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　アイキャッチ。
　「未来戦隊タイムレンジャー」階段に腰を下ろし番組中のニヒルさを吹き飛ばしてユウリ。
　「このあとすぐ」やはり階段に横座りになり、番組中とはうってかわって色っぽくドモン。
　「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜！！！、こわい〜〜〜〜〜〜！！」小２娘にはこのドモン、刺激がきつか
ったらしい。
　「しまったなあ、このアイキャッチも全部保存しておけばよかった」タムレンだけ録っている８mm
ビデオだけ見ているとこのアイキャッチは見られない。子どもたち用の日曜朝の番組連続録りのＶＨ
Ｓにだけ入っているが、これは２週間後に消されてしまうのだった。

　オープニング。
　「あれ？字幕？先週字幕出てたっけ？」４０が間近になると記憶がさだかではないわたし。
　「初めてだよ、よっぽど聞きとれなかったんだね、みんな」かみさんはＭＩＤＩデータを耳コピし
た時にすっかり歌詞を覚えてしまったらしい。
　「自分あてのメールにも「歌詞を教えてほしい」っていうのがあったくらいだから、みんな真剣に
知りたがっていたんだろうなあ」
　「なに？ねえ、ジバクってなに？」小２娘は字幕のことを自爆と聞き違えた。
　「あ！ぼくもジバクって見てみたい、巻き戻して！！」４歳せがれも自爆だと思っている。
　「ほらほらタイムロボだよ、早くパンツはきなよ」画面に見入っていて着替えないせがれに一言い
うかみさん。
　「これは子どもが読む、っていうより、親が歌ってやるためだろうね？」そうだろうね、掴むなん
ていう言葉が漢字で書かれているものね。
　５人の役名と芸名の提示といい、親切なオープニングに変わっていた。

　出だしはカジノの風景。
　戦う青年、バニーガール、いきり立つサラリーマン。

　ＴＲ社。
　かけごとに手を出し、家を空けたと相談にきた女は泣き崩れる。なぐさめるシオンは留守番。

　「オイドンの出番ですか？」ドモン、意気揚々とカジノに侵入。
　勝負がつく寸前でインチキな攻撃が入る。そこには黒覆面の怪しいカジノオーナー。
　ドモンはノタノタしていて追い出される。
　「タツヤ、次の手だ」仕切るのはアヤセ。
　黒服たちに加勢してドモンを倒す「泣いた赤鬼作戦」をするタツヤ。ドモンと入れ替わりにファイ
ターを志願してカジノへの侵入に成功した。

　もどる車の中。
　「あいつら人間じゃないかも」黒服をなぐった感触が妙だったとドモン。
　「まさかロンダーズ？」ユウリ、アヤセ。

　ＴＲ社。
　「違法カジノと言えばベリトという囚人がいる」とタック。

　バトルカジノ。
　タツヤの出番、あいてはまさかの細木、捜索依頼の対象者だった。
　戦いの中で帰るように説得するタツヤ。
　しかし借金がかさんで帰れないと細木＝サラリーマン。
　細木のため負けようと寸止めをするタツヤだが、なにものかがかわりに細木を攻撃してしまい、細
木ノックアウト。
　「約束通り金を持ってこい」細木は絶体絶命。
　「やっぱりインチキだったんだ、ユミと２人のマイホーム資金を全部持っていかれた」悔やむ細木。
　「今日はこどもには難しいんじゃないですか？」なんだい改まった言葉遣いで、「マイホーム資金」
と聞くと人ごとではいられなくなるんだねえ。

　ＴＲ社。
　「じゃあ決まりだな」必殺仕事人の打ち合わせが終わったかのように立ち上がるアヤセ。なかなか
今週のアヤセは積極的だ。
　「行動開始よ」ユウリ。
　「・・・・・・・・・、あれ？このユウリのセリフ回しに対してかみさんはコメントなしか？」ど
うやらうちのかみさんもユウリのカツゼツについては許したか？慣れたか？突っ込みを入れなくなっ
てしまった。

　バトルカジノ。
　「おーーーー！！！！」驚嘆の声を上げるかみさん。彼女はユウリが気に入ってもいる。
　シックなドレス姿でユウリ堂々の潜入。
　バーテンをたおすアヤセ、倒れたバーテンはゼニットになる。入れ替わってシオン、グラスに薬物
を投与する。
　気合いのタツヤはレッドタイガー。
　相手はブラックファルコン。
　ユウリに向かって「チップをどうぞ」とバニーガール。
　「この姉ちゃんの正体は女ゼニットなんだろうか・・・？」声に出さず疑問に思うわたし。５５５
のインプスにはスカートをはいた女性バージョンがあったよなあ？
　「ありがとう」礼を言うユウリ。
　「おー！今回のピンクはかわいいから、何をきても似合うよね！！！」日頃ユウリのカツゼツの悪
さを指摘しているくせに、ところでいつのピンクはかわいくなかったっていうんだろう？
　タツヤ連勝。
　「バトルカジノってＪＡＣの素面総ざらいだね」かみさんはヒーローの中身たちが素面で活躍する
巻が好きだ。
　特別席に呼ばれるユウリ。いよいよインチキオーナーのと対の勝負が始まる。
　見守るアヤセ、シオン、なぜかドモンは平服で外で見守っているらしい、面が割れているからか？
　タツヤ、５人抜きをかけた戦い。
　タツヤの突きは直前でなにものかに止められる。タツヤのピンチ、息を飲むユウリ。
　このあたりのタツヤのピンチにハラハラするユウリは今後の展開の伏線になっているんじゃないだ
ろうか？ところで我が家の今後のタムレンの推論について、かみさんから新説が出されたので、ここ
で披露。
　かみさんの新しい推論。
　ドモンはホナミ＝（あのカメラマン）に惚れる。
　ホナミはアヤセに惚れる。
　アヤセはユウリに惚れる。
　ユウリはタツヤに惚れる。

　そして

　タツヤはシオンに惚れる。

　さらに

　シオンはドモンにゾッコンとなる。ほら、一周した！
　「どうやら疲れてきたようですね」オーナー。
　「ええ、でもかけは結果が出るまで分かりませんから」タツヤにかけたユウリはタツヤの勝利を疑
わない。
　「このじゃまな手はすぐ近くから・・・そこだ」タツヤはインチキの出所がレフェリーであると見
破る。
　観客はシオンによって眠らされた。
　控え選手はドモンによって倒された。

　ベリトは正体を現し、オーナーが頭部、レフェリーが体となって合体する。
　頭はあっという間に圧縮冷凍。
　頭がないままに巨大化？
　「みんな、巨大化した部分はただのメカニックスーツだ、破壊してくれ」タックから指令。
　急にかじりつくように見始める４歳せがれ。やはりかれにはロボが必要だ。そして今週から彼の手
にはタイムロボ。ＧＷにじじばばに買ってもらったのだ。
　タイムロボベータ。
　タイムフライヤー。
　タイムフライヤーマグナム出力最高。
　爆破。
　まばたきを忘れて見入る４歳せがれ。
　「どうしてベータで倒したんだろう？アルファじゃないのに、今ベータで初めて倒せた」ベータの
存在意義を強調する巻だな。

　細木シンジとマミは抱き合って愛と金を確認する。
　「あれ？この女、ユミだっけ？マミだっけ？」分からなくなったわたし。殴り書きのユとマは見分
けられない。

　カジノホールから出てくるタツヤ。
　ハイタッチして歓迎する４人。
　さわやかなエンディングの今週。