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　「このスーツが嫌いだ」オープニングを見ながらデジタル下着に文句をつけるかみさん。今週もか
みさんの咆吼で幕を開けた。
　「この頃変わっちゃったよね？」スーツと聞いてユウリの皮のスーツの話題だと思った小２娘。
　「袖無しもでなくなっちゃったよね？」ＴＲ社の青いユニフォームのことを話題にしているらしい。

　ロンダーズ。
　メロドラマを見て泣くドル。それを好ましそうに見ているリラ。
　「この場面、お父さん向けかね？」とかみさん。
　「馬鹿を言うんじゃないよ、白黒のドラマなんて。これは孫と一緒にタムレンを見ているおばあち
ゃんたちのために挿入されたんだよ」かみさんはわたしと３歳しか違わないのに、急に若ぶった。
　エネルギー窃盗犯ウーゴ登場。

　ＴＲ社。
　「おー！？」ＴＲ社に似つかわしくない札束におどろくわたし。
　「どうしたの？それ？」ブラウン管の中でも驚く。
　タツヤが持ってきたイベントの手数料だった。
　「ねえ！夏休みにコウラクユウエンチに行かなくっちゃね！？」５歳せがれはまだ「後楽園遊園地」
と言えない。

　イベント会場。
　１人浮くように張り切るタツヤ。
　「ぼくは好きですよ、こういうの。みんなで力を合わせてがんばりましょうよ」
　「シオン、おまえっていいやつだなあ」これは第何話目の時にタツヤが行ったセリフだったか？今
日はわたしが代わりに言ってあげよう。
　停電。
　「もしかしてロンダーズ？」
　「しゅりゃびゅてみましょう」
　「うん？」調べてみましょう、と言えなかったユウリのことをまた今回も聞き逃したかみさん。わ
たしばかりいぶかしがると、まるでわたしの方こそユウリのカツゼツを気にしているみたいじゃない
か？

　調査に向かうタツヤ。
　「ビーリビリビリー・・・」ウーゴの声。
　「この声、だれだ？」
　「いかにもギャグですっていう声だよね？」夫婦で一致した。
　「そいつはマーシャル星人だ、気をつけろ」とタック。
　タイムレッド＝タツヤの攻撃をきっかけに誘爆するウーゴ。会場はメチャメチャ。クロノチェンジ
ャーとともにタツヤは重傷を負った。

　病院。
　カッパ頭のドモン。
　「心配はないでしょうが、今日は・・・・」
　「すごい、この看護婦」かみさんはなにがすごいのか、あえて言わないが、わたしには伝わった。
今週はよく夫婦で意気投合する。
　「どうしてウーゴは電気が好きなんだろうねえ？」今週も５歳せがれはストーリー部分に反応した。
　「マーシャル星人だからだよ」答えになっていないが、自信満々に答える小２娘にだれも言い返さ
なかった。

　アヤセとドモンはイベント会場に。
　ユウリは残る。
　シオンは心に期す物があってＴＲ社にもどった。

　依頼主がユウリにのうち明けたところ、かれ山下社長はタツヤの父に恩義を受けたらしい。
　「おれはアサミグループの手の中でうかれていたのか？」

　「とにかく今はウーゴをつかまえることが先決よ！」とユウリ。
　「センケチュ、だって！センケチュ、ねえねえ、今ユウリは「センケチュ」って言ったよね！」す
ごくうれしそうなかみさん。わたしもきみがユウリのカツゼツについて週に１回はつっこんでくれな
くっちゃヒールがベビーフェースになったみたいでさみしいよ。
　
　ウーゴが停電を呼び、闇に乗じておお稼ぎのロンダーズ。ドルとリラはギエンを大ほめ。

　「足は細いんだよね、ユウリは。細いんだけど形が悪いんだよ」とかみさん。でもきみのように太
いんじゃ形がいいんだか、悪いんだか、分からないよ。あんたの負けだと思うが。

　イベント会場で悔恨のタツヤ。
　「今週はタツヤの巻だね」しみじみとしたタツヤを見ながらしみじみとかみさん。
　「この前はユウリの巻だったんだよね。ユウリがお化粧してたんだよね？」とはまとめに入る小２
娘。
　「目玉が飛び出て、頭が跳ねて、鼻血が出ちゃったんだよね？」５歳せがれが先週のストーリーを
振り返った。

　タツヤに向かって依頼人山下社長がコンコンと話す、諭す。
　「だれだ、おめえは？どうしてそんなにえらそうに言うんだよ？」まあ！お下品な！？どうしちゃ
ったんだろう？ヒールに徹する覚悟ができたんだろうか？かみさん。君は全国３００人（主催者推定）
の訪問者を的に回すつもりなんだろうか？この感動の場面にチャチャを入れるなんて。

　３タムがウーゴをくい止めに入る。
　「グリーンがいないってことはシオンがなにかともって来るってことだね？」それはそうでしょ？
だからＴＲ社にこもってがんばっているんだから。
　「シオンってキャラが立っているね？」それはそうだけど、きみはシオンのことを悪く言ったこと
はないね？

　タツヤ原チャリを使ってタツヤ必死の陽動作戦。
　タツヤの息の根を止めようとギエンの指のマシンガンが向けられる。
　タイムグリーン、タイムフライヤーに乗って登場。タツヤにクロノチェンジャーを渡す。
　「そっか！なんで生身で立ち向かうのかと思ったら変身できなかったんだね？」そうだね。
　「さっきの爆発でこわれちゃったんだよ。黒いところがなくなっちゃったんだよ」はい、ご名答。
小２娘がかみさんを諭している。
　「また出たぞ、いろんなおもちゃがなあ」そう、新武器、新ロボが出るたび親は嘆くよなあ。
　「既存の武器やロボに追加するところが親泣かせなんだよなあ。最初から１年間買い続けても、と
うとう１年間完結しないんだよなあ」本当にそう思う。
　「ギエンとシオンには対立の図式ができるんだろうか？」急にかみさんが言う。
　「だってどっちが頭良いか、競争できそうだよね」これは６角関係と一緒で訪問者の賛同は得られ
ないんじゃないだろうか？
　「あせるトベクター」こらこらアサルトベクターだって。５歳せがれは聞こえたまま覚えてしまう。
　「すげー！！アサルトベクターって手下を消してるよ」かれは本当はロボの他に武器シリーズも買
ってほしいのだ。
　「あれ？色がない！？ねー、巻き戻して、色がなくなるところがみたい」小２娘はそうやってタム
レンを見るようになってしまった。
　「ドッカン！ドッカン！！」かと思うと熱中もしている。

　ウーゴ巨大化。
　「タイムロボ！」テレビに合わせて叫ぶ小２娘。
　「アルファ」しかしテレビではベータが出てきたのを怒っている。
　「日食だ、今日は合体しないんかね？」照れ隠しにシャドーに話題を向ける娘。
　「今日はベータと合体するんだよ」５歳せがれの目が輝きだした。

　「なるほど、アースをつけたんですね」高圧鉄塔の電線を向いてウーゴにまきつけたタツヤ。
　「だってあんなことしたらさ・・・」事件解決後にライフラインが寸断されるよ、と言いたいわた
し。
　「タムレンはよく街を壊すけど、これなんてベータがワザとこわしているんだよ！いいんかいね？」

　そしてプレッシャーキャノンでタイムアップ。
　イベントは無事行われ、５人は浴衣姿で参加。
　「シオンの浴衣姿って中性的だよね？」無理矢理そういう落ちに持って行きたがったかみさんだっ
た。