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　「さあ、すわって、お茶とおかしだよ〜」タムレン視聴のためにテーブルをセッティングするかみ
さん。５歳せがれは急に「ＫＩＲＩＮ生茶」生茶が好きになった。
　「ねえ、タツヤが両方つけたらやばい？」と唐突に小２娘。
　「なに？」
　「タイムファイアーになるブレスのこと」タックはそうさせたかったのかもしれないね。
　「レッドが二人になっちゃったんだよね？」５歳せがれもしっかり前週の内容を把握している。
　「あれはタイムファイアーだよ」小２娘は言葉尻に厳しい。

　そして先週までの続き。
　「Ｖコマンダーはもらっておくぜ」港でタムレン５人と対面するナオト。
　「これでシティガーディアンズもタムレンと同じ装備ができる」
　「おやおや、私物化するんじゃなくって隊に持ち帰ろうとするなんて、仕事熱心なやつかもしれな
い」しかし掲示板では彼はとても評判が悪い。
　立ち去るナオト。
　「圧縮冷凍した囚人は置いていってくれたね」我々家族としてはこれが一番の気がかりだったが、
倒した後の囚人には、彼は興味がないようだ。

　ロンダーズ。
　「失敗したじゃあねえか！」ドルネロは怒っている、ギエンの逸脱行為を。
　「まだブイレックスはだれのものでもない」いいわけギエン。
　「違うよね！もうナオトのものになってしまったんだよね！！」勝ち誇ったように５歳せがれ。

　シティガーディアンズ本部。
　「あと４人か」タツヤパパにＶコマンダーを確保したことを報告するナオト。
　「おやおや、仕事に忠実なのか？それともパパを利用しようとしているのか？」

　ＴＲ社。
　なぜファイアー、ブイレックスについてデータがないのか？５人はタツヤにそっくりな３０世紀の
リュウヤ隊長の思惑がはかりしれない。

　ロンダーズ囚人＝密猟者マスターハンターは地下でブイレックスに遭遇。

　シティガーディアンズ本部。
　「あまり御曹司の特権を乱用してほしくない」顔パスで社内に入ってきたタツヤに釘をさすナオト。
　「腕づくでとってみろ、明日からはおれが正規のタイムレンジャーかもしれないからな」意味深な
ことを言い出すナオト。

　ＴＲ社。
　パパ来社。
　「タツヤは関係ない、責任者と話したい」タツヤの留守を告げるユウリに向かって。
　「リーダーはおれ」とドモン。
　いぶかしむシオンにむかって
　「誰でもいいのよ」とユウリ。
　「そう、でもああいうタイプの偉いさんって女性の管理職を認めたがらないかも」とドモンが窓口
になったのは正解かもと思うわたし。
　パパは４人のヘッドハンティングにきた。

　「ねえ、これ食べてもいい？」５歳せがれはテーブルの上の夕張メロンキャラメルに手を伸ばす。
　「このナオト君は吹き替え？」遠景で戦うタツヤとナオトは本人だろうか？と心配するかみさん。
タツヤはこの間、ボチボチのアクションならスーツアクターに混じって堂々と殺陣ができることを証
明している。
　巨大なバックはいらないタツヤ、大きな力がほしいナオトの相克。
　「両方とも血が出てる！」心配する小２娘。
　「タイムファイアー！！！」ナオト。
　「クロノチェンジャー！！！」タツヤ。二人は装着変身。
　「どうしてレッド同士で戦わなくっちゃいけないの？」そう、このシチュエーションは５歳向きで
はない。

　目覚めたのはブイレックス。
　「アジトまでちゃんとついてこいよ」とマスターハンター。
　「今だ！タムレンもシティガーディアンズも警察も、みんなでロンダーズのアジトをさがすんだ」
と思ったらレックス暴走、ロンダーズ一網打尽のチャンスだったのに」そしたら番組が終わってしま
う。
　「先に変身したのはファイアー、ナオトの方だよ！！」興奮しきりの５歳せがれ。
　二人とも倒れた。
　「バコーーーーン！！だって！」
　「二人とも疲れ切っているんだよ」小２娘は口からの血が脅威だったらしい。
　「二人ともそんなことしている場合じゃないと思うけど？」冷静に口をはさむかみさん。
　「分かってないんだよ、レックスが出てきてたいへんだってこと」そう君のいう通り。
　「パオーーーーン！！」レックス登場。
　「おれは絶対ブイレックスを手に入れる、力を手に入れるためにな」ナオト。

　ＣＭ。
　「ねえ、これ食べていい？」小２娘はＣＭになったらようやく夕張メロンキャラメルに手を伸ばし
た。

　ブイレックス１３８００円が走る。
　シティガーディアンズ出動。
　「こわす、こわす、ブイレックスが、そんなにこわしちゃってあんた」かみさん。
　「いいんだよ、悪者なんだから」小２娘。
　「でもさ、いいものになるんだよね？」５歳せがれの愛読書はテレビくん。
　ファイアーとレッド。
　かけよる４人。
　しかし４人はファイアーの横を駆け抜け、レッド＝タツヤの元へ。
　「でかい組織はこりごりなんだ」ドモン。
　「安心しろ、ブイレックスはおれが押さえる」ナオト、必死の勧誘。
　「できればな」アヤセは渋い。
　「今回怪人の影が薄いなあ」こらこら、タムレンの場合囚人だろ！かみさん。
　「今日はシャドーの登場シーンがていねいだね？売り出しプッシュかね？」
　「いつもそうだよ」小２娘はかみさんにあらがう。
　「いや、シャドーは突然くるじゃん」
　「そう、最初はちゃんと全部見せていたんだよね」そう、その最初の頃のことをお母さんは言って
いるんだよ。
　「敬老の日が近いからだね」いかん、これはいつもならかみさんがいうセリフだ。

　「タイムレンジャーおのれ！！」
　「ほら、タイムレンジャーに会う前から巨大化した、こんなの初めてのパターンじゃない？やっぱ
りこの怪人、大切に書いてもらっていないね？」だから囚人だってば。
　マスターハンターはバーチャルネットを出した。
　「割れちゃう！割れちゃう」小２娘。
　「こわれちゃった」５歳せがれ。
　英語のナビ、ナオトはいちいち理解する。
　シャドーアルファは苦戦。
　「ＹＯＵ　ＣＡＮ　ＣＯＮＴＲＯＬＥ　ＩＴ！」ナビ。
　ついにブイレックスはタイムファイアー＝ナオトの管理下に入った。
　「それでナオトはブイレックスをだれと戦わせたいわけ？」そう、これは全国のみなさんが知りた
い部分だよ！！
　「あら？怪人と戦わせるんだねえ」だから囚人だってば。
　「まったくナオトは仕事熱心だねえ、ブイレックスを手に入れて、悪の帝王になるってわけじゃあ
ないんだね」感心するわたしは根っからのなまけものである。
　「ボイスフォーメーション、ブイレックスロボ！」
　「ブイレックスロボ？どこに乗るんだろうねえ？」
　「リボルバーミサイル、マックスブリザード」
　「これでナオトがタイムファイアーになって怪人を倒してくれるんなら、問題ないじゃん！？」急
に脳天気にかみさん。

　３０世紀。
　「動いている、確かに」リュウヤ隊長独白。

　２０世紀。
　「ナオト、それがおまえのほしがっていた力なのか？」タツヤ。

　シティガーディアンズ。
　「ブイレックスを手に入れました」ナオト。
　「滝沢ナオト、今日付けでシティガーディアンズの隊長を命ずる」パパ。
　「そうきたか？出世主義者だったのかなあ？」もっと徹底的な帝王になりたいんじゃないのかな？　
隊長で満足したら小市民過ぎるかも。

　ＴＲ社。
　「シティ・・ことわってよかったのか」タツヤ。
　「おまえにまかせておけるか？」ドモン。
　「おれは今の仕事が気に入っている」アヤセ。
　「ＴＲ社はあなただけのものじゃないでしょ？」ユウリ。
　「リーダーも決まりましたしね」シオン。
　「大いに意義がある」タック。

　ＣＭ。
　「完全自動変形？１３８００円もするわけだな、これ親が買いたくなっちゃいそう！」かみさんは
物欲女王。
　「こらよけいなことを言うな」さすがに物欲魔王のわたしも止めに入る。
　「ぼく、ほしい！」さっそく５歳せがれ。
　「ほら、もう、説得はおまえがしろよ」いや、物欲女王はタッグで財布の紐をゆるめるつもりかも
しれない。