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　「あれ、なに？」巻頭の　ｇｏ　ｏｖｅｒ　ｔｉｍｅ　＆　ｓｐａｃｅ　という字を見とがめる小
２娘。それはもう前からあったよ、と話すが、親の態度を見て分析的な視聴の構えを強くしていく。
もうそろそろ彼女は虚心では戦隊ものがみられなくなってしまったのかもしれない。

　ＴＲ社。
　人捜しの依頼。捜索対象者が美人だと聞くと顔をつっこむのはドモン。
　「この人にお金貸したりしていませんか？」アヤセは冷静。
　つるかめお見合いセンターがあやしい。
　「あれってリオンちゃん、シオンちゃんに似てる」画面に赤ちゃんが出てきたら５歳せがれは知り
合いの双子の名を出して喜ぶ。彼にとってはすべての赤ちゃんはリオンちゃん、シオンちゃんである。

　「どんな事件でも引き受けるのがＴＲ社のモットーよ」とユウリ。
　「カツゼツ悪いね、冒頭から」ユウリのセリフ回しがこけた日はかみさんは機嫌がいい。彼女の心
の中のユウリはいつまでもカツゼツが回らない女の子であってほしいらしい。

　依頼人宅。
　「すごい料理ですね」ユウリは父子家庭である依頼人の家政婦役も引き受けたらしい。
　「わたし料理作ったことないから・・・」謙遜するユウリ。
　「やっぱりそうなるんだんべえ」つい地の言葉が出てしまったわたし。
　「なにが？」突然のわたしの叫びにいぶかしがるかみさん。
　「まずいんだよ、きっと」物語は視聴者の期待を裏切らない展開を見せる。
　「外で食事してきたものですから」依頼人ののどを通らないユウリの料理。
　「うはははははははは！！！！！」笑い出す５歳せがれ。なんと今週の彼はストーリー部分を見て
乗っている。成長かな？

　くだんの女性とお見合いをするタツヤ。名は「ヒロスエキョウコ」
　骨抜きになって返ってきたタツヤ。
　そして今度はドモンが挑戦する。
　「これもやっぱりそうなるんだんべえ」またも地の言葉が口をついてしまうわたし。
　「今回もおふざけかい？」かみさんの期待に添ってドモンもメロメロ。

　依頼人宅。ユウリは家政婦としてアイロンをかけている。
　「で、やっぱりそうなるんだんべえ」今度はかみさんから地の言葉が出た。
　そして期待通りユウリはシャツをこがしてしまう。
　「あんなにきれいに穴は空かないんだけどね」こらこら、それがお約束ってもんだろ。

　ロンダーズ。
　リラのやり口をいぶかしむドルネロとギエン。
　「まあつりみたいなものね」今週は女の先方であった。

　今度はバーでドモンが見合い。キャッチされてしまった。
　「で、おまえたちも金貸したの？」冷静なアヤセ。しかし２人の持ち金ははした金だ。
　「女は車みたいな物、操られるんじゃなく、あやつるもんだ」
　「アヤセったら、バリバリのキザなセリフだね」

 　ヒロスエ嬢にのろけるタツヤとドモンから女の魅力がないとコケにされにらむユウリ。
　「うん、ユウリさんに１票！」コーテーションマークだけならただだから、いっぱいつけてあげよ
う。
　「うん、うん、ユウリさんに１票！！！！！！！」
　「ねえ、こっちを向いてよ、このアイスをふたに移してもいいの？ねえ！？ねえ！！こっちを向い
てよ！！！」やはりストーリー部分では遊び始めてしまう５歳せがれ。成長してはいなかった。解け
てきたかき氷アイスで水遊びを始めてしまった。

　アヤセには素っ気ない態度で見合い会場を後にするヒロスエ嬢。ユウリがつける。
　「あなたには女としての魅力がないってこと」ユウリのプライドは粉々。空から
　不細工
　の文字が落ちてきて、カラスの糞もおちてきた。
　「えーーん」と泣いて帰るユウリ。
　「うははははははははははは！！！！！」またもストーリー部分で笑い出す５歳せがれ。果たして
彼の成長は認定されるのだろうか？
　「どうしちゃったんだろう？ユウリは固すぎるっていう手紙でも殺到したのかねえ？今ミクレベル
まで落ちていったよ」カーレンＶＳメガレンの中でケーキをお願いしてひんしゅくを買っていたメガ
ピンクを思い出したらしいかみさん。
　「いいの、どんなに落ちてもユウリはかわいいから」ドンと構えて落ち着いているわたし。
　「そうだよね、どんなに冷静に考えてもユウリの方があの女よりかわいいよね」結局夫婦ともユウ
リが気に入っているのだった。

　エステでユウリ、鍛えているユウリ。
　「どこからこんな金が出てくるんだ！！」急にユウリを批判する側に回るかみさん。本当に彼女は
ユウリの味方なんだろうか？

　呼び出されたドモン、タツヤ。
　「おれを振った女はおまえが初めてだぜ」アヤセも参戦。
　「そうきたんだ、あやせの場合」脚本の妙に感心するかみさん。まあ、これもお約束って言えばお
約束の範疇だけどね。
　そこへユウリ登場、
　「女の本当の魅力を教えてあげるわ」
　「かわいいけどね、でも今後ろから撮ったシーン、ユウリの足ったらひざ下Ｏ脚だったよ。あんな
にかわいいけど惜しむらくはＯ脚だってことだよね。最初から言っているけど」そう、彼女は前々か
らユウリのＯ脚を指摘していた。言われたくないよね！ウェストがないやつには・・・。
　ボディコンのユウリ。
　男たちの髪は爆発し目玉は飛び出し、ユウリに忠誠を誓ってしまう。
　結婚詐欺師バーベラへ変身。
　「みんな行くわよ」
　「それは無理があるよ！」ボディコンスーツを脱ぎ捨てるといつものデジタル下着が表れた。かみ
さんはあの装着変身前のデジタル下着が妙にきらいだ。体の線がぴったりあらわれる服に嫌悪感を感
じるらしい。
　「みなさん、女にうつつを抜かしたことを反省してください」シオンは今週も冷静。
　「こんなところにもシオンはまだ子どもっていう設定の徹底が決定しているんだね。
　「ところでよ、男ども３人が３人してユウリにほれちまったら、きみの提唱している６角関係はど
うなるんだ？」かみさんの持論タムレン６角関係節の最大のピンチを迎えた。

　バーベラ巨大化。
　「どうして今日はゲルタじゃないの？」字を読めない５歳せがれは耳から聞き覚えた言葉をつかう。
　「ほらほら、デルタフォーメーション出たじゃん」小２娘が弟の気を高めてくれる。
　「今日はシャドーの発売日だから、シャドーとの合体ははずせないよね？」きみもそのおもちゃ戦
略の解説、毎回はずせないよね？
　ほら！５歳せがれは瞬きを忘れて見入っている。
　「タイムアップ」とユウリ。
　「変だね、ユウリが頭曲げながらタイムアップって言った」小２娘はタイムピンクの女らしい仕草
が加わっているところを見逃さなかった。

　依頼人の心の傷をいやすため、バーベラ地球人バージョンの服装で手紙を置いていくユウリ。
　こけた。
　「うはははははははははははははは！」瞬発的なギャグにはついていけるようになった５歳せがれ。
今週３回目のストーリー部分での大笑いだった。
　「あー、おもしろかった」