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　「掲示板では前向きな評判だったね、この巻」ご訪問者の書き込みはいつもありがたい。
　「本当？じゃあツエツエったらもう復活するの？」と仕入れたばかりの情報を自慢したいかみさん。
　「それはまだまだだよ、それにそんなことをこのＨＰで口にしてはいけないよ」いけないと諭すわ
たしが良識家で本心なのでしょうか？それともここに書いてしまうわたしが本心でしょうか？
　「前回のガオズロック壊滅にからめて大掃除、行く年を回顧するバージョンなんでしょう？きっと」
本当にパターン化するほど人気があるのだろうか？実はこのパターンは毎年わたしにとっては気伏せ
りな出来事になっているのだが、それは後述。
　「へえ、歴代戦隊でお約束のやつだね、だからいつもと脚本家が違うのか？」と聞かれたって日頃
脚本家を気にして見ていないわたしは今回の方がレギュラーなのか、イレギュラーなのかなんて分か
るわけがない。
　「なんで？大掃除は１２月だよ」と小３娘。彼女はこの３月で学童保育が終わる。両親教員の子で
あるため、４月からは鍵っ子人生が始まる。
　「これは１２月３０日のお話なんだよ」そう、なかなか放送当日の更新にはならない。

　ラセツを倒したものの、ガオズロック修復に大苦労のガオ、人手不足なのにレッドは天空島に行っ
ているという。
　ハタキににている先代巫女ムラサキの遺品が出てきた。１０００年前のにもガオの戦死がいたと映
像が振り返る。
　「やっぱりガオアクセスとかやってたわけ？Ｇ使って？」つっこみ放題のかみさん。
　「いやあ、重工さんたち常連の読みではあの水干だかの姿自体がすでに装着変身したスーツ姿では
ないか？と想像しているね」いやあ、ご訪問者には助けられることばかりだ。
　「これ、開けるね」キノコの切り株を食べる６歳せがれ。彼はいよいよランドセルを買ってもらい、
今年は小学生になる。早いもんだ、戦隊コンテンツが始まった時はまだ３歳だったのに。

　イエローの回想シーンを後回しにして、レッドの回想、そしてテトムの卵焼きの効果が切れ、ガオ
ライオンが元の大きさに戻ったという。
　「ああ、めでたい、この数週間の悩みが解決したよ、しかしますます芋長の芋ようかんみたいだね、
巨大化アイテムに有効期間があるとは」
　「麗しの白虎」っていうのはなかなか自称できないよね」この数週間のかみさんのブームは本来ニ
ックネームである「灼熱の獅子」とか「孤高の荒鷲」とかいうのを自称することは恥ずかしいか、恥
ずかしくないかということである。
　「まあ、普通の人は「人呼んで麗しの白虎」って自分が言い出したことではない、と事前に責任回
避をしておくのだろうなあ」そう思いませんか？みなさん。
　５人が颯爽と変身後の名乗りを行い、次はパワーアニマルの初登場シーン。
　「これは小さい子が導いたんだよね？」回想シーンでは映されなかったシーンを思い出せることを
自慢するようにうれしそうに小３娘。これは白黒双子クマの登場のことだ。
　「じゃあ、これはどうやって出てきたんだっけ？ガオジュラフ」小３娘は思い出せない自分の記憶
力を攻めようとした。
　「それね・・・・・・、録画に失敗して見ていない巻なんだよ・・」消え入るようにかみさん。こ
れは大人の責任だからねえ。それにしても去年のタイムレンジャーでも知らないシーンが映し出され
て子供に「このシーン知らない！！！」と１年間のビデオ取り失敗を見つけて責められる。
　「回想の巻って、つらいね」
　ガチャガチャ言っていないで働け、と攻められるレッド。

　シルバーは芝生に寝ころび風に吹かれている。
　１０００年前闇オオカミの力を使って百鬼丸を倒したものの、心まで邪気に染まってロウキになっ
た自分を思い返すシルバー。レッドたちの友情でロウキとしての自分から立ち直ることができた。
　「戦慄の銀狼、ガオシルバー」
　「銀狼ねーーーーーーーーーーーーーーー、まっライダーだしね、こいつは」なにが「まっ」でな
にが「ライダー」なんだか分からないが、かみさんはシルバーには甘いかもしれない、他のメンバー
がニックネームを自称することには違和感を絶叫したくせに、シルバーにはなにも言わない。そうい
えばこいつＣＭみながら「次回本人公園は２月からかな？シルバーが生なんならもう１回行こうかな？
シルバー出ないんなら、行かないことにしようか？ねんみんな？」などと言っている。
　ガオの友情に感謝し「助けがいるなら呼んでくれ」とかっこよく決めたシルバー。

　ガオズロックではガオたちが岩の下敷きになり、助けが必要になっていた。
　でもヘルプはシルバーには届かなかった。
　「レッドがよけいなことをするから！！！！！！！！」
　「ガオレンの最後になるかと思ったぜ」
　「それはいけないでしょう、２月までもたせなくっては」日頃子らが今週が最終回か、それとも来
週か？と覚悟を決めて見ているのでそんな思わせぶりなことはいってほしくなかったらしい、かみさ
ん。

　思い出は風太郎のことに。
　黄泉の国から復活した４人。
　「思えばあの時、風太郎も復活しようとしていたんだよな」
　「バッファローはこうで、バイソンはこうなんでしょ？」ガオゴッドを見ながらかみさん。
　「違うよ、バッファローはこうで、バイソンはこうさ」手真似でバッファローとバイソンの角の形
の違いを確認しあった我々。文だけじゃあ分からないでしょう？
　「ねえ、もうこんな時間になっちゃったよ」ふうむ、小３娘のガオ視聴はなかなか時を気にするよ
うになってきた。７：４３になるというのに新しい物語が始まらない、と娘。
　「いいんだよ、今日は。きっと闘いはないんじゃあない？」かみさんの希望的な観測。
　「だって闘い終わらず、っていってたよ！！」ぷりぷりと６歳せがれ。

　ＣＭ。

　ひとりぼっちのヤバイバ。だんだん心細くなってきた。
　「こんな時、支え合う仲間がいてくれたらな、どんな困難も乗り越えられるのに・・・」
　「なんだい？それは５５５の裏の歌そのまんまじゃあないかい？
　ヤバイバとツエツエ、てんてこ舞いの変装シーンを回顧するヤバイバ。
　「こなったらガオレンジャーに仕返しだ」ヤバイバがいうと同時にやってきたガオキングにふまれ
そうになった。でもキングはヤバイバを無視してガオズロックの修復に向かう。
　「アニマリウムを直すの？」
　「ううん、天空島じゃあないよ、力持ちのキングにガオズロック直すの手伝ってもらっているの」
　「力持ちがいいなら、じゃあガオマッスルの方がいいんじゃあないの？」こいつ、本当に細かいと
ころを押してくるなあ。
　ひとしきりロボの合体のパターンの名前を連呼した後、最後にはガオディアスを腕にしてヒーリン
グ効果でガオズロックを直すことを思いついた。

　しかしヤバイバがテトムを人質にとって「ガオレン解散」をせまるヤバイバ。
　あるいはキングに情熱的に踊れ」と強要する。
　「灼熱じゃなくってミュージックにのって情熱的に踊るんだ」
　「あー！あんなことやっている」いつもと違うイレギュラーなガオキングの動きがうれしいせがれ。
　「あー、あんなことやっている」いつもと違うイレギュラーな動きをするガオキングに幻滅してい
る小３娘。同じシーンを見ているのにね。

　露天風呂でくつろぐシルバーのながめるはるか向こうでキングはオルグと戦っている。
　次にムーンウォークをヤバイバから求められるとガオキングの目が輝いた。
　「もうおねえいやだ、お姉、早送りしてほしい」キングがバラエティにはまればはまるほど、幻滅
はつのり、もう家族の集うこの部屋にはいたたまれないようになってしまった小３娘。

　得意にムーンウォークをするヤバイバ、後ろに下がってシルバーのところまで来て風呂桶でなぐら
れた。
　近くに露天風呂があると聞いて目が輝くガオのみなさん。
　ガオズロックの修復はディアス付きのキングにお願いしておいて、混浴の７人。
　「温泉の次はカラオケだ」と最後にガオオープニング主題歌を登場人物本人たちが歌い出した。
　「これ、さっき聞いたよ、ねえ、聞いて、さっきこの歌聞いたんだよ」テレビくん２月号の付録に
はこのオープニングをエンディングで歌う企画もののＣＤがついていた。

　「はい、今週はたいへんによくまとまりました」
　「ていうか、新しいハイネスデューク出てこなかったじゃん！！！」最後にはおこったせがれ。