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　「ねえ、お母さん、あのー・・・・・・」
　「ぼく、トイレに行きたーい！」タムレン視聴の準備は全て整ったが、しかし５歳せがれはおしっ
こをがまんしていた。
　「じゃあ、速く行っておいでね」かみさんは淡々と言っている。
　「ドゥバババババババ！！！！！」オープニングの迫力に５歳せがれもシャドウと一緒に戦いに入
ってしまった。
　「タイムレンジャーったら、いっぱい壊しているんだよね」オープニングから小２娘が感じたのは
こんなことだった。

　緊迫の場面。
　「特殊攻撃でみなさんの心拍数が上がるかもしれません」シオンの新武器開発。
　「あれ？パーマかけた？」とかみさん。わたしもシオンの雰囲気が違ったような気がする。
　タツヤ１人アヤセが心臓に不安を抱えていることを知っている。
　「かっこいい！」急に小２娘。
　「なんじゃい？」メモを取りながらのわたしは見逃しも多い。
　「見てて！巻き戻しだよ！ずっと見てて！！」５歳せがれも置きに目下。
　シオンがゴーグルをかけるＣＧが気に入り繰り返し見る家族。
　４人は装着変身。
　アヤセの心臓を気づかうあまりチームプレーを崩すタツヤ。人質介抱シュミレーションはタムレン
の失敗に終わった。しかしタツヤの真意が分からないユウリはタツヤを攻める責めるせめるセメル。
ついにタツヤも
　「これだけ一緒にいてユウリの本音が分かんないよ。いっつも完璧だから・・・」
　「違う違う違う！ちっとも完璧じゃないじゃん！料理も下手だし、アイロンがけも下手、すっかり
ズッコケじゃん！」そしてひざ下Ｏ脚なんだろう？久しぶりにかみさんはユウリをケチョンケチョン
にした。
　ナーバスになったユウリはみんなを避け、自室でデータ分析をするという。
　「ユウリは自室があるんだよね、いいね、こんな時」我が家にも子ども部屋はあっても夫婦の個室
はない。作っておけばよかった、夢の書斎。
　「かわいそーだね、えーと、レッド」小２娘はタツヤというなをど忘れした。
　「それはタツヤでしょ！！」おやおや今週は５歳せがれはストーリーについてきているんだね？姉
のど忘れのフォロウをした。

　ロンダーズ。
　「わたしほど優秀な科学者はね・・・」四の五の言っているのは狂気の科学者ゲンブ。
　「ちょっと待って」今のがゲンブだか、ゲンプだか聞き取れなくって、巻き戻してもらったけれど、
結局どっちか分からなくってなんども巻き戻してしまった。

　ＴＲ社はりっぱな家の引っ越しを引き受けた。そしたらそこはタツヤのママの実家、おじいちゃん
の家だった。
　「ドモン、ほうきは畳の目に沿って・・・」てきぱきと適切な指示を出すユウリ。
　「あれ？ユウリは家事全般だめだったはずでは？脚本家によって設定がブレたっていうわけか？」
今週のかみさんは特にユウリに厳しい。
　「ユウリは料理できないもんねー」今週の５歳せがれは特にストーリーについてきている。しかし
彼は今まで見ていないようで、しっかり各キャラ設定を細かに覚えているんだね？

　ロンダーズ。
　ゲンブゾーンでリゾート気分のドルネロ。

　ＣＭ

　「ぼく向こうの部屋で見たい！！」おやおや今週はよく見ていると思ったのにこの５歳せがれめ。
　ジジとタツヤの空手のけいこ。
　ママはユウリに話しかける。ユウリはすっかりうろたえてしまった。
　「そうか、母ちゃんの実家も金持ちで、金持ちが金持ちのとこへ嫁にいったのか？うちとはえらく
違うな！！」そうだね、違うよ。
　いじめられっこだったタツヤを空手を通じて鍛錬したのがこのじいさんだった。
　２人は組み手。
　「あ！水着の女性」タツヤの誘いに乗って隙ができ、ジジはやられた。
　「うははははははは」５歳せがれ、大受け。
　「あの子は１人で背負い込んでしまうの」タツヤママからタツヤの生育歴を聞かされ、何思うか？
タツヤの不審な行動の意味を見いだせるのか？
　「もういっぱい、ウーロン茶おかわり！」うちの子はジュースよりウーロン茶がなかなか好きであ
る。
　「ボクも飲む、ボクも」５歳でもウーロン茶が好きである。
　「ボブも飲ブ、ボブボ飲ブ、ボブボノブ、ボボボボボボ」勢いよくウーロン茶を飲む内に舌がすべ
って燃え始めてしまったせがれ。

　ロンダーズ出現。
　ユウリにタツヤを取りなすみんな。
　「ユウリがリーダーっていうのがズバッと書かれているね」おや？きみは今週の脚本がきらいだっ
たのではないの？かみさんは急に変節した。
　出動したタムレン。
　残るジジママ。
　「タツヤ的にはＯＫかな？友だちもいるし」そう！？

　「みんな時計あわせ」
　「いいのか？クロノチェンジャー！そんなくらいの精度で！」いかん、タムレン私設ファンサイト
管理人としては常に暖かい目で見なくっては。

　「インパクトノイズで亜空間に」今我が家では宇宙刑事ギャバンのブームが起こっている。
　「ゲンブゾーン！！」
　「よくあったよね！？こんなシーンが、ビーファイターかな？」とかみさん。
　「ギャバンだよ、ギャバン！！」ビーファイターでもよかったのだが、わたしはギャバンを思い出
すようでないと許さなかった。
　「マクー空間か？」なんだかみさん、知っているんじゃないか？
　そしてゲンブゾーンで戦う相手はタムレン自身。
　「今週はロボなしかい？それにしてもそっくりだからだれがどうなっているんだか？分からないじ
ゃん！？」ロボが出れば出たで、出なければ出ないで、文句を言い出すかみさん。
　「勝っているのがにせものでしょう？にせものは強いから」ふうん、５歳児の言葉に感心してしま
った。そうか、こういう時にせものは強いのか？
　「このままじゃみんなが危ない」小２娘は声を大にしてタムレンを応援している。
　「あー、また続くよ」５歳せがれはグランドライナー登場の巻が大好きで、繰り返し見ている。あ
れは続き物だったが、日本中のよい子たちは「また続きだ」とは思わないと思う、きみだけだよ。