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　「わが一族は地上に君臨する・・・」
　復活に失敗しても強気なグランディーヌ。
　「これからおれがきっちりしめてやる」
　気のいいコボルダは課長、いや違った、家長としての自覚に燃える。低姿勢に見せかけるサラマン
デス。こっちの方が上手だ。
　「この老体で役にたちますかな・・・」サイマ獣ドグル登場。

　「怪物並の回復力だよね」とは今日が看護当番のダイモン。
　モンドパパはケガをしてもただものじゃないらしい。

　サイマ出現。
　「なんだ、今日は下っ端だけか」
　大量のインプス出現は陽動作戦。ドグルは別地区で破壊活動をしている。
　「こいつらはボク一人で十分、早く行って」インプスを引き受けるイエロー。
　木陰でイエローを見つめる少年。
　最後のインプスを倒すイエロー、すなわちダイモン。インプスの大爆発をもろにかぶり、大けがの
少年。その様子は子供番組とも思えぬ悲惨なもの。

　病院。悄然としているダイモン。駆けつける４人。
　「５５５の巽マトイです」
　ああ、乾長官公認の５５５だから民間人に向かっても堂々と名乗るんだなあ。
　両親に詫びるマトイ、マトイを責めたい母、
　「いや、だれの責任でもない」と５５５の使命をたたえる父。しかし
　「ボクのミスなんです」というダイモンの告白。

　「あっさり戻ってきた」とコボルダの作戦を批判するピエールに対して「兄上に失礼だとしかるサ
ラ。
　おやおや、サラまでピエールを責めるとは、いつでもかわいそうな人、じゃなくってサイマ。本心
はサラはピエールを頼りにしているっていう場面がないとかわいそうだ。かれは今にも刺そうとした
ジルを止めてくれた命の恩人なのに。

　ダイモンの回想シーン。
　「絵の好きなカツヤがもう二度と絵がかけなかった、あなたを恨みます」ダイモンの告白を受け、
責めるカツヤくんの両親。
　「ぼくは武器を持って戦ってはいけないんだ」
　診察時間を過ぎた暗い病院の待合室でダイモンとモンドは語り合う。
　「取り返しのつかない失敗は古傷みないなもんだ、いつまでもうずく。だからそいつを抱えて立ち
上がるしかないんだ」
　「ぼくはそんなに強くない」

　巽防災研究所。
　「そっとしておいてあげよう」と兄弟たち。
　「そっとしておく？そんなんでいいのかよ！」マトイは激昂していく。

　「我が分身たちはもう十分に数を増やしたことだろう。今こそその力を見せよ」とはドグル。
　街の道路は陥没し大被害。
　「先にいってくれ、おれはこいつをダイモンに」
　「今戦わせるのは」と躊躇する兄弟たちに向かって
　「優しいだけが家族か。今戦わなくてはあいつは二度と立ち上がれねえ」
　あのお、いつも言ってます、ファンページ管理人としては５５５の批判はしない・・・と。しかし
ですねえ、この巻はイエロー主体のはずが、この「末弟を見守る長兄の態度」というのがとってもか
っこ良すぎて、わたしにはマトイ兄の性格描写の巻に思えてしまいます。もっと全面的にすっきりダ
イモンを押し出す巻がほしい。ダイモンはこの巻でもとても損をして、納得したくありません。

　ブルー、グリーン、ピンクの３人で現場に駆けつける。
　サラ坊やとコボルダも到着し、３対３の対決。

　「ぼくにはは戦う資格なんか・・・」病院の屋上でダイモン。
　「資格なんてだれも持っていねえ、責任、おれたちにあるのは責任だけだ。立ち上がってこい、そ
したらオレたちはいくらでも支えてやる」とマトイ兄。ゴーゴーブレスを渡し走り去る。目で追うダ
イモン。

　「マトイ兄、やっぱりダイモンは・・・」
　「来る、あいつは来る」と断言するマトイ。

　ついに出動を決心するダイモン。ＩＣＵの前を通るとカツヤの母。
　あんなことをしておいて、まだ戦うんですか？かつやのことを忘れて・・」ダイモンをとがめる。

　ドグルの弓をＶブーメランで打ち抜き、ダイモン登場。そして着装。
　「人の命は地球の未来」
　イエロー中心の決めポーズ。
　Ｖマシンガンを構えるダイモンはトラウマにとりつかれて固まってしまう。
　「ぼくは戦う、戦わなくてはいけないんだ。シュート！」そしてロボが出動する。
　今日は決め台詞がたくさん言えてよかったね、と変に同情的なかみさん。
　Ｖロボを呼ぶのはレッドだが、Ｍライナーを呼ぶのはいつもはブルーだが、今日はイエロー。
　あ〜〜〜〜！つながっている！！！、と娘。ＧライナーとＭライナーとが連結しているのを見とが
めたらしい。
　Ｇライナーよりマックスライナーの方が早いんだね、と連結の１号車がＭライナーであることを話
すかみさん。
　そうだよ！ひこうきと電車、どっちが速いと思う？Ｍライナーはで飛行機だもん！と盛り上がる娘。

　Ｍノバ。

　病室の廊下にひまわりの花束を置き去ろうとするダイモン。病室から車椅子の男の子。
　「絵の具をありがとう。まだうまくかけないけど・・・、ハイ」
　スケッチブックには５５５。
　「これからもがんばってね」
　スケッチブックに顔を埋めダイモンは泣き続ける・・・・。

　次回はライナーボーイの開発者として、速水けんたろうおにいさんが登場するらしいい。かみさんは
なかなか、けんたろうお兄さんのファンであるが、
　けんたろうおにいさんはタッパもあってなかなか俳優としてやっていけなくもないなあ、と意外な再
会を喜んでいる。
　そうだね、オサムお兄さんは声優になっちゃったけどね、と夢のクレヨン王国アラエッサ（口うるさ
いにわとりだよ）を思い出すわたし。