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　ディーナスが地球人に変身して次男ナガレとの因縁を形成するエピソードでした。
　迎えにでたロビンソン博士に英語で話しかける様子は流暢で、実はうちのかみさんは元中学の英語
教師ですが、
　「この子英語得意そうだねえ」
　「うん、発音はすごくいいよ」
という夫婦の会話でした。
　ロビンソン博士と巽モンドとの若い頃の写真はいっしょにバンド活動をしていたものだが、この外
人、もとはバンドマンだったのでしょうか、合成写真ではないように思いますが、こんばんはオフィ
シャルＨＰにいって素性を確かめてきましょう。
　災魔一族によってもたらされた災害によって護衛していたショウとダイモンは誘い込まれるように
離れていき、
　「ぼくがいれば大丈夫です」と変にディーナスの前で意気込むナガレの手をにぎる、おおうらや
ましい。
　作戦司令室で一人着装するマトイ。サンダーバードの中で隊長である父が休暇中に起こった事件は、
長男スコットが本部に残り指揮をとった巻があったが、この分散体制からでも物語が作れるのは強味
である戦隊だと思う。

　とあらわれのナガレを救い着装するナガレとマツリ、そうか、この巻は女性対決という意味も含め
てマツリもメインであったか。
　そして決めセリフ、
　「人の命は地球の未来・・・」と叫ぶナガレ、そのナガレがゴーと指さす、２番目はマツリのゴー。
わたしはこういうストーリー展開によって決めポーズの順番がかわるのがとても好きです。

　先週の巻頭に続き、今回もストーリー展開中にレスキューシーンが入る。この今までの
　終盤・変身・巨大化・ロボット投入
　というパターンをくずす大英断。わたしは元々「売らんかな」主体のストーリーは好きではないの
で支持します。

　それにしても女にもてるのは歴代ブルーの宿命でしょうか。女がからむとずっこけられなくなるの
で、物語中の性格設定が深めにくいのになあ。
　あー、兄弟の中では兄をたてる寡黙な次男、総合的には若い女性向けのシンボライズされた存在で
はかわいそうすぎる。

　ところでこの巻の中でまったく機密ディスクのありかは知らないくせに
　「おまえのためには何を失ったっていい」といったようなはったりをかますマトイの態度には、今
後の大化けの可能性を見た気がして、急にマトイにいが笑える存在になってきました。