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　「今の場面、初めて？」主題歌のＢＧＶでシルバーがウルフローダーに乗っているところを見て、
かみさん。
　「ううん、前もやってた。だってシルバーの出る場面、ここしかないもの」小３娘のチェックは細
かかった。
　「あれ？シュテン、出てるじゃん！」ご訪問者から「シュテンの要望が知りたい、オフィシャルに
も画像が残っていない」というお話をいただいたが、なんと後楽園遊園地ガオレンジャーショーの予
告ＣＭの中に出ていた。
　「このお話の怪人はタイヤオルグ？」毎週のように後楽園遊園地の連れていけ、とせがむせがれに
はＣＭからも十分ショーの臨場感が伝わってくるらしい。
　「ねえ、ねえ、ねえ、この巻９月３０日までだから、その後いよいよあれじゃない？」もって回っ
たような言い方をするかみさん。つまりそろそろ生ガオレンショーが始まってもいいのだろう？と言
いたいのだった。

　アニマリウムにバイソンを見舞うブラック。ガオズロックに帰ってきて
　「元気みたい」と報告。
　「よっしゃーーーーーー！！！」と競輪ＣＭの水野さんのように雄叫びをあげるテトム。
　ウラの復活により前途を危惧するガオ。

　アジト。
　ウラによりツボオルグの派生とツエツエ、ヤバイバのバージョンアップが図られる。
　「あらまあ、ツエツエさまは歴代女性幹部の中でも特に露出が少ないのに、これじゃあオーレンジ
ャーの王妃さまだな、あれ？バッカスフンド？ブルドント？うん？名前が出てこない」ど忘れしたわ
たし。戦隊ヒーロー超全集ｖ４を探し出して皇妃ヒステリアだと分かって安心した。
　「ツボツボって言うのはマダツボミ？」今日はポケモンに話題を振りたいかみさん。
　「いやあ、ツボ持って出したりしまったりって言ったら、カーレンジャーのほら、あれだよ」再び
ど忘れしたわたし。ちょうどいい、超全集ｖ４が手元にある。副長ゼルモダだった。

　こちらはバイソン試運転。
　「別にピンチにならないと合体できない、ってわけじゃあないんだね？通常時でも合体できるんだ
ね？」ピンチにならないとダメっていうのはウルトラマンでしょう？特に帰マンはそういう設定だっ
たよね？ついでにマジンガーＺはジェットスクランダー開発時に盛んに合体トレーニングしてなかっ
たっけ？（不確定情報）
　ハンターが特訓相手にやってきた。
　「１０００年の邪気はおれが連れてきたんだ」悔恨のシルバーはお役にたちたいらしい。
　「この人カツゼツ悪い！！」きっぱり言い切ったかみさん。彼女はシルバーのことを理解しようと
はちっとも思わないらしい。
　特訓する２大ロボを見上げるツボツボ、ツエツエたち。
　ロボはツボツボのツボに吸い込まれ、封印されてしまった。
　ピヨちゃんだけが鳥体になってもどってきた。ピヨちゃんっていうのはソウルバードで、キング、
マッスルの操縦席。
　「まさか？」突然かみさんは疑いを抱いた。
　「まさかがなんなのさ？」一応聞いてあげよう。
　「残りのＰＡで新合体する気かと思った」
　「うん？足りないか？いや、足りそうだよ」かみさんは新提案に酔っている。
　「それってマッスルストライカーってやつじゃあない？」我が家には毎月テレビくんがやってくる
というのに、不勉強なかみさん。君の新提案は新じゃあなくって既定路線でしょう。
　ツエツエヤバイバのバージョンアップにおどろきの６人。

　ガオズロック。
　消沈の５人。しかしテトムの助言で皆の宝珠を集めるとマッスルストライカーができることを知っ
た。しかも今回のガオの玉子はこれまでにないパワーが備わっているという。
　「そんな・・・、前回の玉子を成長させるための大冒険はどうしちゃったのさ・・・」いかん、い
かん、戦隊ファンページも３年目になると、製作サイドの批判はしないはずが、遠慮なくなってきて
いる。親しき仲にも礼儀有りと改心しなくっちゃあ。
　そして玉子は鳥相のやけに悪い、ピヨちゃん、通称はヨちゃんとなる。
　悪口に気分を害し、殻にこもるヨちゃん。扱いに困る４人をよそに、さすがに獣医であるレッドは
ヨちゃんのために「すり餌」を用意していた。
　ガオ出動。そしてシルバーも。
　「やっぱりイエローの性格、シルバーに取られたな？」イエローの性格が変わっていくのは設定な
のか？流れなのか？知りたいなあ。
　「あのカードをつけないと吸い込めないんじゃない？」６歳せがれは展開を読んでいる。
　「いくぞ！」今週はレッドから号令が入った。
　レッド。
　イエロー。
　ブルー。
　ブラック。
　ホワイト。
　シルバーの順に名乗りをあげる。
　「ほら、見てみて、百獣剣に宝珠が入っていないよ」せがれは指摘する。
　「じゃあシルバーは？おねえ、見ていなかったよ」小３娘が残念がる。
　「シルバーのは宝珠の入るところないからいいんだよ」再び６歳せがれは指摘した。
　「ロボと一緒に宝珠取られちゃったんだね」弟彦に一本取られた姉。
　レッドを吸い込もうとするツボツボ、いやツボオルグ。そうはさせじと押さえる５人。
　「あんな力で吸い込むのを止められるくらいなら、キングたちが吸い込めるわけないじゃあない？」
こちらは製作サイドへの注文はそれこそ自分の仕事だとでも思っているかのようなかみさん。
　「そういえばカーレンジャーにもあんなようなの、出ていたね？」それはもうわたしが指摘してい
るのに、聞いていてくれなかったかみさん。
　「・・・・・・・・・・・・・・・・・・これまでの流れなら、犬夜叉に出てくる弥勒の風穴みた
い、っていわないと君のキャラが一貫しないね」どうせ聞いてくれないなら、聞こえないくらいの小
さい声でつぶやくわたし。

　ガオズロック。
　すり餌くさいらしく鼻をとじているテトム。盛んにヨちゃんを説得する。
　「すねているけど、食べたいんだよね？ヨちゃん」こちらはぬいぐるみ系には弱い小３娘。
　「ツボツボ倒しちゃったらキングはどうなっちゃうの？」かみさん。
　「きっと出て来るんだよ」達観しているのは小３娘。
　ツボオルグは倒され、巨大化させじとツエツエｖ２のツエをたたきおったシルバー。
　しかしバージョンアップしたヤバイバの特殊能力で、ツエを吸収し、オルグシードを吐き出した。
巨大化に成功。そして元にもどったツエをツエツエにプレゼント。臭いらしい。
　「このツエ、どこから出てきたの？」ツエツエも気になるらしい。
　「なに！！！？？？」うれしそうにかみさん。
　「もしかしてここじゃあない？」とってもうれしそうにせがれ。片足をあげている。
　「食べたからねえ」そこそこにうれしそうに小３娘。

　テトムの説得でヨちゃんは正義に目覚める。しかし飛び立つときにテトムにはウンチを落としてい
った。
　「おしっこ？」うれしそうに６歳せがれ。
　「ウンチかなあ？」そこそこにうれしそうに小３娘。
　百獣召還。
　「そうか、マッスルストライカーにはイーグルいらないのか？」自分の宝珠をブルーとホワイトに
貸してしまって手持ち無沙汰なイエロー。
　「じゃあ、マジロの宝珠を貸してやるよ」優しいブラック。道路でカード交換をしている子らのよ
うな雰囲気の２人。
　「初めての合体？」かみさん。
　「そう、このバージョンはね」わたしもせがれも待ち望んでいた、混じりっけなく２号ロボと呼べ
る単体の登場。いや僅差でガオハンタージャスティスに２号の称号は譲ったか？
　「あ！いつのまにかベルトがついている！！」これまでと腰の感じが違うと主張するせがれ。
　「誕生、ガオマッスルストライカー」

　そしてオルグは倒れた。
　「ハンターを救ってくれたこと、例を言う」またもガオに借りを作ってしまったシルバー。
　３体のロボの上を飛ぶ、２話の鳥、ピちゃんとヨちゃん。
　「まさか？」
　ピヨちゃんにもどった。
　「いやー、一つになっちゃったねえ」操縦席が２つになることを期待したかみさん。そうしないと
キングとマッスルが同時に２体登場できない。
　「いやー、必要に応じて２羽に分離できるっていう伏線でしょう」確信を持ってわたし。だって今
日のこの場面しかロボが勢揃いしないんじゃあもったいない。
　「いいなあ、早くマジロとライノスほしいなあ」ほら、せがれもこのシーンを我が家で再現したが
っている。

　次週予告。
　「あれ、見て！」予告のガオキングの右手はシャークではなくってハンマーヘッドがついていた。
　「え？なに？」かみさんは分からない。
　「そうだよ」わたしは人目で分かった。
　「おねえもだよ」注意散漫なのはかみさんだけだった。いよいよハンターとキングの垣根も超えて
混然合体を行うＰＡ。
　「ガオってさあ、１匹のＰＡとの強いつながり、っていうより、エンターテイメント的にあれこれ
マッチングしたり、合体したりするじゃない？すごいね。精神論かましているんじゃあないんだね」
ギンガマンの星獣とのつながりに比べて物足りなく思っていたかみさんがいよいよガオの設定を支持
した。
　「それが成功の源かもね？」今だ近所のトイザラスでタムレンおもちゃを見かける以上、大人は見
ておもしろかったタムレンの、おもちゃの売れ行きが良かったとは限らないと思われる。