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　「あ、また茶色だ」小２娘の第一声はシオンの髪の色のことだった。
　ＴＲ社。
　「タツヤさん、修理であまった部品で作ったんです」なにやら小型ロボットを作り上げたシオン。
　「おまえヒマだなあ」ほめないタツヤ。
　「おまえだって仕事ないんだろ」ドモンの突っ込み。
　依頼人登場。
　「宇宙人をさがしたいんです」少年の突飛な依頼に顔を見合わせる５人。４人の視線はシオンに集
まった。
　「ボ、ボクがですか？」担当はシオンに決まった。

　公園。
　少年たちを集めてハンドパワーを見せる中年男性。
　「どうしてこんなことができるの？」取り巻きの子ら。
　「おじさんは宇宙人に教えてもらったんだ」中年男性。
　「ウソだー！！！」はやす子ら。
　「このお兄ちゃんといっしょに宇宙人をさがすんだ」依頼人の少年の名はハヤト。
　中年男性になにかを感じ後を追うシオン。

　工場の中。
　中年男性の背後から野球のボール、しかし男性の体を通り抜ける。
　「あなたはやっぱり宇宙人だ」なつかしそうに近づくシオン。
　「宇宙人なんて関係ない」とすげない男性。

　街で。
　宝石、ツボ、札束など高価なものが次々と消える。
　
　ロンダース刑務所。
　「恐喝専門のおまえがよくやった」ドルレロ。
　「で、だれを恐喝したんだ？」ギエン。
　「企業秘密だ」と答えるのはロンダーズの囚人、恐喝犯ゲーマルク。

　ＴＲ社。
　「物質を瞬間移動するロンダーズの囚人はリストにない」タック。
　「こわれているんじゃねえの？」ドモン。
　「失礼な！！」タックはおこった。
　あの中年男性に思いが飛ぶシオン。

　２人の密談、恐喝犯ゲーマルクと宇宙人アルゴ＝中年男性。
　「アルゴ、次の仕事だ」とゲーマルク。
　「やっぱりこいつだ」とは小２娘。
　「黄金の観音像を盗め」ゲーマルク。
　「もうたくさんだ」アルゴ。
　「宇宙人だとばれたら、もうこの星にはいられないぞ」卑劣なゲーマルク。
　そこへシオン、１人装着変身。
　「ぼくはタイムレンジャー、事情を教えてくれませんか？」
　アルクトゥース星人だというアルゴ、ＵＦＯが不時着して倒れていたのをハヤト少年に助けられた
という。その恩に報いるため、ハヤト少年のピンチを特殊能力で救ったところをゲーマルクに見られ
て依頼おどされている。
　おのれの正体をうち明けかねるシオンの真心はなかなかアルゴには通じなかった。

　ハヤトを人質に取られ、最後という約束で観音像を盗むことを約束するアルゴ＝中年男性。
　「子どもは誘拐されやすいんだねえ」のんきな小２娘、最近テレビでは誘拐報道が多いことを学校
で教わって注意されているかもしれない。

　ＣＭ
　「たんたんと見ているよね？」とわたし。
　「ちょっとコメント少なすぎ！」でも自分も見入ってしまっているかみさん。
　「なんでだろ？」
　「やっぱり５５５のマトイみたいなつっこみをいれたくなるような無茶苦茶なキャラクターの人間
がいないからか？それともきみが５人のだれにも反感を持っていないからじゃないかい？」と最近つ
っこみの少ないかみさんの態度をいぶかしく思うわたし。

　山上東洋美術館。
　「やるしかないんだ」アルゴ。
　しかし立ちふさがるシオン。
　「これ以上ロンダーズに協力するのはやめてください。ぼくもハバード星人、あなたのさびしさは
分かります」ついに我が素性をうち明け説得に出るシオン。
　「おいおい、水くさいじゃないか？」タツヤが出てきて声をかける。
　「さびしいなんて言われたらこっちがさびしいだろ？」ドモンのセリフはウィットが効いている。
　「あなたはもう１人はないのよ」ユウリ。
　「仲間を信じないでだれを信じるんだ？」アヤセ。
　シオンを取り巻く仲間の存在を知りアルゴ＝中年男性にも笑顔が。

　ゲーマルクに言われるまま観音像を瞬間移動させたアルゴ、しかしその観音像はにせもの、番組冒
頭でシオンがタツヤに見せていたものだった。
　「おー！！中身がこれになるっていう振りだったのかい！？」なぜかかみさんは喜んでいる。
　登場する５人。
　「行きますよ」シオン。
　「シオンはいつでもていねいにしゃべるんだなあ」もっともこれが（行くでございますよ）になっ
たらブルーレーサーだが。
　装着変身。
　「ゲーマルク時間保護法で逮捕します」シオン。
　シオンの危機を救ったアルゴがゲーマルクに襲われた。
　「あなただけは絶対に許しません」
　「やはりシオンはていねい言葉でしゃべる」
　「こっからの展開は早いぞ。でもプロバイダスをしっかり見せるのはプロバイダーベースを売りた
いんだろうね？おー！！ほしいぜ！！プロバイダス！！！」かみさんはロボの登場時間には毎週うる
さい。

　タイムジェットガンマ。
　タイムロボアルファ。
　時空剣。
　「でもやっぱり赤がいうんだね、グリーンでもいいのに」決めをタツヤ＝レッドがやったのが気に
入らないらしい小２娘。

　夕日に去っているＵＦＯを見守るハヤト少年とタムレンの５人。
　「あのＵＦＯはシオンが直したっていうわけかい？」とわたし。
　「そういう表現はなかったけどそうなんじゃない？」制作サイドよりの発言をするかみさん。