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　「さあ、歌から見よう、歌を覚えよう」とビデオの前にすわるわたし。
　「タイムレンジャー！！のところしかわかんないよ」と困っているのは小１娘も同じ。
　「わけのわからんウルトラマン風の下地は何？あれはかっこよくない」と痛烈に視聴が始まるかみ
さん。
　３人の意気込みが書き込まれたが、４歳せがれは息をつめて見るので感想が出てこない。彼は確実
にタムレンに夢中だ。今日はかれはイトーヨーカドーで安物のクロノチェンジャーを買いたがり、
「いやクロノチェンジャーは高い方を買う」と宣言したかみさんに止められた。
　
　大型トラックから降りるタツヤ＝レッド。
　「お引っ越しだね」子どもに話しかける時は母親らしくするらしいかみさん。
　「こいつ大型免許持っているんかね？」彼女は首の角度によってシリアス度を自在に変化できるら
しい。わたしに向かって話しかける時にはヒールの目になっている。
　「どうなりそう？」とユウリ＝ピンク。
　「タックと接続できますよ」とシオン＝グリーン。
　「しかしこいつがほとんど只だってタツヤは生活力あるなあ」とドモン＝イエロー。
　「詮索好きか？いっしょに生活するにはいやなタイプだな」とアヤセ＝ブルー。

　ロンダーズファミリー。
　３００億強奪犯キース解凍。
　シールをはがそうとする。
　「よせ、リバウンドを起こすよ」
　「どこにも住めなくなるよ」

　「仕事？」
　「只じゃ家賃払えないだろう？」タツヤは家賃までは請け負えないらしい。
　タツヤとドモンは格闘技道場、シオンは修理や、ユウリは探偵。
　しかしアヤセは前歴を隠そうとする。
　「おれはタイムレンジャーに賛成だ。しかし一緒に暮らすからってよけいな詮索はやめろ」孤独に
スポーツカーを眺めてコブシに力がこもるアヤセ。

　キースの現金強奪。
　「あれは触手の跡だ」タックはＰＣと接続し、キースのデータを導き出す。
　「シオン、やつが潜入した形跡がある警備会社を探して」ユウリ＝ピンク。
　「こいつカツゼツ悪いなあ」第１回からユウリのカツゼツを気にしているかみさん。
　そして警備員に変装する。
　運転席にはタツヤ＝レッド、助手席のアヤセ＝ブルーはなにを考えるか？
　キースのきつい追跡、タツヤは怪我をしてしまう。
　「おれが運転する。これでもプロレーサーになるわけだったんだ」
　「３０世紀は違うと思う。３０世紀のプロレーサーでも２０世紀の車は運転できないと思うよ」で
もこれはきみ、明らかによけいなお世話な発言だと思うよ。

　ＣＭ
　５５５本日最終公演、「もう会えない」とテレビで叫んでいる。
　「３月４日からタムレンショーだね、見にいかなくっちゃね」別に義務なわけではないのだが。
　「タムレンもいいけど、最後の５５５もいいじゃない！！」小１娘は「もう会えない」というコピ
ーにすっかり心を奪われてしまっている。

　トラックに寄生して追跡するキース。しかしアヤセ＝ブルーはかわす。
　「クラシックカーも悪くない」ご満悦なアヤセ。
　「まだ好きなんだろう？」タツヤ。
　「おまえに痛いところ疲れるは２度目だ。明日を変えようぜって、あれは結構効いた」とタツヤに
向かって素直な反応を見せるアヤセ。

　「このままじゃ２人ともやられる」タツヤをかばうアヤセ。
　「簡単にあきらめるな」タツヤの前向き発言。
　３人は変身して登場。
　「タツヤ、アヤセ、もう時間稼ぎはいいよ」とピンク。
　「これでやっと装着できる」
　「おや？物語中で装着だって？正式名称は変身？装着？なんになるんだろう？」とわたし。
　今日の名乗りは、
　「タイムレッド」
　「ブルー」
　「ピンク」
　「イエロー」
　「グリーン」
　「決めポーズが短いから名乗りがシュタシュタシュタシュタっと早いんだね」かみさんは簡略化し
た名乗りの場面を支持している。
　「みどりもカツゼツ悪いけど、あれはキャラクターだからいいとしてね、ピンクはねー、きっと
　ドルネロ、ドルネロ、ドルネロって早く３回言えないよ」顔、スタイル、低い声、アクション、ど
れをとっても好みの範疇のユウリのことを気に入っていながら、カツゼツに関しては無茶をいうかみ
さん。
　「ボルテックバズーカを使え。キースを圧縮冷凍できるはずだ」とタック。
　「圧縮されるくらいなら」キースは例のシールをはずす。
　「緊急システム発動」ピンク。
　「３Ｄフォーメーションシステム発動依頼」とタック。
　「いつもロボは未来から来るの？」とかみさん。
　「そうだよ、２０世紀においておいたらたいへんじゃん。置いておくとこがないよ」とかみさんに
説教する小１娘。
　今回は東京ドームから登場するタイムジェット。タイムロボベータのドロップキック。
　キースの同化を恐れてチェンジフォーメーション。タイムロボアルファ。
　その時４歳せがれはまばたきを忘れて見入っていた。
　時空剣からプレスブリザード、５人を振り落としてタイムジェットは帰っていった。
　「忘れずにおれたちを置いていくもんな」ドモン＝イエロー。
　「緊急システムを発動しているのもだれか分かりませんしね」シオン＝グリーン。
　
　トモローリサーチ社発進。５人の得意技を使った総合なんでもや。
　「で、おれの小遣いでこんなものをそろえてみました」タツヤが出すのはブルーのユニフォーム。
　「おー、５５５じゃほしくてたまらなかったジャケットだったけど、これはどうなるんだ？」懐疑
的ながら、大人も買えるアイテムの登場はうれしいわたし。でもあまりすてきじゃない。
　「そういうのやめようぜ！」とドモン＝イエロー。
　「おまえの分はないよ」とタツヤ＝レッド。
　「なにー」とドモン。
　「もう一回タイムレンジャー見たいよーーー！！！」急に口を開く４歳せがれ。そう、じゃ立て続
けに見せてあげよう。
　ところでこのＨＰに各色のレンジャーの画像を乗せるために、ラムネつきの１００円の塩ビ人形を
買った。これでクロノチェンジャーをごまかしたんだが、５体を４歳せがれは
　「お姉ちゃんにピンクとブルーを上げる」と分配した。ところが、
　「わたしブルーよりグリーンがいい。取り替えて」かくしてグリーンは小１娘の手に。ブルーは母
親の元に。
　「じゃ、これお父さんね」なんと彼はわたしにレッドをよこし、自分はタイムイエローを名乗るこ
とに決めたのだった。
　危うし、このＨＰの家族の色合い。でも確かにドモン＝イエローはキャラが立っている。