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　「同じだ」とアイキャッチを見たわたし。
　「同じだ」とアイキャッチが見たくてそこまで巻き戻したかみさん。
　「ぎゃー！！気持ち悪りい！！！」小２娘にはドモンのウィンクは刺激が強すぎた。

　車中。
　「たまにはいいよな、レンタカーだけどドライブなんで」助手席でタツヤはのんき、しかし後席は
きつい。悪ふざけをするドモン、体制をくずしてアクセルを踏み込んでしまう。アヤセは１００ｋｍ
オーバーで免停。
　「この場面を見て身につまされるお父さん族も多いんだろうね」こらこら、それじゃあわたしが最
近免停にでもなったていうのか？人聞きの悪い・・・。１４年間無事故無違反を誇っていたのに、最
近立て続けに捕まったのはきみだろう！！

　ロンダーズ。
　「金、金、おれは金が好きなんだ」相次ぐ作戦失敗による金欠からドルネロは熱が出てしまった。
　「ねえ、ドルレロってカネゴンみたいなこと言ってるけど、似てない？デザインはがま口からで
しょう？」あら？そう？

　また宝石店。
　民間人に化けてリラはいつもの宝石泥棒、凄腕のドライバーを用意して逃げていく。
　その名もマッドレーサー、バロン。
　オープンカーから降りるブーツのアップ。
　「あれ、あれ、あれ、タイムレッドみたいな手と足だね」そんなに急がなくても聞いてやるのに、
４歳せがれ。

　ＴＲ社。
　退屈を紛らわす５人。
　シオンとタツヤは柔軟体操。
　アヤセとドモンはオセロ。
　疾走宝石泥棒の新聞記事。タックの記録には該当者はいない。しかしアヤセは覚えがあるようで表
情が曇る。
　「とにかくさぐってみましょう」とユウリ。
　「あーーー！！」どうしたんだ、かみさん。

　逃げるリラとドライバー。
　「そこまでよ、ロンダーズ。やっぱりあなたたちの仕業だったのね」とタイムピンク＝ユウリ。
　「あーーー！！」とやはりかみさん。彼女は今週のユウリのカツゼツは許せなかったようだ。
　「やはりおまえだったのか、バロン」とタイムブルー＝アヤセ。
　「その声はアヤセ！？」とバロン。２人は知り合いだったのだ。
　アヤセは装着を解除する。
　「あー、初めて見た、解除するところ」とかみさんの腰は重い。
　「もう覚えちゃったもんね！」小２娘はサッと立って装着解除のポーズをおさらいする。２人の体
重の差が出たシーンだった。
　「なぜロンダーズに力を貸す？」と問いつめるアヤセ。
　「おれはいい女に弱いんだ」ごまかすバロン。
　「お仲間、機を漬け菜、おっと誤変換だ
　　気をつけな、こいつはオレの才能に嫉妬してオレを刑務所にぶち込んだんだ」これはバロンの言
い分。

　ＴＲ社。
　後ろでドモンがうるさいのだが、アヤセが話すところではバロンのスピード違反をアヤセが裁判で
証言したことから逆恨みを受けているという。

　ロンダーズ。
　「せっかくだ、２０世紀の世界を楽しんでくるぜ」バロンは民間人に化けた。
　「あ！？声も変わった」ってどうでもいいことだが。
　リラも民間人になり、２人はデート中。
　「今度はこの店をねらいましょう」脳天気なリラ。
　「やれやれ、女の欲深さにはついていけねえよ」リラの魅力のためロンダーズに協力しているとい
うのはうそだったようだ。バロンはリラを巻いて食事。
　「チェリーに塩をかけて食べる、うまく化けてもカナル星人の食生活までは、ごまかせないようだ
な？」
　「あれあれ？今何星人って言った？」と家族に聞くわたし、しかしかみさんも小２娘も答えられな
い。「カナル星人って言ったよね？」
　「うん」自信を持って答えたのは４歳せがれだったが、本当に聞き分けていたのだろうか？
　「おれがロンダーズについていれば、今はタイムレンジャーとなったおまえと対決できるってわけ
だ」これがバロンの真意。
　「え？なぜバロンはアヤセの所在を知っているんだ？」ちょっと設定のミスじゃないか、このセリ
フと思うわたし。

　ＴＲ社。
　「アヤセさん、警察から連絡来ていますよ」シオンの差し出す手紙には
　綾瀬慎之助
　と書いてあった。これはタックとシオンの考えた偽名か？

　運転免許試験場。
　延々と講習は続く。気のないアヤセに教官は個人指導を命じる。
　議場講習中のアヤセにロンダーズ出現の報告、講習車に教官を乗せたまま現地に向かうアヤセ。
　「勝負だ、バロン」とアヤセ、カーチェイスの始まり。
　「聞けバロン。おまえはどんなカーブも曲がることができる。おまえならやり直すことができる」
アヤセの説得が続く。
　進路妨害をするアヤセ。その実は子どもたちが飛び出る気配を感じたからだ。
　「相変わらず見事な判断力だな」バロンはアヤセに脱帽した。
　「バロン、まだ決着はついていないわ」よけいな口出しをするリラ。
　「リラ、もう終わりだ」
　しかしリラのリモコンがバロンを襲う。
　「バロン、おまえは一生わたしの虜よ」リラによって凶暴化したバロン。
　「いかれた女ののろいを今すぐおれがといてやるぜ」男気を前面に出すアヤセ。
　「立ちにくいキャラの割には、あやせはよくキャラを立たせてもらっているね」とかみさん、確か
にシオン、ドモンと魅力的なキャラに囲まれながら、がんばっていると思う。
　「こういう時に「敵でも殺さない」っていうタムレンの設定がすごく生きたね。こういう巻でも他
のヒーローものでは殺されちゃったものね」とかみさん。
　「ひょとしたらあれは重甲ビーファイターの新レッドルが出てきた巻、なんだっけ？ゴルゴダルだ
ったっけ？」記憶の引き出しがあかないわたし
　リラの銃撃でバロンのシールがはがれ巨大化。
　緊急システム発動依頼。
　３Ｄフォーメーション、タイムロボアルファ。
　「いきなりアルファか？ストーリーに時間使いすぎたのかな？」親はその方がうれしい。
　「きのうはベータだったよね？」先週のことをきのうという４歳せがれにとってはロボ戦が楽しみ
だ。
　局所攻撃でバロンは正気づく。
　自ら圧縮冷凍を望むバロン。
　「バロン、おまえの魂はオレが預かるぜ」今週の時空剣はアヤセが振るった。
　「あれ？時空剣って１人１本持っているの？」今さらとぼけたことを聞くかみさん。
　「違うよ、タツヤが貸すんだよ」知ったかぶりのわたし。
　「あれ？パ、パ、パーンがないよ？」小２娘も突っつく。
　「そうだね、時間が押していたのかね？」こらこら大人の都合を小２に教えるなよ、かみさん。