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　「姉ちゃん、どっちがいい？」豆大福とようかんの二者択一をせまる６歳せがれ。
　「ようかん・・・、でも今さけるチーズ食べてるからいい」甘いものより酒のつまみを好む小３娘。
　「最近すっかりこのパターンだね」ようやく先週のガオレン視聴にこぎつけ、２週分一気の更新と
なった。自責の念にとらわれるわたし。

　引っ越したガオズロック、心配なのはテトムの行方。
　「そういえばテトムはさらわれたんじゃない？こんな緊迫してるんじゃあ生ドラ食べている場合じ
ゃあねえな」かみさんの好きな「生ドラ」とはドラヤキのあんこに生クリームを加え、洋風めかしな
がらでも甘みあっさりの軽やかなドラヤキ、こちら群馬県には埼玉県内で展開する和菓子チェーン＝
梅林堂の進出によってブームが起こった。

　回想、ツエツエは逝き、テトムは料理番としてつれさられた。
　「ツエツエ、このままじゃあ浮かばれねえぜ」１人で今は亡きツエツエを思うヤバイバ。

　こちらではラセツの要求をけるテトム、ヤバイバはそのシチュエーションを利用しようとする。

　タイトル「獅子、灼熱する」と出る。
　「ねえねえ、獅子ってガオライオンのことでしょう？灼熱ってなあに？」６歳せがれは漢字が多く
て分からなかったらしい。
　「赤くなることだよ」かみさん解説。
　「へえーーーーーー、じゃあガオライオンって巨大化するの？」情報源は「テレビくん」せがれは
ガオライオンの巨大化を今や遅しと待っている。

　ガオズロック。テトムが留守でみんなも腹が減っている。唐突にシルバー、ドロドロが招く岩舟山
へ移動。みんなはテトムを助けてその手料理を食べるために気合い満々。

　ドロドロの忍術によりガオレンと同等の力を持つ「カゲ」に命を与えた。
　「ねえ、来年は忍者ものなんだって？」かみさんも最近は「ゆうまの引き出し」の掲示板を読むよ
うになった。
　「うん、ご訪問者様の情報によるとね、でも公式発表ではないからね」
　「サイクル短くないかい？」
　「いや、カクレン以来だから、そう短いとはいえないでしょう」わたしは歴代戦隊中、カクレンの
コスチュームは相当に好きだ。

　ヤバイバ登場、ラセツのためにツエツエが用意したという特別料理を差し出す。それを捨て去るラ
セツに反抗してヤバイバはテトムを助けて逃亡する。
　総員いったん退却。
　「ヤバイバ、すぐにもどってくるなら許す」ラセツはヤバイバを誘った。

　森に逃げたヤバイバとテトム。
　「ねえ、わたしのこと助けたの？」テトム。
　「そんなことはねえ」といいながらヤバイバ。

　河原ではガオレン、傷の手当ても早々にラセツ、ドロドロ、そしてカゲかげに襲われるガオ。カゲ
の負ったケガは本人に至るとドロドロがいう。つまりガオレンがカゲに攻撃を加えると自分自身が傷
つくというわけ。
　「おねえ、ようかん食べるならＣＣレモンよりお茶の方がいいんじゃあない？」
　「ううん、このままでいい」と小３娘。

　ＣＭ。

　「おれたちは反撃することもできないのか？」手詰まりの６人。
　いいにおいに反応したラセツ。持ってきたのはヤバイバ。
　「ガオの巫女をさらったのはこの作戦のため、どうぞお召し上がりください」しかしこれは違うと
いってラセツは料理を振り払った。見た目はツエツエのものとそっくりだが、本当にテトム特製。テ
トムの料理が食べられなかったラセツは怒り心頭。
　ヤバイバのカゲを作ろうとドロドロが技をかけるが、それはヤバイバの持つトレイに反射してドロ
ドロ自身のカゲを生み出すことになった。
　カゲを攻撃されドロドロはやられ、ガオのカゲも消え去った。

　「４５分でこいつが倒されたってことは新ロボが出るにはちょうどいいねえ」いよいよ我が家の興
奮も高まってきた。
　ツエツエの杖を使ってヤバイバがドロドロを巨大化。巨大ドロドロによってガオレンは「鬼霊界」
につれられてしまった。
　「こいつらだあれ？」
　「前に倒したやつら」
　オルグの亡霊に襲われるガオ。
　現実界ではテトムがラセツにいびられている。
　「百獣召還」
　しかし獣皇剣は反応しない。
　現実界ではテトムのピンチを救いにやってきたパワーアニマルの機転でラセツは追い払うことがで
きた。
　「なんで来たの？どうやって？」まるでパワーアニマルが来てはいけないかのようにかみさん。
　「分からない」それはそうだ、別にきみが悪いわけではないよ、せがれ。
　「テトムがかわいそうだからじゃあない？」冷静に娘。
　テトムは荒神に救いを求めるがこの願いも届かない。
　テトムは悔恨し、自責し、そして自らガオの巫女として覚醒をしていく。
　川に実を沈め、ラセツに汚された卵焼きを清めると、その卵焼きはガオライオンの口へ・・・。
　「でけえ！！！！」とってもうれしそうに素っ頓狂な声で６歳せがれの興奮はどこまでも高まる。
　ガオライオンが巨大化したのだ。
　「なんだい、あれじゃあ芋長の芋ようかんみたいじゃあないか？」文句を言っているようでいなが
ら、本当はなつかしがっているかみさん。カーレンでのボーゾックの巨大化アイテムである芋ようか
んが一番のお気に入りのかみさん。
　巨大化したガオライオンに新合体し、ガオケンタウロスとなって時空を越えガオレンの元へ向かう。

　鬼霊界にやってきたガオケンタウロス、人払いで亡霊オルグたちを倒し、ドロドロも討ち果たした。
　「乗らないんかい？」かみさんのようなつっこみをいれた小３娘。
　「乗らないんだね、本当だね」してやったりとかみさん、誰に向かって偉ぶっているのだか？
　「つえええええええ！！！」こちらは純粋に喜んでいるせがれ。

　そして現実界にもどった６人。テトムは川辺に倒れていた。