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　「どうしてジャックの出演者の名前が６人なんだろうね？」前から気になっていたわたし。
　「きっとプロバイダスちゃんだよ」なぜかみさんはプロバイダスをひいきするんだろう？
　「これはタイムジェットガンマなんだよ」青のレゴでそれらしい三角形を作って気分を盛り上げる
４歳せがれ。
　「ちがうでしょ！だってそれ青いんだもの」小１娘は容赦しない。なお彼女はあと２回学校に行く
といよいよ２年生。この１年間「気合いだ、気合い！」の精神で皆勤しようとしている。
　「ううん、タイムジェットなんだってばーー！！」主張を続けるせがれ。お姉ちゃん、分かってあ
げようよ。

　ビラ配りをするドモン。夕日は沈んでいく。
　「なにやってんだよ？」タツヤ。
　「１０００年の差ってでかいな、空も違う」ドモンは落ち込んでいる。
　屋台ラーメン。一方的にしゃべるドモン。
　「おまえ兄弟いないのかよ？おれ、７人だよ。てんやわんやの家族だ。一撃だよ。一撃でチャンピ
オンを。クラップも楽しかったな」

　ロンダーズ刑務所。
　「ただいま」無駄遣いリラ。
　「３０世紀のつもりで金を使うな」ドルネロ。
　「こいつを使ってみるか」ギエンは金儲けに長けた囚人を解凍した。

　深夜のトゥモローリサーチ社。
　シオンは起きている。
　「試合だ、試合だ、やべー、遅れる」みんなを起こしてしまう寝ぼけドモン。
　追いかけてきたタツヤ。ドモンは倒れて救急車で運ばれる。
　病室。
　「これに名前を」ふくよかな婦長。タツヤはでたらめを書き込むしかない。

　ＴＲ社。
　「データ酔い？」ユウリは男衆の前にはパジャマ姿では出てこない。毛布を巻いている。
　タックを中心に３人は今後の対応を話す。
　「ふん、みんなめいめいのパジャマ姿がかわいいね」ようするにシオンは寝ていなかった設定の整
合性が気に入ったのだろう。
　「ねえ、シオンはそのうち冬眠するね。ねえ、シオン、起きて。とかってユウリが言うんだよね」
かみさんは決めてかかっている。それじゃあダップだよ。

　深夜の病院。
　婦長も医者も操られてしまう。
　ドモンの病室に忍び寄る影・・・・・・・・・・・タツヤだった。
　「びっくりした」小１娘もドモンを気づかっている。
　夢の中のドモン。森の中でクラップ。敵の剣を素手でうち破り勝利。
　「どうして敵っていうと悪人顔をしているんかね？ロンダーズの囚人の中にだって地球人がいても
おかしくないはずなのに。ルックスでジャッジメントしちゃあいけないんだよ」こいつはいつまでも
カーレンジャーを引きずっている。
　目が覚めるドモン。
　「このパッとしない景色が３０世紀のわけないだろう？」ふて寝ドモン。

　治療費の請求を受け取るタツヤ。１００万円。他の患者にも法外な請求をする。ＴＲ社と連絡を取
るタツヤ。
　「ロンダーズの囚人で病院に潜り込みそうなやつは？」
　「悪徳殺人医ドクだ」タック。

　ドモンは手術室。ピンチ！！
　「見入っちゃってますけど、この２人」小１娘と４歳せがれはまばたきを忘れている。
　「久しぶりの手術だ、イヒヒヒヒ、ウハハハ」チェンソーがドモンの頭寸前に。
　「うわー、おっかねー」これはこわい場面だった。
　「演技だといってもこわいねえ」そうだよ、バリバリ回転しているチェンソーを頭寸前に出されち
ゃあね。
　危機一髪を救うタイムレンジャー。
　しかしドモンは錯乱の中。
　「ぼく、学校にいかなくっちゃ。先生にしかられちゃう」
　「やっぱりドモンはギャグ系だね、あ！！ユウリパンツ見えそう！」大声でかみさん。
　「なに？」見入っている子どもをよそに巻き戻しをしてしまうわたし。
　「今は２０世紀だ、思い出せ！ドモン！！」タツヤの叫びからドモンは２２歳だと判明した。しか
しタイムレンジャー派遣の隊長のことを思いだし、タツヤに襲いかかるドモン。

　ＣＭ
　「ねえ、ドモンはドクになにかされちゃったんじゃない？」仲間割れを心配する小１むすめ。
　「さっき買ってきたポケモンふりかけの中が見たい」ＣＭに入って解けたようにしゃべり出すむす
め。
　「ぼくもポケモンふりかえほしい！！」と４歳せがれ、明日の朝でいいでしょう、とかみさんにた
しなめられている。くつろぐ２人の子。

　逃げ込んだドクを追いつめる３人。装着。
　「あれー？なんで３つも？」今週は３人ともＴＲの紋章を持っている。
　「あれも出るな！！」とかみさん。そう、もう出ているかもしれない、おもちゃやさんをチェック
しなくっちゃ。

　一方ドモンとタツヤ。
　「おまえのせいだ。もう家族にも会えないかもしれないんだぞ！」ドモン。
　「ドモンは３０世紀に未練があるんだね。ユウリとシオンは家族がいないから」今日のかみさんは
実の姉のところに生まれた双子を見舞ってきたので「家族思いのドモン」「天涯孤独なユウリとシオ
ン」というのは感慨深いシチュエーションらしい。
　ドモンはタツヤをＫＯしたところで意識が戻った。２０世紀の夕日を見る。
　「同じだ、おれの家から見た夕日と。ちょっとはつながっているんだ」泣き崩れるドモン。
　「つながっているって、２０世と３０世紀が？」ようやく３０まで数えられるくらいの４歳せがれ
には説明しても分かるまい。

　３人はドクに苦戦。アヤセをドクの注射が襲う。
　「あの」スーツで走ってくるドモンとタツヤ。装着。
　「あの装着のポーズ、かんたんそうで意外と難しいよ」かみさんが覚えてどうするつもりなんだろ
う？
　イエロー＝ドモンとレッド＝タツヤのすごい連続攻撃。
　「やっぱり、イエローも持っているんだ」ドモンのくりだしたダブルベクターをみつめる４歳せが
れ。かれは今日園芸コーナーで幅広のシャベルと細長シャベルを買った。どうやらあれを組み合わせ
てダブルベクターにするつもりだったらしい。そして彼の選んだシャベルの柄の色は、黄色。

　ボルテックバズーカ。
　ドク巨大化。
　緊急システム発動。
　プロバイダススタンバイ。
　タイムジェット時空移動。
　「ここまで来ると急にメモが雑になるなあ」
　「まあ、同じだからね」
　タイムジェットガンマ。
　ガンマトルネード。
　「５２分だからこのまま圧縮冷凍かな？」
　「チェンジフォーメーション、タイムロボアルファ」
　「やっぱりアルファじゃなくっちゃ時空剣が使えないんだよね」と小１むすめ。
　「時空剣。プレスブルザード」今日はドモンによる圧縮冷凍。
　「でもねー、あれ、たおした後が遅いんだよね」ジョン、ジョン、ジョンと時空剣が動いて行くの
がのんきだと４歳せがれは言う。

　「あれはドモンのホームシックだったね」タック。
　「泣いて発散しもんな」タツヤはドモンの号泣をばらした。
　「ドモンさん、泣いたんですか？」シオン。
　「けっこうガキだな」アヤセ。
　「タツヤ、口止めしたのに」ドモンはタツヤに襲いかかる。

　「これ、いい巻だったね」先週といい、今週といい、親子で見入ってしまった。