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　「ねえ、リラはそっち方面の人じゃないの？」なんだいそっちっていうのは？急な質問をする、か
みさん。
　「そっちの人にしては露出が少ないだろう？」実は「そっち」の意味は分かっていたわたし。しか
し失礼な女だ、ＡＶ関係のことをわたしを指さして「そっち」とは。
　「ねえ、タムレンには５５５の一番えらい人みたいなのは出てこないの？」どうやらタムレンには
博士がいないといいたいらしい小２娘。
　「あの人はタックみたいなもんかな？」モンドパパの名前が思い出せないらしい。
　「でもタックはミントか？」なぜかこいつはアナライズロボの名前は覚えている。

　ロンダーズの３人はけだるい。もう寝ようとドルレロを誘うリラ。
　「子ども番組だからそうなんだろうけど、この場面、意味深だぞ」と言ってしまうと、かみさん言
うところの「そっち方面の男」に成り下がってしまうので、家族には言わないでおこう、とわたし。　

　テロリスト、サンドーラが解凍される。

　一方ＴＲ社ではりっぱな固まり肉をもって息抜きのバーベキューパーティの準備が行われている。
　「どこにそんな肉を買う金があるんだ！この車はどうしたんだ！レンタカーか？買ったのか？」
どうしたんだろう？かみさんの矢継ぎ早の発言。彼女は最近ＴＲ社の経理に興味があるらしい。

　タツヤアップ！
　「太った？」とわたし。タツヤの顔つきが丸まると見えたのだが、かみさんはそっけない。彼女の
視界の中にはタツヤはいないらしい。

　余暇に出かける直前のアヤセ、体調不良にも関わらず小銭商いの運転代行に出かけていく。
　「こいつら固い商いしているなあ」こういう真摯な態度が固まり肉を手に入れられるんだよ、と思
うわたしの方がかみさんよりタムレンに好意的だ。

　アヤセの車の移送先を襲うロンダーズ、サンドーラ。占拠した研究所を警邏して回るゼニット。
　「これ太股の前の筋肉が痛くなりそうだよね！大臀筋じゃなくって、上腕二頭筋じゃなくってなん
だろうね？それにしてもゼニットの中身もみんなＪＡＣのみなさんなのかなあ？」かみさんはタツヤ
には興味はないが、ゼニットの中身の方々の身を案じているのはどういうわけだ。

　「いきましょう」アヤセからの連絡を受けて出動するユウリ。
　「待て！待て！あれれ？」タツヤに興味なく、ゼニットに心惹かれるかみさんは、このユウリのセ
リフも聞き流したぞ！ロンダーズに魂を売るつもりか？うちのかみさん！！ユウリのカツゼツの悪さ
をいちいちチェックしていたころのタムレンシンパだった時の気持ちを思い出せ！
　「待て！待て！肉がくさるぞ！もったいない」しかしかみさんはＴＲ社の経理には興味が残ってい
る。

　サンドーラアップ！
　「サンドーラ、色を変えればバンデル星人だな！」バンデル星人知ってる？しかしかみさんは１週
限りのロンダーズ囚人には、これも興味がないらしい。難しい女だ。

 ロボが出てこないととなりの部屋に遊びにいってしまう４歳せがれ。
　「あ！ロボだ！！」小２娘の引っかけ。
　引っかかかって足が止まる単純せがれ。

　研究所の中のアヤセの身を案じるタツヤ。
　「この人、この研究所の主任、どこかで見たことがあるよ！だれ？」とかみさん。
　「めざましテレビの大塚さんじゃないか？」勝手なことをいうわたし。

　研究所ではラムダ２０００の結晶化に成功。
　「やっぱりこういう形になると思った」妙にうれしそうなかみさん。でもあれはおきまりの結晶だ
よね。前に５５５ナガレも京子先輩も持っていたような気がする。

　「早送り！早送り！！！」こちらは小２娘。彼女はストーリー部分がおもしろくて、ＣＭをとばし
て早く次が見たいらしい。

　アヤセのピンチはタツヤの杞憂だった。
　３人のピンチに割って入るレッドとブルー。
　「うーん、この赤と青はいいねえ。いつもの戦隊の赤と青は仲間内のライバルみたいな関係だけど、
でもタムレンの赤と青は一番きずなを感じるね」おやじが青春ドラマを見ているような感想をいって
しまった迂闊なわたし。
　「そうだね、イエローとブルーが仲悪いからね」そうだった、アヤセはこっちともライバルなんだ
った。

　緊急システム発動。
　ほら！４歳せがれがとなりの部屋から戻ってきた。

　サンドーラのワナによりピンチだったベータだが、アルファに変形して圧縮冷凍完了。
　「あれ！今週はアヤセじゃないの？」小２娘は「タイムアップ」という係りが本編の重要人物と不
整合なのが嫌いだ。

 ギエンはラムダ２０００を手に入れた。

　バーベキュー広場。
　今のまま仲間といっしょにいればかわるかもしれない明日を信じられるとアヤセ。
　一方ユウリは食材は落とすし、包丁はへったぴだし。
　「ユウリ、おれがやる」とタツヤ、アヤセはユウリをかばう。ドモンとシオンはからかう。
　「そうか、ユウリは料理がへただったのか！冷徹なリーダーっていう設定に揺らぎをかけてきたな
？」あんたの料理の腕前もゆらぎがかかっているよ、とかみさんに聞こえないように言うわたし。
　「女なのにね・・・」小２娘はユウリをいたわるようにボソッと話した。
　「今ユウリに追いかけられたシオンがドモンの腰にしがみついてかわした場面があったのに・・」
かみさんの持論である「シオンはドモンにほれる」っていうやつの根拠ともなる場面だったのに、
彼女は何もいわない。本当に彼女の心はゼニットのものになってしまったんだろうか？

　ラムダ２０００は１０００年の時を超え、新メカに結びつくらしいことをタックが気がつく。
　「なんだろう、あれは？３０世紀のメカかな？」来週はきみもたのしめるよ！いよいよせがれのた
めの巻がやってきそうだ！