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　ビルの屋上で今日もラセツはランチ。聞こえてきた歌声に不快感を示す。

　天空島。
　歌うテトムとシルバーの笛。ガオディアスに聞かせている。
　「本当によく似ている」シルバーにとってかつての先代巫女ムラサキとテトムはそっくり。
　ビルのしたでは風太郎。
　「なぜ涙が出て来るんだろう？」
　「風太郎って正体はなんなのだろうね？」
　「風太郎って本当の名前じゃあないんだよね？」分析する子。

　魔笛オルグ登場。

　オルグのせいで調子を狂わすシルバー。
　「少しはムラサキ殿のようになれ」きつい指摘をテトムから受け、だまっていられなかったシルバ
ー。
　「もうシルバーとユニットは組まない！！」
　「今週はテトムがすねるんかい？」今週っていうけど、５分前には先週のビデオを見ていた。１時
間ガオレンを見続ける今週。
　ディアスは歌が聞けなくなってしまった。
　ガオズロックで大スネのテトム。レッドは今週もなだめやく。

　魔笛オルグの笛の音に乗って踊り出す子ら。塾でも講師が窓を開けた途端に踊り出す。
　「これも当たった子？」番組出演権をＧＥＴした子らか？とかみさんが聞く。
　「ちょっと大きいんじゃあないかい？」応募しそうな子には見えない。
　レッドは今度はシルバーの説得にあたった。
　「おまえはテトムと同じ平安生まれどうしだろ？よろしくやってくれ。機会があったらおまえから
あやまれよ」レッドは徹底的にフェミニストであった。
　そして魔笛オルグのもとへ６人装着して到着。
　レッド＋ブルー。
　ホワイト＋ブラック。
　イエロー＋シルバー。
　いつものと違うコンビでの攻撃。
　「やっぱ子供しか踊らないのかなあ？予告じゃあ大人も踊っていたみたいだけど」先週の予告とい
ってもほんの１０分ほど前に見たものだけどね。
　「もう１回パワーアップして、そしたら大人にも効くようになるんじゃない？だって塾の先生はお
どっていなかったから」非常にシビアな指摘をする小３娘。

　デュークオルグと合流した魔笛オルグ。ラセツからパワーを与えられる。
　「また力を吸い取られたのね、この２人」燃料タンクのように、パワーを与えるときにはダウンさ
せられるツエツエ、ヤバイバ。
　「ところで「踊らせるフルート」が「踊らせるオーボエ」になったっていうのに、なんで横笛のま
まなの？」パワーアップしたらビルも踊っている。
　「ラセツさまのおかげで大人も踊らせられるようになったぞ！」
　「大正解！！」小３娘は見事にストーリーを読み切った。

　ガオズロック。
　「ここに何の用よ？」テトムのもとをシルバーが訪ねてきた。シルバーはガオズロック初登場か？
　シルバーの全面降伏で仲直り。

　ＣＭ。
　「あれ？さっきと逆だよ！今度はマスクが先になっている！」さっきと娘は表現するが、それは先
週のこと。ＣＭ前後のアイキャッチがパターンを変えている。

　倒れてもおどり続ける人々。
　「これじゃあモタネえよ」ガオも疲れた。
　「耳をすませば聞こえるだろう」テトム＆シルバーの歌う攻撃。
　魔笛オルグの笛はうち消され、風太郎少年はうれしい。しかしラセツがじゃまに入る。
　「あー！！」ディアスが登場し喜ぶせがれ。
　ディアスによるヒーリング効果でみんなが元気になる。呪縛が解けた。
　「テトムの歌がすばらしかったからさ」シルバー。
　「まあ！！」ぬか喜びのテトムがシルバーを突き飛ばすとシルバーはビルから真っ逆様に落ちる。
あわてて装着変身。
　「あ！！もう１回見たい！！すごいや、反対になっている」装着の最初にマスク姿は反対向きに頭
を下に向けている。小３娘大感激。
　「ぎゃく向きっていうよりギャグ向けっていう感じだね」この数週連続してギャグ向けは止まると
ころを知らないガオ。子らは大喜び。
　５人も装着。そして大々的に名乗り。
　「よくタイミングとれるね？イエローの番なのにブラックが言っちゃうっていうこと、ないのかな
あ？」
　「順番いつも変わるのにね？」
　「リコーダーミサイル」
　「あはは」３年生はリコーダーをならい始めているのでうれしいらしい。
　股間攻撃も爆発。
　「破邪百獣剣、邪気退散」そして巨大化。オルグのせいで百獣召還の音楽は天空島に届かない。
　「あー！！！！！！！！！！！！」おおさわぎで喜ぶ６歳せがれ。ゴッドパワーアニマルがやって
きた。
　「１０００年前に死んだはずなのに」ラセツは知っているのか？
　オルグの笛をくだいたゴッド。イカロスに願いが届いた。
　「だけどディアスは最初からいたのにねえ」６歳せがれの指摘はますます鋭さをましている。

　「１００年の友よ、百鬼丸との戦いで死んだのではなかったのか？」シルバーの問いに答えること
なくゴッドは消えた。

　「明日寝坊しないでよ」テトムはシルバーと早朝天空島にディアスを訪れる計画を話す。
　「あー！デートの約束だ！」