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　「さあ、弟彦！すわって、すわって！家族のお勤めの時間よ」そう、なかなか毎週４人のスケジュ
ールを合わせるのはなかなかなお勤めとなる。
　「タイムレンジャーとロボターもクリスマスタイム！」アイキャッチで叫ぶタイムロボター。
　「そんなのんきなことを言っていられるストーリーだったっけ？」今日のかみさんは先週の内容を
覚えていたらしい。
　「ポッポー！！」クリスマスプレゼントにもらったビッグトーマスをゲットした５歳せがれはご機
嫌に甲高く叫ぶ。トーマスになりきって汽笛を叫んでいる。
　「カプリコ食べていい？」そしてお菓子目当てにようやく席についた。
　「今日あたりプロバイダスは１９８０円になっていたよ。あれ、うちが買った時はいくらだったっ
けな？」毎年年明けに「戦隊おもちゃ置いてあるとこ知りませんか？」なんていう問い合わせがある
が、早めに買っておかないともうなくなるだろう。
　「ねえ、お母さん、ベビースター食べていい？」小２娘も臨戦態勢に入り、カウチファミリー完成。
　オープニング主題歌。
　「うーん」オープニングで走り抜けるユウリを見ながら、あの日の悔恨がぶり返すわたし。小さい
子にはないしょ。

　ナレーション。
　「歴史の修正、タツヤは去り・・・」
　「めずらしいねえ、オープニングに語りが入ったねえ・・」かみさん。
　いつものタイムレッド＝タツヤと異なり、タイムレッド＝リュウヤ隊長となったためチームワーク
が今一のタムレン＝新チーム。
　「やつはミュートエネルギー炉を積んでいるのか？」Ｇゾードに興味津々のギエン。

　ロンダーズ。
　「なーに、このゴキブリみたいなやつ？」
　「３０世紀にもゴキブリがいるのか？まあ、やつは人類よりはるかに長く存在しているらしいし・
・・」かみさんはなによりもゴキブリを憎む。
　ギエン探索のために虫型ロボを放つドルネロ。

　「すべてがリュウヤ隊長のシナリオ通りだなんて」ユウリはいやがっている。
　「一番応えているのはタツヤかもな」アヤセ。
　「アヤセはタツヤの理解者だねえ、そばにもくわしいけど」今年の年越しそばはわたしが打つつも
り。
　「時への反逆者」
　「やっと出たか？」今週のタイトル出現が遅いとかみさん。

　病院。
　「タツヤさん、明日の役員会会長代理として出席してください」社員の頼み。
　未来は決められているのだというリュウヤ隊長の言葉がタツヤの脳裏を走る。

　アジトで武器開発中のギエン。
　「おまえは戦いに加わってはいけない」その声、その白い後ろ姿、探知したドルネロに疑惑がわく。

　Ｇソード出現。現場へタイムファイアー＝ナオト。
　「せっかく作った会社、やめちゃうの？」母はタツヤに暖かく語る。
　「お父さんも昔アサミの家を出ようとしたそうよ」母。
　「親父も昔戦って、そして負けたのか？」タツヤ。
　「お父さんは今の生き方を決めたのは自分だって確信していたわ」母。
　「あらあらあら、お母さんからキーワードが出てくるのね」そううちの母が思った。
　タツヤは役員会へ。
　
　苦戦、タムレン。
　「全員ベータから降りろ、ギエンをこの場から引き離す」高飛車なリュウヤ隊長＝タイムレッド。
　「それはなぜ？」ユウリ。
　「考えるな！」
　「ひどいねえ、リュウヤ隊長、いやになっちゃうよね、みんな」

　タツヤ渋滞。
　「そりゃそうだ、都内にＧゾード出現中だもの」
　「おれ、歩きます」自分の進む方向は自分で決めたいタツヤ。

　ＣＭ。
　「はえー、さっきタイトルが出たばかりなのに」そう、今週もタムレンは盛りだくさん。
　「ララちゃんランドセル」ＣＭに合わせて歌う小２娘。
　「早いなあ、来年のこの時期は弟彦のためのランドセルを買う相談だね」感慨にふけるわたし。

　「ギエンを圧縮冷凍するチャンスです」
　「今はその必要はない、命令に従っていればいい」高飛車なリュウヤ隊長。
　生身にもどってしまった５人。助けに入ったタックが攻撃を受けてしまった。
　生身５人苦戦。
　「このままじゃー」タックは悲嘆にくれる。
　ＴＲ社にタツヤ。
　シオンの字でクリスマスツリーには「早くタツヤさんがもどってくれますよう」七夕の短冊のよう
に願い事が書かれている。
　瀕死のタックは決死でＴＲ社まで帰り、５人のピンチを告げる。
　社員の声、父の声、母の声がタツヤに聞こえてくる。
　「おれはみんなを助けたい、明日を変えたいんだ」タツヤ出動。

　「ギエンをＧゾードに近づけるな、おまえたちの命に代えても」隊長。
　ドモンはがまんができなくなった。
　「おれたちは命令はいらない」ドモン。
　「ぼくたちは道具じゃありません」シオン。
　「おれたちは自分の意志で戦ってきたんだ」アヤセ。
　「こんなにリュウヤ隊長がいやな性格なんじゃあナオトがいい人に思えちゃうよねえ」次々とレベ
ルアップしてくる嫌なやつ。
　ギエンの高等部に高いドロップキック。
　待ち望まれてタツヤ登場。
　「これもう一度お借りします」ユウリはリュウヤ隊長からクロノチェンジャーを奪った。
　タツヤ、タムレン復帰。
　ギエン、逃げる。
　タツヤの合図で装着変身。
　「３０世紀のためにわたしたちがＧゾードを倒します」言われなくってもね、とばかりにユウリ。
　ブイレックスにまたがりアルファ奮発。
　タイムファイアーを含めた６人のチームワークで、あっというまにＧゾード掃討完了。
　「どっっかーーーーーーーーーーーん！！」５歳せがれ。
　「３０世紀に帰還しろ、２００１年に地上が大消滅する」もう用はないとばかりにリュウヤは帰る。
　「この中途半端なままじゃあ帰れるか？」アヤセは残るという。
　「ドルネロの逮捕のために」ユウリ。
　「ぼくも帰りたくありません」シオン。
　「おれはメシが食えれば」ドモン。
　「ドモンはホナミちゃんがいて帰りたくないんじゃない？本当は？」小２娘は推理した。

　タツヤパパは持ち直した。
　ＴＲ社には招待客ホナミ。
　「あらら、かわいいじゃん？」ホナミがかわいいと何か困ることがあるんだろうか？うちのかみさ
ん。
　「あれ？終わりの歌がいつもと違っているよ？今週でタムレン終わりなの？」小２娘は「最終回」
という言葉が嫌いらしい。
　「どこからこんなごちそうが出て来るんだよ？おまえたち金持ちじゃん？」いいじゃない、この日
のために白飯と漬け物だけでメシ食ってたかもしれないじゃない？
　「見てみて、ドルネロの家でもクリスマスしてたよ」５歳せがれはあまりドルネロのことを悪人と
思っていないかもしれない。ユウリの家族を依頼して殺させたっていうエピソード以外、極悪人に書
かれてないね？
　「シオンがお酒飲んでる！」君だって成人前に行けてる口だったそうじゃないか？かみさんは酒豪
である。
　「でシオンは倒れるっていうわけね」
　「シオンは寝ようとしてるんじゃないの？」５歳せがれの指摘だが、彼は１年に１回しか寝ないそ
うだよ。
　「ナオトもペットショップのぞいているくらいなら、ＴＲ社のパーティーに来れば良かったのにね
え」すでにかみさんはナオトを許しているらしい。