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　「あんたは勝手に飲んでクラクラしてればいいんだろうけど、ガオレン視聴には美学があるんだよ
・・・」ビール飲んでクラクラしているわたしをよそに、食卓の片づけをしているかみさん。
　「今日のガオレン楽しみ！！！３匹の魔獣の巻でしょ！？」５歳せがれの気持ちも盛り上がってい
る。
　「ほら！こうやって、カウチポテトしながら見るんだよ！！」まあ週に１度、家族全員で集中して
テレビ見る時間だから、かみさんはシチュエーションも大切にしたいのかもしれないなあ。

　アイキャッチ。
　「この後は・・・・ガオー！！」
　「おおー！ガオレン初アイキャッチが代わっている！！」生ガオ５人が顔をよせて吠えていた。

　奥秩父、鬼塚山。
　ロウキにたたきのめされた５人。
　「そうだっけ？先週の終わり方」先週の記憶がないのは今度はわたしの番。
　「そうだよ」小３娘がそういった。

　ガオズロックがやってきて、テトムが５人を回収。
　「ガオの宝珠をとられちゃったの」ホワイトの心配はむなしく、ガオエレファントは消えてしまっ
た。
　「テトム、なにか知らないのかよ？」ブルー。
　「昔、大巫女から聞いたような・・・。きっと思い出すから」テトム。
　「ガッデム」ブラック。
　「発音わりいぞ」一応かみさんは英語教師、元だけど、今は養護学校教師。
　ああ、そうだ。６月３日放送のアギドの中でアンノウンの被害者になってた双子のランナーはかみ
さんの学校のバスの運転手らしい。
　「いいな、主役にさわってもらったじゃない？」とかみさんはうらやましがっていた。

　「へ？」
　「なに、今の？」
　サイの宝珠を巡って争うのはハイネスデュークオルグのウラとデュークオルグのロウキ、ロウキは
ウラに対して心服はしていないらしい。
　「サイって？」５歳せがれ。
　「中身ゾウだよ」小３娘。
　「そうだよ、ゾウだよ」５歳せがれは洒落てみた。
　「今のはエレファントの宝珠だよ！！」
　巻き戻し、巻き戻し。
　「やっぱりそうかな？」
　「だって１個目っていったらエレファントでしょう？」なるほど、分析娘だね。
　「今度出てくるのは魔獣は魔獣にしても、サメ、ワニ、オオカミだよ！」テレビくんで予習をした
５歳せがれ。
　労金嫉妬するヤバイバ、ツエツエ。
　「おっと、誤変換、ご訪問者のゆまりんさんのご指摘と同じく、ロウキニと打ち込もうとしてｉが
足りなかったらしいぞ」
　「逆に殺されちゃうんじゃないかな？」２人を心配する小３娘。彼らはついこの間復活したばかり
だから、２度と生き返らせてもらえないんじゃないか、ドラゴンボールの愛読者小３娘は心配してい
るわけだ。
　「でかい面するんじゃねえや！」ヤバイバ。
　「覚悟！！」ツエツエ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
　「待て！」ヤバイバ。
　「本気じゃなかったのよ」ツエツエ。狂言回しになってしまった２人。
　「テトムは何歳だったっけ？」かみさん。
　「２０２２歳じゃなかった？」自信なし。
　「大巫女は「オオカミの顔をしたオルグがもっとも恐ろしい」と言ってた」とテトム。

　ホワイト単独行動。ガオエレのことが心配。謎の笛の音に吸い寄せられる。
　「これを聞いて、笛の音とは思わないよね」シンセサイザーみたいだからか？
　「ネエは思うよ」小３娘は最近自分のことをネエと呼ぶようになった、あるいはオネエという。
　「オオカミの口じゃあ笛が吹きにくいだろうね」重ねてかみさん。
　「でも吹いているよ」ネエは重ねて反論した。

　ロウキの回想の中では平安装束のガオレンに封印される。
　「おー！平安時代のガオレンだ！？」うれしそうにかみさん。
　「あの場面しか思い出せない。これがおれの顔か？」
　「ロウキも記憶喪失になって苦労しているねえ。今シーズン３人目の記憶喪失者だね」記憶喪失流
行の今期。
　ツエツエ、ヤバイバに遭遇し、ピンチのホワイトの気配を感じるロウキ。

　ＣＭ。
　「ＰＡ続々登場！！」
　「確かに、あと３体でるんだし・・・。」すごいねえ。
　「続々登場なら売ってよ！って弟彦がいってたのがずいぶん昔みたいだねえ」と余裕をかましてい
るかみさん。それもそのはず、６月末の弟彦の誕生日までにさがすと決めていたガオゴリラを先日発
見。ガオキング同様イトーヨーカドーであった。

　ホワイトはロウキの保護の元に。
　「！なんで助けるんだ？しかも介抱している！！もしかして今一瞬いい人になってる？」かみさん。
　「やっぱり始めはいい人だったんだよ」小３娘。
　ホワイトをさがすレッドの声に身をかくすロウキ。
　５人集合。
　そこへ襲いかかるヤバイバ、ツエツエ。
　そこへロウキの笛。
　「さっき親切にしていたのは、ロールパンナ状態？人格がチェンジするわけ？」赤と青のせめぎ合
いで人格が入れ替わると言えば、わたしだったらキカイダーを思い出すけどねえ。
　「ムーンライトソニック！！」ロウキの繰り出す技。
　「またセーラームーンに出てきそうな技の名前だね」ガオレン出演者にもセーラームーンミュージ
カルの卒業生が多いという。ツエツエも、テトムも。
　装着変身して名乗りを上げるガオレンの５人。
　５人がかりでもロウキには苦戦。
　「ヤバイバたちはやっぱり協力しないんだね」
　「スライディングチョッパー」ブルーの技は効かない。
　「クレッセントエーン」ロウキの技はなんといったか実は分からない。
　「またまたまた、やっぱり技の名前セーラームーンを意識しているよね？美奈子ちゃんたちの活躍
を思い出してしまうなあ。でも決して日曜の６時半からセーラームーンの再放送を見ることはないか
みさん。
　「男の人ってさあ、みんなの前じゃあ優しくできないけど、本当はいい人っていうのも多いんじゃ
ない？」どこでそんなことを覚えてきたのか、小３娘。でもクラスのお気に入りの男の子にからかわ
れていろいろ感じて帰って来る日もあるらしい。
　形勢逆転。
　「ならばパワーアニマルに処刑されるがいい」闇の宝珠を３個取り出したロウキ。
　「魔獣召還」
　ガオウルフ。
　ガオハンマーヘッド。
　ガオリゲーター。
　「ガオってつくんだから、ただでは済まないよねえ？」先の展開になぞを含む命名。
　「百獣召還」
　争うパワーアニマルたち。
　ゴリラ対アリゲーター、苦戦するゴリラを助けるのはイーグル。
　ウルフ対ライオン、ここでもライオンが苦戦。
　「百獣合体」
　「地球の意志を継ぐ精霊たちの力を見せてやる」
　「おまえたちの力、見定めさせてもらった」去るロウキ。
　見送るヤバイバ、ツエツエにはムサシとコジローのにおいが濃くなっていく。

　テトムの語るロウキ。
　かつて先代ガオレンに封印された。
　３体のＰＡもロウキのパワーに翻弄されている。このままではエレも危ないという。

　「え？後半は？」夢中で見ていた小３娘には今週のガオレンは速く終わってしまったらしい。
　「ねー、もっと見たいのにー！！」合体しなかったので残念らしい５歳せがれ。
　「ガオハンターなんて売れるのかね？」番組終了後のＣＭの中では３体は合体している。
　「でもキングとマッスルは同時には存在できないから、ロボット遊びのいい相手になるんじゃない
かい？」せがれはタイムロボよりＶロボとＶマーズとで遊ぶのが好き。
　「弟彦に聞いてみよう、ほしい？」
　「ほしい！！」
　「なんで？悪いんだよ！？」自分でクビをしめてしまったかみさん。
　「悪くっても合体させてみたいんだよ！」買ってほしいと断言する５歳せがれ。実はエレもジュラ
フもほしくなってしまったらしい。