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　「シオンっていう子が出ているんだよ、いい子だよ」今週はお盆期間なのでかみさんの知り合いの
シオンちゃん、リオンちゃんの母といっしょにタムレン視聴。
　「そうなんだってね、だんなが言ってた」女の子の母はあまり戦隊はみないのかもしれない。

　先週の概要を知らせるナレーション。
　「タムレンのコピーって、まったく同じように作ってあるのかな？」とかみさん。
　「いや、予備のスーツを使っているだろう」そういえば先日の後楽園野劇ショーでは各人スーツか
ら汗が噴いていた。２回公演の時の２回目は乾かして着るのかな？３回公演用に３着くらいキープし
てあるのかな？

　ゲンブゾーンでの戦い。
　真タムレンとコピータムレンの双方の攻撃でゲンブゾーンに亀裂が入る。
　「今の衝撃で時空に割れ目ができたのよ」
　「ユウリのカツゼツは今週も快調だね、いつもの調子だってこと」ユウリのカツゼツが冴えるとか
みさんは元気がなくなる。
　かろうじてタツヤ＝タイムレッドとユウリ＝タイムピンクの２人だけが脱出に成功する。
　「だれとだれが逃げたの？」と小２娘。
　「レッドとピンクだよ、黄色い光が足してあると色が分からないね？」そうかもね。

　ロンダーズの森。
　勝利を祝って乾杯する幹部たち。
　「あー！！！」ドルネロが自らの口の中にワインを流し込んだので驚いたかみさん。きっとあとで
着ぐるみを拭いて片づける人のことを考えているんだろう、主婦らしいね。

　ＴＲ社。
　ゲンブ空間ではゲンブが圧倒的に有利となる。
　「アヤセたちは？」残してきた仲間を気づかう。
　「アヤセたちが持ちこたえてくれるのを信じるしかないってわけ？」
　この一連のセリフの中で「仲間を信頼する」ことが強調されていると感じる人もいるだろうけど、
タツヤ、ユウリが抜けた３人のことを一貫して「アヤセたち」と呼ぶことに、戦隊シリーズ独特の序
列を感じる人もいるのかな？「ドモンたち」でも「シオンたち」でもいいように思うけど。

　ゲンブゾーンの３人。頭上を魚が泳ぐパラレルワールドとなっている。
　「お！ここあれじゃん？葛西臨海公園だよね？」かみさんは前から行きたくって、まだ葛西行きを
果たしていない。
　「葛西だっけ？」最近、夫婦ゲンカしたばかりなので、やんわりと指摘するわたし。
　「シーパラか！！シーパラはよく撮影に使っているもんね」そうみんなが知っているカブタックの
エンディングのことだね。シリーズが違うけど。でもシーパラを海のこっち側から見る高台からの撮
影も確かにあるな。

　ＴＲ社。
　タックによるとゲンブゾーンのあっちとこっちから絶妙の同時攻撃をしかけないと３人の救出は不
可能だという。
　タツヤとのコンビを飲むユウリ。

　ゲンブゾーンの中では逃げる３人、タツヤとユウリの仲を心配しながら救出を待っている。

　作戦現場。
　「あのＰＣなに？」以前にメガレンジャーの仲で我が愛機リブレットが使われているのを知ってい
るかみさんは画面にＰＣが登場するとチェックを入れる。
　「ダイナブックだね」戦隊シリーズは東芝を利用する理由があるんだろうか？そういえばメガレン
ジャーではわたしが現役で使っていたリブレットをにぎったままメガブルーが海に飛び込んでいった
なあ？もったいない。

　「つらいことがあるとふざけてごまかすんだって？」タツヤの明るさの中にある悩みに気づいたユ
ウリ。
　「ないないないないバー！だって！！！！」回想シーンの中のタツヤのおとぼけに過剰に反応する
５歳せがれ。彼はまだこういう突発的な部分を愛するのだ。
　ユウリの指摘に作戦準備の手が止まるタツヤ。
　「速くアサルトベクター作らないと！」タツヤとユウリの緊迫した心のぶつけ合いを「端折れ」と
叫ぶ彼はまだストーリー展開についていっていない。
　「タツヤ、馬跳びしようか！」誘っておきながらユウリは膝を抱え込み、悩み、今日のユウリは自
分の不安を隠さない。
　「ユウリのさあ、写真集出てるんだぜ」
　「どうして！」
　「どうしてって言われてもねえ」かみさんの反応に困惑のわたし。これでは実は今日の昼間、家族
をほったらかして本屋を３軒回って探していた、なんて本当のことは言えない。
　ユウリの回想シーン、彼女は戦闘服に身を包んで帰還してきた。
　「ユウリも宇宙人だったんだね？」なんだ？５歳せがれの反応。あまりにいかつい戦闘服だったの
でドルネロに近いと思ったのだろうか？
　無人の自宅に帰るつらさ、天涯孤独の我が身の苦悩を話すユウリ。
　「お帰り」とユウリの帰宅を抱いてねぎらってくれる家族はいない。
　馬跳びをせがんだ妹はいない。あの時もっともっと優しく応じてやればよかったと・・・。
　ユウリの方に手をかけようとするタツヤの手はなぜか聞き手ではなく、左手。つまりクロノチェン
ジャーがアップになっており、お約束通り、もうすぐ手が届く直前にタックからの指令が入る。
　「絶対に間に合わせるから」ユウリからタツヤへ。
　「おれも絶対はずさない」タツヤからユウリへ。

　ＣＭ。

　シオンたちはゲンブにみつかった、ピンチ。
　３人は装着変身。５対３の戦い。
　「それじゃあユウリはだれと戦うんだろう？」シオンたちが５人を引きつけているのでいらぬ心配
をする小２娘。
　しかし心配の通りに攻撃の準備が整おうとする時にユウリはコピーピンクに襲われる。
　約束の時間は迫る、画面上ではカウントダウンが。
　そして「まさか！？」と思うような体勢のままでユウリの射撃はタツヤと合致した。
　ゲンブゾーンは消滅した。
　「わたしの偉大さを思い知らせてやる」ゲンブいきない巨大化。
　「なんで急にロボが出るんだ！？」小２娘もこの展開は解せなかったらしい。
　「仕方ないんだよ、時間の関係よ」というかみさんの答えも子らが納得するとは思えないが。

　タイムロボアルファに対するのはコピーアルファ。
　そこでチェンジフォーメーション。
　「でもベータもコピーされたら？」５歳せがれのコメントも的をつくようになってきたぞ！！
　「こいつもコピーしてやる」ゲンブの新たな行動が開始される直前タイムシャドーがやってきた。
　「うわー、シャドーベータ出るよ！！」そう、５歳せがれの頭脳は回転を始めた。
　「フライヤーマグナム出力全開」
　「ああ、今回もロンダーズ囚人でないものは最大出力で一気に微塵にするのね」人権擁護にたけて
いる番組なのかもしれない。
　「ワー、ポだって、タイムシャドーがシャドーベータになるとき、足がワー、ポって言うんだよ、
聞いてて」確かにそう聞こえる。５歳児はこんな擬音が聞こえるとご機嫌になるんだなあ。

　ロンダーズの森。
　ビルのオーナーから賄賂が届くようになり、ドルネロはご機嫌。リラは買い物に出かける。ギエン
はよくわからないらしい。

　ＴＲ社。
　４人より先に帰るタツヤ。手料理を作って待っていたらしい。
　「お帰り」と言ってシオンからドモンを抱きしめるタツヤ。
　そしてユウリも。
　「キャ！」と小さく一声残して隣室に逃げていった小２娘。彼女にはすっかりラブシーンに見える
のだ。
　ユウリはタツヤを思いっきりひっぱたく。しかし内心は違いそうだ。
　「あれれ、いいねえ、この表情」しかし、かみさんからの応答はない。
　「みんな馬跳びやろうぜ」とタツヤ。
　「やります」間髪入れず同意するシオン。
　「やっぱりシオンって・・・」シオンの仲間を思いやるんだか、常に楽観的なんだか、とにかく間
髪を入れなかった部分にさらに惚れ込んでしまったらしいかみさんはユウリの微妙な表情の演技を見
逃してしまった。
　「ユウリったら照れていたかも。あの時仲直りしておけばよかったのに・・・」小２娘は２人がま
だケンカ中だと思って心配している。