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　「なに！？この画面！！新しいテープで撮ったんだよ！！」プンプンおこっているかみさん。画面
は揺れて乱れて、見られたものじゃあない。
　「そろそろデッキが悪いかもしれないね」ボーナス早々に臨時出費となりそうな我が家。

　ガオズロック。
　ガオバイソンの心配をするガオレン。
　「テトム、明日午後３時、他のみんなには気づかれないように・・・」イエローは内緒でテトムを
呼び出す。
　「ほう！イエローとテトムとかい？」戦隊内恋愛に飢えていたかみさんは非常にうれしそう。

　月がもどり、力ももどるロウキ。
　「朔の月？犬夜叉と同じだね」それはもう先週から言っているよ、かみさん。
　「奈落もね」犬夜叉２１冊は今や小３娘の宝物だ。そしてまんがの読み過ぎで視力が落ちたらしい。
　デュークオルグの心配をよそに、やはり単独行動のロウキは新たに封印を解く。

　「半年くらいは２人っきりだったのだから・・・」戦隊内恋愛に心おどるのはかみさんだけではな
い。ホワイトもうれしくなって２人の後をつける。バレバレ。
　「２人で歩いているよ！！」６歳せがれも喜んでいる。やはり彼は最近ストーリー場面もよく見る
ようになってきている。
　実は４人もついて歩いている。イエローは若気のいたりをしたらしい。期待膨らむ４人。
　「うん、深刻にならないのがガオレンのいいところかもしれないね・・・。あ！！ボーゾックだ！」
とてもうれしそうにかみさん。我が家の戦隊視聴はカーレンジャーから始まった。あのころ小３娘は
年少、３歳児。６歳せがれは満１歳の誕生日を迎えたばかりだった。
　「バイクオルグだって〜」冷たく言い放つ６歳娘。始めた買った戦隊おもちゃはカーレンジャーの
ソフビ人形。いつも持って歩いていて、ブルーレーサーを側溝に落とし、泣きそうになったことがあ
った。
　「昔の５０ｃｃじゃあねえ！大型免許が必要な７５０ｃｃにパワーアップしたんだ」バイクオルグ
登場。
　「おお、うらやましい！！」中型免許しかないわたし。しかも今乗っているのは維持費が安く済む
ように１２５ｃｃのもの。それは中古で探してきた１９７７年製スズキＧＴ１２５。
　テトムはさらわれた。
　テトムの回想。
　イエローとの始めての出会い、イエローは自衛隊パイロットだった。イエローの機体にまたがりご
機嫌のテトム。
　そして生身でバイクオルグ５０ｃｃバージョンと戦うイエロー。テトムは必死でガオアクセスのポ
ーズを教えた。
　「ハー！！ってテトムが教えているよ」うれしそうな６歳せがれ。
　「これはオレの問題だ」因縁を教えろと４人に迫られ、しかし突っぱねるイエローは責任感にから
れている。

　ロウキ、アジト。
　「この宝石、見たことがある・・・」なにかを思いだそうとするロウキ。
　「先代巫女おばあちゃんを知っているのね？」ロウキとの因縁が明らかになっていく。
　「おー！！おばあちゃん役はテトムの二役だぞ！！」なんでそんなに喜ぶのかかみさん。
　「テトムにそっくりな先代、っていったら、犬夜叉の桔梗とかごめのパターンのまんまじゃん！す
っかり犬夜叉だぞ！！」
　イエローが助けにきた。４人もガオアクセス。
　「サモン　スピリット　オブ　ディ　アース！」
　５人名乗り。
　「この間、カースケくんがいってたよ、「怒濤の鮫ーーーー！！」ってね。かみさんのクラスの男
の子もサメがお気に入りらしい。
　「オレのクラスの子は見ていないねえ」見ててくれたらつかみはＯＫだったのになあ。
　原付きオルグの恨みを晴らすため協力するロウキ。ツエツエとヤバイバは協力しない。

　ＣＭ。

　イエローＶＳバイクオルグ。
　４人ＶＳロウキ。
　「だめだ、こいつ倒れねー、倒れねーよ」イエロー回想。力不足を露呈していた１年前のイエロー。
　「本当に弱かったのよね、あの時のイエロー」テトムとイエローだけが共有する思い出。
　「イエローってそんなに弱かったの？」心配になってきた小３娘。
　「レッドは最初から強かったのにね」６歳せがれは自信に満ちていた。
　「ムラサキ・・・」先代巫女の名前をつぶやくロウキ。
　「ロウキが犬夜叉になっちゃったら主役持っていかれちゃうねえ」よけいな心配を始めたかみさん。

　「邪気退散」
　「なんだイエローにもそんな時代があったのかよ？」イエローの見習い時代を知り、親近感がわく
４人。
　「思い出話もそれまでだ」こわもてのロウキ。バイクオルグを巨大化させ、ガオハンターを呼び出
した。
　「降臨ガオハンター」
　「今週はガオマッスルだねえ」断言してせがれ。
　「なんで分かったの？」
　「レッドが持った宝珠が緑だったから」よく見ているねえせがれ。
　「へえ、母さん気づかなかった」彼女はストーリー展開ばかり気にしているからねえ。
　「へえ、父さん気づかなかった」わたしはメモするために視線を切ることが多いからねえ。
　「誕生、ガオマッスル」
　「ドギャーン！ドビャーン！！」ロボ線になり気持ちが画面の中に入ってしまった６歳せがれ。
　ガオレンへの復讐をロウキに託して倒れたバイクオルグ。そしてハンターは強い。ガオレン不利。
　「おれと相打ちするとはやるな」ロウキとハンターもただではすまなかった。
　「ムラサキのことが知りたい」テトムを連れていこうとするロウキ。
　「テトムを巡って２人がライバルになるわけ？」とってもうれしそうにかみさん。
　「あれ、ガオベアーとポーラーの宝珠じゃん！！」よく見て色まで覚えたせがれ。
　「じゃあもうマッスルは出られないじゃん！！」小３娘。
　多くの戦利品を持ってロウキは去る。
　「おれは強くなってねえ」宝珠を取られ意気消沈のイエロー。
　「そんなことない！わたしを守ってくれたじゃない！？」そう、年齢差は１０００歳？