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　サイマパラディコにて冥王ジルフィーザ、
　「我が秘蔵のカード・暗黒のデッキよ」
　冥界魔闘士ゾード・グール・ジーン登場。５５５の抹殺、地上の破壊を遊びと思う恐ろしい３人組
である。

　「母の御降臨までに長男として成果を挙げておかなくては・・・」とジルフィーザの見つめるそこ
には童鬼ドロップの姿。やはりジルフィーザの対抗は幼いドロップなのか？

　野崎タツミくんのバースデイパーティーに招かれる５人。災害現場での出産という困難をともに乗
り越えた仲間の１才の誕生日であった。

　「でもおどろいた、マトイさんたちが５５５だなんて」とタツミくんのママ。
　「最初は無理矢理だったんですけどね」とはナガレ。
　「マトイさんたち以外には考えられない。マトイさんたちなら地球を救えるって、わたしとタツミ
は断言できる」と厚い信頼を寄せるママ。
　どこから飛んできたのか、白い羽で無心に遊ぶタツミ赤ちゃんの家から帰途、サイマ出現の連絡。

　着装した５人、しかし力及ばない。
　白い羽。
　「そいつにはおもしろい仕掛けがある。こうやって日の光を遮ると・・・」
　大爆発。とばされる５人。
　「期限は日の入り。それまでの俺たちを倒せるかな？冥王ジルフィーザさまの切り札の俺たちを」
　「倒してやる、日が沈むまでに！」

　夕焼け、でも魔闘士は強い。
　タツミくんの救出に向かうモンド。しかし・・・。
　そして日は沈み、そこも、ここも大バクハツ。東京は火の海。
　「父さん、タツミ君は？」マツリの問いに無言のモンド。
　「マンションは爆発しました」モンドに代わりこう答えるしかないミント。

　「きさまら」
　「ぼくたちのせいじゃないよ、守れなかったのは君たちでしょう」
　その怒りあまり生身で飛び込む５人。
　「５５５が全滅したら地球はサイマのものになってしまう。引き上げるんだ」と退却を支持するモ
ンド。
　「みんな散るんだ。集合場所は第３待機ポイント」
　影となって走る５人。
　影となって追う３魔闘士。
　雨はマトイたちをうつ。
　「負けた・・・。おれたち５５５が・・・」
　泣き崩れる兄弟。