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　先週は見られなかったオープニング、不気味な手が地球をにぎりつぶすシーンが挿入されていて家
族全員で驚く。５人が横並びで着装するＣＧでは
巻き戻して、もう一度見たいから
と娘にせがまれる。

　モンドを乗せたストレッチャーは病院の廊下を走る。緊急手術へ・・・。

　サイマパラディコ
　「おいたわしや・・・」こちらも親をいたわる孝子の場面。
　以前「逆襲のＶランサー」の巻ではお互い弟妹をいたわる長男を対比させた場面があったが、今度
は両家の親子関係を対比させるシーン。似たような家族構成にしたことがいい効果を生んでいると思
う。
　でもさ、巽兄弟のお母さんは遺言の言葉を残してどうなっちゃんだろう？サイマ兄弟のお父さんは
帰ってこないのかなあ？それ以上にサイマ兄弟は４人で一人足りないから、グランディーヌの「恥か
きっ子」なんていうのが登場する可能性はないのかなあ？

　手術室のドアは開くが、赤ランプは消えない。ミントからサイマ出現の報。
　「父さんをおいて出動なんてできないよ」
　「せめて手術の結果が分かるまで・・・」
　しかし長男マトイはいつでも前向きなリーダーだ。
　「ここにいても何もできない」するとショウとナガレも続く。
　「目の前の要救助者を放っておいたら父さんだって・・・」
　「うん、行こう」

　サイマ獣デフタグは何かを探しているらしい。
　このさがしものサイマ獣の名前、ひょっとしたら「デフラグ」から持ってきたのかな？

　今けっこう生身でとんだよね？とショウの突進におどろくかみさん。
　受け身を取らないようなポーズで跳ぶんだからこわいよね。と後楽園５５５ショーの興奮は残る。
　いくらマットがあるっていっても跳んでいく先にはカメラが待っているんだから、度胸がいるよ。
とうちの奥さんは制作サイドのような発言がとても多い。

　ねらわれるのは少年。マツリは少年をかばって、戦って、「逃げて！」と叫んでも少年はたたずん
でいる。
　「なぜ逃げないの？」
　まばたきを忘れたようにインプスの手を見つめる少年の目には炎が。マツリを組み伏すインプスの
手は燃え出す。少年は姿を消し、サイマは撤退する。

　「なぜあの少年がねらわれるのか？あの能力のためか？」
　手術終了。
　「手術は終わりましたが、意識は戻っていません。五分五分でしょうか」
　あー、今週の最大関心事の結果は引き延ばされる・・・・。
　「みんなうろたえるな！今おれたちにできることはあの子供をさがすことだ」
　サイマもさがす、５５５もさがす、少年をさがす。
　そしてギャグシーン、植え込みをさがすダイモン。その後頭部をピシャっとたたいて
　「バカ、ネコの子じゃねえんだ」とショウ。

　「いい服着てるね、お金持ってる？」とくだんの少年にからむ男児２人。かの少年の目には炎が。
そしてからんだ２人は炎に囲まれる。
　車の中を夢遊病者のように歩く少年。
　「さっきはわたしを助けてくれた、今度はわたしが助けるから・・・」少年をいたわるマツリ。名
前も力の由来も思い出せない少年を気遣う。
　「ママに会わなきゃ・・・」少年の記憶の一部がよみがえり、母を捜して港を進んでいく。ヨロヨ
ロと進む少年の通る周囲の木は燃え、車は爆発する。吹き飛ぶインプス。髪を逆立たせ少年をかばう
マツリ。
　「この子はだれにも渡さない」５人着装。
　ゴーピンクを背後からみつめる少年。インプスを蹴散らし、
　「必ずママをさがしてあげる」とマツリ。

　「ありがとう」と初めて感情を込めた少年の言葉。
　「おねえちゃんのことを思い出したよ」恩知らずにもマツリを攻撃する。マユの中のパランスが崩
れ、ドロップの魂が迷い出たのだという。少年はマユと一体化する。マユを攻撃する４人。しかしマ
ツリは躊躇している。

　爆発したマユから成長をとげたドロップ、すなわちサラマンデス出現。
　５人の攻撃は歯が立たない。
　「やめてあなたはわたしを助けてくれたじゃない」
　「ほざくな、小娘」情け容赦なくマツリを攻撃するサラ。しかし、少年の頃の記憶がかすめ、激し
い頭痛が起こる。
　あら、サラはロールパンナ状態になってしまった、いい心と悪い心の狭間で悩む性格設定だね。そ
れにしてもピンクに反応するなんて世の中のおやじ状態だよ。とアンパンマンから事例を持ってくる
おくさん。
　いや東映だからキカイダー状態っていわなくちゃ、と内心「良心回路ジェミニ」を思い出す。

　後の展開は速い。
　ＧＯライナー、ライナーボーイ出動。上から写すＧＯライナーに駆け寄る５人のＣＧはかっこいい
なあ。
　「ライナーキック」と叫ぶライナーボーイのすがすがしい声に心を洗われそうだ。
　そしてＭＶロボ合体、Ｍノバで任務完了。

　
　「胸の星は冥王の印、天の時代は終わり、龍の時代がきたのだ」とグランママ。
　「私たちの教えに従って努力するように」ゴボルダとディーナスからの鞘当ては続く。二人のこと
を適当にあしらうしたたかなサラ。

　「意識がもどりました、もう大丈夫です」と主治医。
　心配して病室に入る５人。モンドはのんきにつぶやいて
　「腹減った」
祝！モンドパパ生還！