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　「ねえ、まだ？」タムレン視聴を前に気がはやる小２娘。
　「ぼく、おなかの調子が悪いの」気弱な５歳せがれ。
　「じゃあ、見ない？」とかみさん。
　「ううん、見る」しかし５歳せがれは居間のたたみに寝転がったまま起きあがらない。
　「タツヤは主役の貫禄か？うーんと顔がよくなったね。この主題歌のタイトルバックを撮影した頃
と比べると、顔つきが変わったねえ」かみさんもタムレン視聴の気合いが入ってきた。
　「あれ？熱い！おまえさん、運動会直前だっていうのに・・・」うろたえるかみさん。
　「今日は暑かったからねえ」のんきにわたし。父親はいつだってのんきだ。
　「そういう問題じゃあないみたい」５歳せがれは高熱だった。
　「じゃあ今夜はだめか？」
　以上９月１８日。

　そして９月２３日。
　「今年のポップヒットマーチにはＪＩＫＵが入っているんだよ」勤務先の運動会の音効担当のかみ
さんは他のみなさんが入退場曲にＪＩＫＵを選ばないと言って憤慨している。

　テレビニュース。
　「浅見グループの新戦力タイムファイアーによってブイレックスは捕獲されました」

　ＴＲ社。
　「これからロンダーズとどうからむかね？」５人は作戦会議。
　ブラウン管には取材中のホナミ。タツヤパパへの取材ははぐらかされるが、タイムイエロー＝アヤ
セ？の疑問を確かめようと決意する。
　「なんか変って、体格が違うってことかねえ？」
　「＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊」掲示板の常連様はありがたい。
まあたさんからの指摘により伏せ字５３字

　ＣＧ（シティガーディアンズ）本部。
　「タイムファイアースーツを量産するんだ」これをＣＧの標準装備にすることがタツヤパパのもく
ろみだった。
　「そうきたか？」パパの着眼点に感心するかみさん。

　ロンダーズ刑務所。
　「タムレンの強化ってのはギエン、おまえがやらかしたことの反動だぞ」憤るドルネロ。
　「おれはこいつを使うぜ」ドル。
　「なに？ただのおしゃぶりじゃない？」リラ。
　「分かったでチュウ」おしゃぶりの前に赤ちゃん帰りして形無しのギエン。
　「あらら、ギエンのイメチェンだなあ。ギエンがドルネロを裏切って支配者交代があるかと思って
いたけど、ドルネロの権限でギエンは特攻させられて、幹部初の逮捕者になるのだろうか？」これは
新展開が予想される。

　なぞの診療所。
　ロンダーズ囚人らしいセラピスト。治療代として受験生の母親から大枚を受け取る。

　ＴＲ社。
　タイムイエロー宛の電子メール。差出人は草原でホナミ。
　「なにこれ？コミニケーションパル？」最近我々夫婦はＣｄｍａＯＮＥに電話機を代えたので、今
までかみさんが使っていたコミニケーションパルは接続端子が代わって使えなくなってしまって手放
した。
　「まきもどして！いや、わからん」ＣｄｍａＯＮＥ用のコミパルがほしいが、どこにも売っていな
いので物欲の虫が押さえられて助かっているわたし。
　「今週はシオンが何度も突き倒されているね、さっきも突き倒されたよ」かみさんはシオンのこと
はに受容的に見守っている。
　「わざとらしいね！」小２娘も憤っている。

　なぞの診療所。
　治療費が払えなくなった患者はねじの巻き切れた人形となってしまう。
　思いを紛らわそうと腕立てドモン。
　「暑苦しいやつだな」アヤセ。
　「一時休みませんか？」優しいシオン。
　「１時？」ホナミのメールには１時に会いましょうと書いてあった。
　「助けてください」カウンセラーゼクターの被害を訴えてきた母親。
　「なにかあったんですか？」ユウリ。
　「こらこらユウリ！、なにかがあったから助けを求めたきているんだよ、日本語が違う！「なにが
あったんですか？」だろう？」こらこらかみさん！それはユウリのミスじゃあない、脚本家だ。
　「患者の精神を取り戻すには犯人逮捕の前に治療装置を見つけるんだ」タック。
　ドモンはスーツ姿でおとり捜査。
　「約束は１時だったよな？」タツヤ。
　「別にホナミちゃんとは・・」てっきりホナミとの約束だと早とちりするドモン。
　「カウンセリングの時間だよ」タツヤはのんきだ。

　「おまえたちはいつか帰っちゃうんだよな？」しみじみタツヤ。
　「ユウリもな」気を利かしてドモン。
　「え？」あらためておどろくタツヤ。
　「なんだ、なんだ！「ユウリもな」って言われるようなそんな展開にいつなったんだ！うーん、唐
突だ！」解せないとかみさん。
　「確かに唐突だね、タツヤとユウリはそうなるだろうと思わせておいて、「桃色の誘惑」の巻では
３人が横並びで期待を裏切ったのにね」このシチュエーション、掲示板でも大きく話題になっていた
が、相思相愛という意味ではなく、「ユウリがタツヤに思慕を抱き始めた」って受け取れば了解はで
きるね。タツヤから惚れると想像していたのに、この展開にも期待を裏切られて新鮮ではあると思う
わたしだった。

　謎の診療所。
　「生年月日は２９７・・、いや、１９７７年１２月２７日Ｏ型です」ドモンは言い直したがゼクタ
ーには３０世紀人だとばれてしまった。
　「せがれ！割れるよ！」５歳せがれは横川の釜飯のふたをテーブルの上で回して遊んでいた。
　「今よ！」治療が始まった気配にユウリは突入を指示する。
　「あら、ユウリめがねかけてたね」
　「かわいいじゃん！！」わたしは、かみさん以外のめがねをかけている女性が好みだ。

　ＣＭ。
　「早送り！早送りして！！」小２娘はせかす。
　「だって生タムレンの情報が入るかもしれないよ」かみさん。
　「だって見たいんだもの」ストーリーに入り込んですっかち無口になっている小２娘。

　ドモンの心中。
　「おまえはただのクズだ」ドモンの心をずたずたに裂こうとゼクター。ドモンの手でホナミの幻影
を殺させようとする。
治療室に突入するタムレン４人。
　「ブルーねえ！？」ファイアーの加入でタイムブルー抜きのおもちゃが発売されると言う掲示板の
情報に過剰に反応してしまったかみさん。彼女はタツヤとアヤセの友情物語が非常に気に入っている
らしい。
　「ついに壊れたか？」笑い出したドモンを見てゼクターは心理攻撃の成功を確信した。
　「あっけねえよ、でも出会ったことは事実だ。分かれる前になにかを残さなきゃ。」別れのつらさ
におびえるよりも出会ったことを大切にしようと決心したことがドモンに笑いを呼んだのだ。
　「プロファイターっていうのはギリギリになってからが強いんだ」ドモン反撃。
　「かっこいい！」わたしはプロレスラーや相撲取り、そこまででなくっても、でもでかくて強い男
が好きだ。シドニーの柔道は残念だ。
　現実世界にもどったドモン装着変身。
　「ずいぶんメガレンの時のカップリングに比べて重いんですけど・・・」そう、ブラックとイエロ
ーのカップルはすがすがしくもあった。メガイエローは今未確認生命体対策本部でお茶くみと情報発
信担当をしていらっしゃる。
　「うがーーーーーー！！」
　「グバーーーーー！」戦闘シーンになったら元気が出てきた５歳せがれ。
　「ホテルぶち抜けたよ」ようやく言葉を発した子ら２人。彼らも息を飲んで見ていたらしい。
　「でもいきなりベータだ、ベータってタイムアルファよりでかいんだよ」

　ＣＧ本部。
　タツヤパパ、タイムファイアーに出撃指令。
　「いきなりシャドーアルファーだよ」ロボが出たら乗り乗りの５歳せがれ。
　「おまえの頭から戦闘イメージはいただいている」ゼクターにタイムロボの攻撃は利かない。
　「そうか、期せずして共同作戦が完成するんだね」メガレンジャーの攻撃を見切ったネジレジア怪
人が、しかしメガシルバーの攻撃を読み切れなかった時など、これは出演者勢揃いの巻の時の豪華な
パターンだね。
　「ゴレム災魔獣の時にロボの組み合わせに頭を悩ませたよね」そうあの時も次々ロボが展開したの
で５歳せがれは喜んでいた。
　「今見てた？」
　「いや」わたしはメモを取っていて重要なシーンを見逃すことが実は多い。
　「タイムレンジャーは変身するとき服を脱ぐけどタイムファイアーは帽子を投げたよ」
　「ボイスフォーメーション、ブイレックスロボ！」ナオト。
　「こいつの動きは読めん」ゼクター。
　「あれ？ロケットパンチ？」かみさんもマジンガーＺ世代だ。
　「肩のバズーカが発射しただけだよ」５歳せがれはよく見ている。
　「ドバーーーーーーーーーーーーーーーン！！！！！」

　圧縮冷凍はタムレンにまかせてナオトは去る。彼はまだ囚人の対処は知らない。
　ホナミとの待ち合わせ場所に急ぐドモン。

　思いでの広場。
　「やっぱりきてくれるわけないな」去るほなみは定期入れを落としてしまう。
　駆けつけたドモン。彼女の定期入れを拾い、開く。そこにはタイムイエローの写真に並んでアヤセ
の素面。
　「傷心のドモンになっちゃったんですけど」ゼクターにできなかったドモンのハートブレイクをあ
っさりと無意識のうちに果たしてしまったホナミさん。
　「重いねえ、タムレンの恋愛は。タツヤとユウリにしても、ドモンとホナミにしても、両方２０世
紀人と３０世紀人がクロスしているからねえ」

　ＴＲ社。
　「おまえ３０世紀に彼女か妻子を残してきてないだろうな」ホナミのためにアヤセに確認するドモ
ンは急に「いい人」になってしまった。
　「複雑になってきましたねえ」かみさんも苦しそうにしている。
　「でもこれで未成年のシオンを除いてドモンとアヤセをユウリの視界から消してタツヤのために風
通しをよくする作戦でしょう？」だからといって、この展開が喜ばしいわけはないと思うわたし。
　「あ！がんばれドモンだって」番組スタッフ一同もドモンを応援しているらしいメッセージが画面
に浮かぶ。
　「がんばれドモン！がんばれドモン！」小２娘は全面的にドモンを応援する覚悟ができたようだ。
　「複雑になってきたけど、分かっている？」
　「よく分かんない」そう小学校低学年では分からないだろうなあ。

　ＣＭでは生野劇ショー。
　「いいねえ、いいねえ、では１０／８か１０／９にでも行きましょうか？」すっかり乗り気のかみ
さん。わたしも望むところだ。
　「ところで来年の夏あたりの野劇ショーは５５５の応援にリョウマとヒユウガが来たパターンで行
くとタツヤとナオトだろうか？」前回の野劇ショーでもドモンのキャラをうまく使っていたから、そ
のあたり大切にしてほしいなあ。