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　「ねえ、今週は最終回？」前回オルグアジトにガオが迫ったことから、そろそろ最終決戦近しと踏
んだ小３娘の読み。
　「どうだろうねえ？」最近あまりに読みが深くなってきた娘の成長を、しかしこのガオ視聴に限っ
ては残念に思っている。
　「最終回って本当はいつごろ？」かみさんも心に期すものがあるかもしれない、ＨＰの更新こそわ
たしの当番だったが、３年間彼女の方がまめにエアチェックのビデオ予約操作をしてくれていた。
　「さあ、でも５５５もタムレンも２月第１週が最終だねえ。え？ってことは？」自分で言っておき
ながら言ったことの重大性に気づいたわたし。のんきに見てきたが、本当にもう最終決戦が迫ってい
るんだねえ。
　「２月３日だって、ドレミちゃんが終わるのが」そう、ドレミちゃんがね。
　「おもしろいんだよ、次は「おじゃ魔女ドレミドッカン」なんだって」
　「へえ、いよいよドレミちゃんもセーラームーン状態で終わるんだか、続くんだか、迷宮に入り込
んできたねえ。
　「アクセリーショップ、ガーデニングショップだったっけ？そいでお菓子やがつづいて、「ドッカ
ン」っていうくらいだから、次のドレミちゃんは土建屋かい？」土建屋は作る方で爆発させるのは違
うか。

　ガオズロック。
　「これだけ日本全国をさがしたのに・・・」オルグ探索は続いている。
　「なんで？オルグって外国には出現しないの？外国に無関係なのに「オルグ」っていう名前になっ
ているのはどうしてなのさ？」つっこむかみさん。
　「そんなこといったってカクレンジャーの先祖だって戦国時代でも「ドロンチェンジャー」もって
いだんだぜ！」答えになっているんだろうか？

　オルグアジト。
　鬼地獄からつりあげてほしい、とツエツエの声はヤバイバに語る。
　「でも、ツエツエの訴えはとぎれた・・・」
　「でもってどういう意味？」小３娘。
　「どういう意味だろうねえ」本当にどういう意味なんだろうねえ？

　ガオズロックに風太郎少年が現れた。
　「荒神さまよ、失礼のないように」テトム。
　ガオゴッドの化身は最終決戦の近いことを知らせにきた。全国のオルグ反応が１カ所に固まってき
た。埼玉県クマガオ市にオルグ反応。
　「ラストバトルだ、行くぞ！！」レッドの顔も緊張があふれた。
　「オルグマスターってどうなっちゃったの？」なぞだ。

　釣り具の上州やでかいものヤバイバ。
　「なんで？化けなくってもいいわけ？」どうなんだろうね、小３娘のもっともなつっこみ。さらに
ヤバイバは赤いガマグチから人間のお金を出し、料金を支払う。律儀なヤバイバ。
　ツエツエを散りあげるえさは彼女のツノをガオとの闘いの中で変化させて使う、という。

　こちらでは蒸気機関車オルグ、線路上で立つ。
　ついに決戦の秋を迎えた。
　そのかげではヤバイバ、自分のかわりにガオと戦うオルグがいたと喜ぶ。
　アローモードまでも跳ね返す蒸気機関車オルグ。
　「おお！！強い！！外見は正月オルグとあまり変わらないのにねえ」ああ、これはかみさんのいう
ことにも一理あるかもしれない。
　ツエツエを鬼地獄に落とした力をツエツエのツノに込めたい、とヤバイバ。
　「いくら弱いとはいえ、今ヤバイバに加勢されたら・・・」すっかりこけにされるヤバイバ。
　「まあ、彼の前進はピエロだったらしいから道化でもいいのかもしれないけど、確か番組初頭はイ
エローと因縁の対決をしていたのに、ヤバイバの値段も下がったねえ、ああ、イエローも値段を下げ
ていたのかなあ？
　ツエツエを倒した破邪百獣剣の出番がないと困るヤバイバは突如ガオに加勢して蒸気機関オルグを
ピンチに陥れる。
　「未だガオレンジャー！破邪百獣剣だ！！」
　ついにヤバイバの求めるパワーが発射された。
　「大丈夫だよ、きっと。発射されたパワーはヤバイバに取り込まれて、オルグには届かないはずだ
よ」なにを自分に言い聞かせているのか小３娘。オルグ同士とはいえ裏切りは気持ちのよくないもの。
ヤバイバの裏切りが仲間には致命傷にならないように、祈るように姉子が叫んだ。
　しかし姉子の願いもむなしく蒸気機関オルグは倒れた。
　使うものはそれでも使うヤバイバ、さらにオルグを巨大化させる。すると蒸気機関オルグはヤバイ
バを恨んで踏みつぶしにかかる。
　ガオキング、ソードアンドシールド。
　ガオハンター。
　しかし今週のオルグは強い。
　キングのピンチにディアスがやってくるが、同じく倒れた。
　ガオマッスルストライカー。
　「ガオライオンが傷ついたらキングにもケンタウラスにもなれないから困っちゃうねえ」そう、か
みさんは買ってやったばかりのケンタウラスの出番が少ないのが嫌なのだろう。

　アジト。
　こちらではヤバイバが持ち帰ったパワー入りツノをえさに鬼地獄に釣り糸を下げる。

　ハンターもマッスルストライカーもピンチ。
　マッスルも分解、ハンターもガオリゲーターが戦闘不能。
　「俺たちに勝ち目はないのか？」
　「まさか今更新しいロボでないよね？」出たらすぐに買いそうな勢いのかみさん。
　「うーん、あ、出るんだよ」思い出した！我が家にはテレビくんの先乗り情報がある。
　「手は？手はどうするのさ！？」もう本当に心配でたまらない小３娘、立ち上がってしまった。
　「レッド！あいつらを使ってやってくれ！！」シルバーはウルフとハンマーヘッドを推薦した。
　ガオイカロス、アナザーフット＆アーム！！！
　つまりガオイカロス、ガオバイソン、ガオウルフ、ガオハンマーヘッドの合体。
　「うーん、前から思っているんだけど、アナザーフットじゃなくってアナザーレッグじゃあないか
ねえ！？」一応かみさんは英語教師。
　「すげえ！！！！！！！！！！！！！！！！あの中にシルバーも乗っている！！！！！！！！！」
ついに６人が１対のロボの運転席に乗り込んだのを見て大興奮の６歳せがれ。
　「そうか、いつものイカロスより強いのはそういうわけか？」妙になっとくしたかみさん。
　「そうか、いつもの戦隊はレッドだけ乗り換えて１人で１対のロボを操り、他の人が１号ロボを操
縦するような、乗車定員を下回るのが通例かと思っていたが、ガオの場合乗車定員オーバーの方向へ
向かったか」妙に感慨深そうにわたし。レッドパンチャーがなつかしいわけではない。
　「うんうん、一番奥がレッドとシルバーの２人のりになっているねえ」小３娘もうれしいみたい。
ピヨちゃんの奥にはレッドとシルバーが陣取っている。
　「それ！！！！！！！！！！！！！！」６人による攻撃にさらに興奮が高まるせがれ。
　「やった！ついに最後のオルグを倒したぞ！！」ガオも感慨が迫る。

　オルグアジト。
　こちらではヤバイバの釣り竿に手応えがあった。

　アニマリウムでくつろぐ。
　「天空城だよ、ほら！！」
　「・・・・・・・・・・・・・・」
　「違うよ、天空島でしょ！！ってつっこみを入れてくれなくっちゃ困るよ、あたしゃあ」今更であ
るが我が家の子らはスーファミ版ドラゴンクエスト５＝天空の花嫁編の佳境を冒険している。わざと
ぼけてみたら寒かったらしいかみさん。

　オルグアジトではツエツエ復活。ヤバイバと歓喜の包容が繰り返される。ツエツエについてきた鬼
地獄のがらくたから出てきた３つの影は・・・・？
　「前のハイネスデュークが蘇ったんだよ！！」もうせがれの興奮は収まらない。
　「ねえ、ハイネスデュークってみんな破邪百獣剣にやられたの？」そうでなくってはツエツエのツ
ノにつり上げられるのはおかしいといいたいらしい小３娘。
　「ううんとね、シュテンは破邪百獣剣で、ミドリの、うーんとウラはガオイカロスだよ」くわしい
のはせがれ。よく覚えている。
　「だったらつり上げられるのはへんだよ！！！！」別に君がそんなにおこらなくたって、いいんじ
ゃない、娘？