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　「ぼく、やだあ〜〜！！！ニャンダー仮面がいい！！」家族そろってのタムレン視聴をこばむ５歳
せがれ。どうしたのだろう？
　「だってアヤセがどうなるか分かんなくて、こわくなっちゃったんだよ〜！！」先週のエンディン
グは５歳児にはインパクトが強すぎたらしい。
　「これは「雨に濡れた嘘」の巻じゃあないから、大丈夫だよ」なだめるかみさん。タムレンコンテ
ンツ更新のためには家族そろってみなくてはいけないという大人の打算がある。
　「楽しくなったら呼ぶから、居間で待っていていいよ」こちらは珍しく弟に寛容な小２娘。
　「じゃあ、待っていていいよ」小２娘の提案を飲むかみさん。
　「でもずっと怖かったらどうする？」なだめているのがか、こわがらせているのだか、微妙な発言
をするかみさん。
　「いやあ、ニャンダーの方がいいなんていうからどうなっちゃったかと思ったら、そういうわけだ
ったのかあ」妙に５歳せがれの言い分が理にかなっていると納得してしまったわたし。
　「ねえ、だっこしてほしくなっちゃった」主題歌が終わりに近づくにつれ、実は小２娘も心細くな
ってきたらしい。かみさんの膝の上に乗った。
　「なんだってみんなこんなに心配性になったって、生タムレンショーの中でもアヤセが「ぼくは倒
れてしまった」なんてステージ上で伏して見せたりして、雰囲気盛り上げるからだよね」野劇を見に
行ったことをさりげなく自慢してみるわたし。

　雨の中苦しむアヤセは倒れてしまう、先週の続き。
　「お！始まったぞ」気分が盛り上がってきたわたし。
　「弟彦はだめなんだよ、見られないんだって」小２娘はかみさんのひざから降りて臨戦態勢。

　みんなから離れて一人たたずむタツヤ。
　「おまえなにか知っているんだろ？説明しろ」つめよるドモン。シオンも知りたい。
　「オシリス症候群、３０世紀でも治療方法がない」
　衝撃。
　「残る命はもう半年を切っているかもしれない」タツヤ。
　「ギャ！？それってタムレン最終回になにかが起こるってこと？掲示板でも治療方法の模索がなさ
れているっていうのに、アヤセは３０世紀に帰れないってことかな？」悲しい予感が走るわたし。
　「うそですよね？」シオンも衝撃。
　「これをナオトが聞いていたってわけね」ナオトの心になにかが起こることを期待しているかみさ
ん。
　「この場面、濡れネズミのヘアースタイルのユウリが、エキゾチックで支持！！」アヤセへの心配
が脳裏からところてんされたわたし。

　救急車。
　「２０世紀の医療でうっかり直ったりしないかな？」かみさんは脳天気。
　「軽い不整脈がありますが・・・」やはり２０世紀の医療はこんなもの。

　ロンダーズのアジト。
　「ギエン、あんた自分でなにしたかわかっているの」リラがヒステリックに叫ぶ。
　「おまえに説教するのはあきあきだ」リラもドルネロも意外と常識人。２０世紀の地球の徹底破壊
は望まないらしい。
　「そりゃそうだよね、リラは買い物ができない街には魅力を感じないだろうしね」
　「破壊と殺戮・・・」ギエンはドルネロによって封印されてしまった。
　「次回のギエンの登場の時はたいへんだね」最初に圧縮されるロンダーズ幹部はいったいだれなん
だろう？ギエンでなければリラってことになってしまなあ」心配なわたし。５５５のジルフィーザは
なんども蘇ったから、実質ディーナスから消えていったのは惜しかった。そう、ディーナスは爆発せ
ずに消えていったんだよなあ」全作に思いがとんだわたし。
　「そして仕事の続きだ」今度はドルネロが回答する囚人を選んだ。

　病室。
　「あ！生きてる」小２娘はもうアヤセが動かないかと思ったらしい。
　「あ！起きた」せがれも遠目でタムレンを見ている。
　「４人ともあんなに濡れていたのに、もうみんなパリッとしているよ」主婦としてはあんなに短時
間に洗濯を乾かす方法があったら知りたいらしい、かみさん。

　「アヤセを３０世紀に返す方法を考えよう」ドモンは常識から攻める。
　「もしあいつが死んじまったら・・・」ドモンのカツゼツが心配。
　しかしアヤセは病院を抜け出してしまう。
　「同情はいやだ」アヤセ。
　「同情じゃないです」シオン。
　「わたしもドモンに賛成よ、きっと時間保護局だって・・」
　「これはユウリには荷が重いセリフだよ」ユウリのカツゼツが走らないとかみさんは喜ぶ。
　ユウリもドモンもシオンもアヤセのことを心配するあまり別行動を勧める。
　「アヤセはあきらめたわけじゃないんだ」タツヤは前から分かっていただけに、アヤセの心事を思
いやる。
　回想シーン。
　タツヤの前向きなセリフに希望を持ったアヤセ。
　「おー！！タツヤの初期の顔だ！！やはり最近のタツヤはいい顔になった」かみさんは繰り返しこ
う言う。そして野劇のタツヤは本当にかっこよかった。
　「明日を変える・・・」ユウリがつぶやく。
　「おれは反対だ」ドモンはドモンでアヤセに優しい。

　連続窃盗犯ドーパ。ワクチン配布の妨害に回るらしい。
　「ワクチンを作らせておいて、それを盗むなんてすてきじゃない？」リラはドルネロの悪巧みに賛
同する。
　「この２人の関係って、どういうんだ？」理解しがたい２人。
　ドルネロは自分の血からワクチンを作らせておいて、それを金儲けの種にしようという。
　「ねえ、ウィンダーウィルスってなあに？」５歳せがれにはそう聞こえるらしい。
　「レダーウィルスだよ、こわい病気のこと」かみさんはこの質問には母親らしく答える。
　「来たじゃん、こわいくせに」自分もこわいくせになまいきな小２娘。
　タムレン出動。
　「今日はみんなの言う通りにしておけ」タツヤもアヤセに自重を促す。
　アヤセはＴＲ社に居残ることになった。

　ワクチン保守の応援に入るタムレン。
　しかしアヤセも来てしまった。
　「来るなっていっただろ」
　「じっとしていたって発作は関係ない」
　「力尽くで止める」ドモンの熱意は体中からほとばしり止められない。
　アヤセの思い、アヤセを思いやるドモンの思いはタムレンの各員の思考を交差させる。
　「アヤセを力尽くで止めようとしながら泣き出してしまうドモン。
　「おれがしたいんだ、頼む」アヤセも落ち着いて話す。
　「ワクチンが危ない、行ってくれ」タック。
　「そうだよ、今緊急なのはそこだよ、それが本質だよ」ストーリー重視の巻が好きなくせに、巻き
を入れるかみさん。
　「止めて、止めて、トイレ」小２娘はずっとがまんしていたらしい。
　「いいよ、もうつけても」戻ってきた。
　現場へ走るアヤセ。
　崩れ落ちるドモン。
　ドモンの方に手をやり、そしてアヤセの後を追うタツヤ。
　「タツヤ・・・」すがるようにタツヤの名を呼ぶユウリ。

　現場。
　こちらではＴＦ孤軍奮闘。
　生アヤセ登場。
　「変身しろよ、生身で戦うなんて」ストーリー的にはアヤセは生身でなくてはならないのに、かみ
さんもアヤセの身を思うあまり、スーツアクターさんに代わってもらえと叫ぶ。
　「生身じゃたいへんだよ、アヤセって病気なんでしょう？」小２娘も心配する。
　「アヤセの巻きなんだね」そうなんだよ、娘。
　「アヤセの信じるものを信じるって決めたんだ」アヤセの気持ちを大切にしてやりたいタツヤ。
　「じゃあ、脱退しないんだね、アヤセ？ブルー抜きでＴＦが入っているっていうおもちゃのセット
が売られているんでしょう？」カッチィさんからの情報では確かにそうだ。
　「ベクターハーレー」けなげにアヤセ＝ついに装着したタイムブルー。
　「最終回に殉職が待っているのかなあ？」アヤセの病状はいよいよ危なく感じられるわたし。
　ドーパ巨大化。
　「シャドーベータで行け」
　「いよいよ１２月だけど、３号ロボで終わりかね？」どうやらそうらしい。
　「ボイスフォーメーション、ブイレックスロボ」うわさの３号ロボ登場。
　「リボルバーミサイル」
　「プロディバイダー」
　「プレッシャーカノン」
　「タイムアップ」今日はアヤセ。

　「じゃあな、ギエン」ドルネロ。
　「あれ？しまわれちゃった」きっとかみさんはぼのぼの初期に出てきた「しまっちゃうおじさん」
のことを思い出しているのだろう？
　「みたいね」大人っぽいあいづちを打つようになった小２娘。
　「子供のころになっちゃったんじゃない？」結局５歳せがれは見ていた。

　ワクチンは届く。
　タムレンの５人にも笑顔が届く・・・・？

　こちらではアヤセを思うもう１人の男、ナオト、なにを考える？
　「これでナオトがアヤセの意志を継ぐってことになっていくのかなあ？」
　「うーん、ついこの間は中学生の軽いのりの恋愛ドラマだったのに、中学生の調理実習みたいなド
ラマ展開だったのに、どうしちゃったんだろう？」今週もタムレンは重かった。
　「ほら！見て、ウィンガーウィルスだよ」ロボが去ったら５歳せがれはクビに斑点が浮き出す人間
の絵を描いていたらしい。