの修理中。
　「１＋１は？」
　「３。冗談だ」タックは冗談を入れるほど元に戻った。しかし
　「２００１年、大消滅についてのデータはない。リュウヤ隊長が細工しているとしか思えない」タ
ックにも分からない部分。

　ロンダーズ。
　「圧縮をやり直すのは面倒だな」２００１年大消滅をさける準備として、自分たちで囚人を圧縮し
て荷造りをしている。そしてタムレンに逮捕させるのだという。
　コンピュータエンジニア、ゲート登場。圧縮を拒否する。
　「人が親切しているのに、残りたいやつは残れ。ちょっとの辛抱だ。オレがギエンを始末するまで
の」
　「タムレンサイドでは大消滅についてなにも分からないけど、こっちサイドではギエンによって起
こされるって知っているみたいだねえ」しかしみんな見入っていて返事をしてくれない。

　タックは自信消失。家出。

　タツヤ、パパの病室にないしょのプレゼント、中身はタムレンジャンバー。
　「たいへんです」ＣＧＫＫが治安維持局の管轄下に置かれたという。
　「それ、なあに？」弟彦が小２娘の落書きに興味を示した。
　「なに？教えてやってよ」
　指をくわえて父親を見ている小２娘。自信作だったのに分かってもらえないと思い、すねているら
しい。
　「なあに？タック？」５歳せがれ弟彦がさらに聞く。
　実は彼女は紙の片隅に分かるように「タック」と書いておいてある。これじゃあ分からないはずが
ない。

　だれのリークか（もちろん権力志向の彼のたくらみでしょう？）ロンダーズは３０世紀からきたと
分かり、緊急警戒が行われた。

　「なにもオレたちの時代と運命をともにすることはないよ。いつかは帰るんだし」タツヤ。
　「一人でかってに決めないでよ」やがての別離に触れられ、うろたえるユウリとタツヤは２人きり。
　「こんどはなあに？ぼくも書きたい」登場人物の似顔絵をかいている小２娘のまねがしたいらしい
５歳せがれ。
　「タツヤ、この花の花言葉知ってる？希望、思えばかなう未来」ユウリ。
　「ほんと？」タツヤ。
　「うそ」ユウリ。
　「すっかりラブラブじゃねえか！！」なぜかかみさんは怒っている。彼女はタツヤとユウリの関係
が進展を見せる度に機嫌が悪い。
　「もしそんなことになったら、いっしょに・・・」ユウリ。
　「いっしょってどっちで？どっちでいっしょに居ようって意味？」聞き逃したかな、わたし。
　「そう、「いっしょ」って言っただけだからねえ」かみさん。
　「それにしてもラブラブじゃねえか！！！」もう一度怒ってみせるかみさん。

　タックをみつけたのはシオン。思いでの２０世紀到達の海岸にいたのだ。
　「ほー、ロボットも悩むのね」うるさいかみさん。

　宇宙開発センター。
　「自爆システムが作動」コンピュータ音声らしいお姉さん。ロンダーズの仕業。
　「自爆システムなんて、あんたねえ、そんなもの用意してあるか！？そのあたりのビルにさあ」う
るさいかみさん。
　「なんでそんなものついているんだよ」ドモン。
　「あー、ドモンわたしと同じこと言っている。わたしとドモン、次元が同じなんだ」喜んでいるの
か、そうじゃないのか？わからないかみさん。
　「ここはぼくたちにまかせてください」シオンはタックとがんばることを４人に向かって宣言する。

　ＣＭ。
　「タイムレンジャーショーはこのシリーズで終わりなのかな？今回も年明けの本人公演はないんだ
ね？生タムレン行っておいてよかったあ」かみさんの興奮はまだ冷めていない。
　「でも一人かわいそうだったね」５歳せがれ。
　「シオンをかばってシュンシュンが死んじゃったんだよね」やっぱり連れていってみるもんだ、子
らの感動も冷めてはいない。朝５時に起きて後楽園まで運転していったもんなあ。

　システムをハックするためタックを接続しようとするシオン、自信消失中のタックは拒否、シオン
仕方なく手作業。
　シオンは失敗、事態を悪化させてしまった。
　「３０世紀の人間が２０世紀の車を運転できるのか？って前に思ったけど、３０世紀のシオンが２
０世紀のパソコン使えるのかねえ？ウィンドウズしか使えない人にＤＯＳを仕えっていっても無理だ
けど、それより時代がはるかに違っているよねえ？」かみさんは生半可な知識を並べて、矛盾だとい
いつのる。ところでこの文中で「２０世紀」と書くのはあっているよねえ？
　タムレン及びファイアー必死の救援活動。
　「しめさせるかよ」ドモンは力尽くで隔壁を止めた。自爆は中断。
　「肉体派と頭脳派の見せどころを作ったていうわけね」なにかを納得したらしいかみさん。
　「ぼくには自信がないんだ」タックは立ち直れない。
　「ぼくだって、でもみんなを助けたいんだ」シオンは気持ちで勝負している。
　「うわあ、見たくない。だって悲しいんだもの」小２娘はかみさんの胸に顔を押し当てて逃げた。
　「聞いているだけでいいや」そうか？
　「ぼくはこの時代に来て守りたいものがあるんです」シオンは２０世紀にきて仲間ができた。
　「そんなこと言っているうちに爆発するぞ」いやしないと思う、わたしは。
　タックに内蔵されているリュウヤチップが悩みの種。
　こちらは肉体派にタツヤ＝タイムレッドも加わって隔壁を止めようとするが。

　外ではタイムファイアーとゲート。

　隔壁は降りた。頭をかかえたドモン＝タイムイエロー。
　しかし爆発しない。タックがコマンドを送ったのだ。
　「オーーーーーーーーーーーーー」わたしは喜んだ。
　「あれ、肩がいたかったよね」小２娘は見ていた。

　ファイアーとブイレックス孤軍奮闘。
　「緊急システム発動依頼」しかしリュウヤ隊長は発動を拒否した。
　「すでに歴史は修正されている」というのが理由らしい。
　「タイムフライヤーを仕え」そしてタックは自らシステムをシャットダウンしてしまった。
　「久しぶりだね」うん、でも本当はタイムロボに乗るたびに出撃していたはずなんだよね。
　「タイムフライヤーはあのセットの中に入っていたんだっけ？」かみさんが言いたいのは番組中の
クロノチェンジャーが入っていたスーツケースのこと。「あのセット」と言われてわたしが思い出し
たのは変形させてタイムロボに持たせることができるおもちゃの方。あれについているタイムレンジ
ャー人形は秀逸だった。

　今週はタイムファイアー＝ナオトが圧縮冷凍。
　「あ、この間プレゼントされたやつだ」先週シオンからプレゼントされた印籠をさっそく使う。
　「あの印籠、なんて名前だっけ？」忘れたわたし。

　自ら命を閉じたかに思えたタック、しかしシオンがシステムのバックアップを取っておいたため復
活。
　「シオン！えらい！！」よろこぶ小２娘。
　シオンが作った七草がゆ。野っ原から適当に雑草をつんできて作ったらしい。
　「シオン、えらくなかったの？」５歳せがれには七草がゆは分からない。

　次週のサブタイトルを見てぶっとんだゆうま一家だった。
　「ドンの最期」だそうだ。ドルネロから先に逝くの？