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　サイマパラディコは晩餐会。
　「よく食べられるものだな」とサラ坊。
　「腹が減ったら戦ができん」とコボちゃん。
　「どうせ負け戦でしょう」とサラ坊の毒舌。
　おこったコボちゃん、サイマ獣スパルタン登場。

　警察官ＯＢ柔道退化に出場するダイモン。ふがいない試合ぶりを見て牛乳を一口、ため息をつく達
人。

　スパルタンは同情破り、おっとストーリーを暗示する誤変換、道場破りが正解。
　たくさんの看板を持って街を練り歩く。
　「今日はジャックの人が総出演だねえ」エキストラには任せられないアクション場面が続くのを喜
んだかみさん。
　５５５登場。
　「ファイブレーザー」倒れるスパルタン。しかし効いていない。
　「卑怯者！丸腰の相手を打つなんて」スパルタンの口車に乗せられて肉弾戦をする５５５。しかし
かなわない。
　牛乳の老師登場。スパルタンは投げられ階段落ち。
　「あれは痛いぞ」学生時代に演劇が好きだったわたし。つかこうへい作「蒲田行進曲」の名場面を
思い出す。

　巽防災研究所。
　バンダイッテツ、柔道空手など武道併せて４０段の達人はダイモンの師匠であった。
　「心優しき戦士＝ダイモン」に見切りをつけ、後継者育成の焦りからスパルタンを弟子にするイッ
テツ。
　「なにをやっているんだ」スパルタンの弟子入りをおこるコボ、しかしスパルタンに足蹴にされて
しまう。

　「だめです、光線無力化する体です」今後の対策を協議する５５５。
　「ちょと牛乳買ってくる」ダイモンはなにかを決意したらしい。

　スパルタン猛特訓。
　「師匠・・・」イッテツの今後を危惧するダイモン、しかしスパルタンに蹴散らされてしまう。
　「師匠って？」
　「先生ってことだよ」
　「悪くなってるよ、ダイモンの師匠なのにダイモンのことを苦しめるんだもの・・・。これは師匠
って言わずに、なんていう名前なの？」小１娘はイッテツの後継者を求めるため手段を選ばないこと
を許せないようだ。

　ここでＣＭ
　「ちょっと抜いた巻が続いていないか？一時期の緊迫感はどこへいったんだろう」ファンページを
開いた以上、番組批判はしないと決めているので、これは疑問だと思ってほしいのだが。

　「ぼくの声は師匠に届かない、ぼくの技で師匠の目を開く！」個人特訓のダイモン。
　スパルタンは真空竜巻落としを会得する。
　「見事じゃ、これからは世のため人のため役立てるのだ」とイッテツ。
　「やだね、おまえのいうことは聞かない」スパルタンは用意にイッテツを裏切る。

　一人で竜巻落としの奥義に近づくダイモン。
　「５５５になって特訓した方がいいんじゃないの？」となんでも疑問に思うかみさん。
　「だめ、古くはウルトラマンレオ、平成ウルトラマンの時代だって生身の特訓は不可欠だよ」と心
で思うわたし。
　「ダイモン、甘さを捨てきれなくてはあいつには勝てん、わしを投げてからいけ」と難題のイッテ
ツ。ダイモンは投げてしまう。
　コミカルなＢＧＭ、イッテツは免許皆伝の証として風呂敷から出したのは牛乳。
　「わたしの命の炎だ、持っていけ」

　すっかりやられた４人。
　「おまえはぼくが倒す」構えるダイモン。柔道着姿の左手の５５ブレスが小粋。
　スパルタンの竜巻落としが決まった。
　しかし立ち上がるダイモン。
　「汚れたダイモンの顔はいい」と思うわたし。
　ダイモン牛乳一気飲み。そして叫ぶ。
　「はいーーーーーーーーーー！」
　「うわあ、これじゃポパイのほうれんそうみたい、牛乳メーカーうれしいだろうな」かみさんはど
うやら汚れた大人の心を置き去り、純粋に番組を楽しむには世故に長けすぎているらしい。
　「牛乳竜巻落とし、どうだ」
　「立てサイマ、最後の勝負だ」ダイモンようやく着装。
　「必殺弾丸一直線」光線技ではなくスパルタンは倒された。
　「うわあ、５２分だあ」彼女はこの一言を叫びたいために５５５を見ているのかもしれない。
　「まともに受けちゃだめだ、相手の力を使って〜」マトイの操縦を心配するダイモン。
　「分かっているよ、おれだって黒帯もっているんだ」今週のマトイ兄はこれくらい。
　「あー、すごい、マーズマシン合体から倒すまで４５秒なんですが・・・」なぜロボの登場時間が
少ないと、おまえは得意がるんだ！あんただってＶマーズほしいくせに、女心は分からない。

　ダイモンたち巽兄弟に看取られて師匠は・・・

　死ななかった。

　次週マトイは再び嫁取りに挑む。