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　ガオズロック。
　ガオソウルをたっぷり吸収した「ガオの玉子」から新しい命が。
　「いよいよです」ナレーション。「ガオの幼態」
　「こいつをガオライオンに食わせるのか？」毎週オアズケを食っているレッドは待ちきれない。
　「え？食わせないの？」わたしも待ちきれない。
　「あ！アヒル隊長だ！！」かみさんは他局のキャラをあげるが、よく似た青ペンギン登場。

　アジト。
　シュテンさらに上司にしかられ、２人組にやつあたり。
　「オレにゃあカリメロに見えるぞ」彼女の名前はなんていったっけ？プリシラ？プリクラ？
　「ピヨちゃんって言ってたけど、ピヨコのピヨちゃんなのかね？」って、他に命名の根拠は思いつ
きませんが、５歳せがれくん。彼はこのシチュエーションを支持した。
　「うわ〜〜〜ん」レッドの子守歌に顔をそむけて逃げたした小３娘。彼女は今週のシチュエーショ
ンが支持できなかったらしい。
　シュテン出動。（５５５だったらシュツジョウと読む）
　「ついにハイネスデュークオルグが」
　「もう出ちゃうんかい？こいつが」劇中の人物といっしょに幹部の出動に感慨深そうな娘。
　５人装着変身して名乗り。
　「ところで今週の名乗りのシーンでは５人とも爪がなかったみたいだけど、前々からだった？」我
が家ではだれも分からない。
　「そんな御託は聞き飽きた」シュテンは５人の名乗りに冷たい反応を見せる。
　「それを言っちゃあおしまいよ」かみさんはおこった。
　「人間として最悪ね」ホワイトもおこった。
　「そいつら人間じゃあねえぞ！」今度はかみさんはこっちにチャチャを入れた。
　「我々は人間じゃない」
　「こら、人のセリフを取るな、シュテン」と言うが、実はかみさんとシュテンは波長が通じている
らしい。ゴクフツウの我々２人はゴクフツウに恋をし、ゴクフツウの結婚をしたつもりでいたのだが、
たったひとつフツウじゃなかったのは「奥さまはオルグだった」のかもしれない。
　「破邪百獣剣」
　「邪気退散」
　シュテンは圧倒的に強い。
　「ジャキタイサンも効かないのか」５歳せがれは不安そう。
　フリーザーオルグがとどめを刺しにきた。
　「５人まとめて凍らせてやる」
　ツエツエとホワイト。
　「いつか「おばさん」なんて言ってくれたわね？」根に持つツエツエ。
　「濃いの一つもしてみたら」（いや、恋か？当たり前だ）ホワイト。
　「白馬の王子様にあこがれるダサい小娘！！」
　「ねえ、今までの戦隊の中でも「おばさん」呼ばわりされてた人ってだれだったっけ？」かみさん
の意図が分からないので答えられない。どの番組のことだろう？
　こちらはヤバイバとイエロー。
　「ガオレンにしておくのはもったいないぜ、オルグになれ」ヤバイバ。
　「ふざけるな」イエロー。
　そして３人とフリーザー。

　ＣＭ。

　すると３人は凍った。
　「鮫じゃなくって鮪だね」かみさんは青いから鯖だという。
　でも凍っていなかった。
　「ファイナルアンサー！！」いや「ファイナルモード！！」
　「邪気退散」
　「オルグシード」オルグ巨大化。
　「百獣召還」
　「最初からガオマッスルじゃん！？」かみさん。
　「この前だってそうだよ」そんなことも分からないのか？と小３娘。
　「ガオライオンは病気なんだよ。まだ直らないんだよ」せっかくガオキングを買ったのに、我が家
にガオキングが来てからずっとガオマッスルなことが残念そうな５歳せがれ。彼は６月の誕生日はガ
オゴリラを買ってもらうと言っている。
　「筋肉の戦士ってなんど効いてもおもしろいね」筋肉の意味が分かっていない小３娘は「焼き肉」
や「ひき肉」の仲間だと思っているらしい。「焼き肉の戦士」だったらたしかにおもしろい。
　「４７分でロボが戦っているってことはストーリー展開にもう一ひねりあるのかな？」カクレンジ
ャーやビーファイターあたりの時代だと、露骨に時間調整のように夕日に向かって誓いをたてたりし
たもんだが、ああ、５５５もビック破壊のあと誓っていたねえ。
　「マッスルラリアット」
　でもシュテンによってベホイミ。フリーザーオルグはもっと強くなってしまった。
　「マッスルベアハッグ」
　密着したとたんフリーザーオルグは自爆してマッスルを氷付けに封印した。
　「宝珠まで凍り付いていやがる」パワーアニマルとは連絡がつかず、ガオのスーツは解け、Ｇフォ
ンも凍り付いた。
　「ガオの幼態の体温が低下してる」
　そしてシュテンの追撃。
　「シュテンはガオソウルのことよく知っているね、テトムたちより詳しいんじゃない？」とシュテ
ンの一味であるかみさんが問題提起をした。
　「だからテトムはね、ダイレンジャーのパターンだったら、たいへんなことになるんだよ。シュテ
ンの事情通なのとテトムのことは分けて考えるべきじゃあないのだよ。もしテトムがティアラをとっ
てごらん！日本中のよい子たちが混乱する事態がおきるとにらんだね、生えているんだよ」とオルグ
に向かって道を説くわたし。
　決死の生身攻撃。でも分が悪い。
　「ネバギバだぜ〜〜〜」しかしシュテン、ツエツエ、ヤバイバの攻撃に５人は沈んだ。
　「いきなりこんなことになっちゃうの？」シュテンと戦ってここまで苦戦するとは予想外でドキド
キの小３娘。
　「ちなみにかみさんの勤務先のクラスの子は予告を見て「ガオレンジャー終わっちゃうの？」と最
終回かと心配しているらしい。
　「へっく、へっく、へっく・・・」息づかいが荒くなったせがれ。動悸がしているのかもしれない。
　「スガオ・・・・？」
　「後半は？」
　「もう終わりだよ」かみさんがそっけなく答える。
　「えーーーーー！！！見たかったよ！！」力が入ってきた５歳せがれ。
　「あの人たちやられちゃったら、世の中たいへんだよ！！」小３娘もどきどきしてきたらしい。