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　「あー、もうオープニングから漢字ビヨーンがあるんだね、気づかなかったよ」前作の時にはいつ
もユウリのカツゼツを気にしていたかみさんだが、本作ではどうも画面の漢字が気になるらしい。
　「ガオ、ガオ、ガオ！ガオレンジャー」と勢いよく小２娘。
　「ガオ、ガオ、ガオ！ガオレンジャー」とオープニング主題歌に会わせて５歳せがれ。第２週なの
に２人とも歌えている。そのココロは先週から繰り返し、繰り返し見ていたのだった。
　「なんでオルグってあんなひどいことをするんだろう？」レッドは悩む。
＝＝＝邪悪な念や衝動のパワーがものの姿をまねして生まれるのがオルグだ＝＝＝ナレーション
　オルグは文明のひずみから生まれたという。
　「ねえ、ブラックこの前のオルグ変だと思わないかい？」
　２体で現れたり、巨大化したり、オルグに変化が起きている。
　「ねえ、レッドはどうしたんだろう？」
　そこへ家財道具を運び込んでくるレッド青年。
　「みんなの名は？」レッド。
　「戦士になるつもりなら以前の名はすてろ」イエローのものいいはきつい。
　「あまえはガオレッドだ」
　「すごいぞ、これは斬新だ」装着前と後とではお互いの名前の呼び方が変わる戦隊の方がふつう。
タイムレンジャーや５５５では変身後も生身の名で呼び合ったのはめずらしい。「マトイ兄さんにほ
められちゃった！！」＝ゴーイエロー談。逆に装着前なのにカラーで呼び合った戦隊はかつてあった
のだろうか？
　「そのうちホワイトが現世で分かれた忘れられない恋人の物語が作られると思う人？」とりあえず
この設定から生まれるストーリーはどんなだ？
　「レッドは軽いノリだね、もしかしてやはりギャグ主体の戦隊なんだろうか？」かみさんは視聴者
としての自分の態度を決めかねて困っているらしい。
　「・・・・・・」腰を抜かすレッド。
　「すごい、今ねえテトムが手で電気だしてたよ」レッドの持ち込んだテレビのコンセントを握って
テレビをつけてしまったテトム。

　ツエツエとヤバイバ。
　どうやらデュークオルグである２人の使命はオルグを見つけてオルグすることらしい。
　「今度はツヤツヤしたやつに負けないわ」

　ガオレン出動。
　「へー、山で飛んで移動するんだね、今度の戦隊」そりゃそうだ、いくら６００ｋｍ／時で走れる
バイクだって日本中に出現した悪を倒すにゃあ、着くまで時間がかかりすぎる。東京ー博多間は６０
０ｋｍ／時で走ったって、何時間かかるんだや？メガレンのサイバースライダーが好きだ。
　「オルグだって目的をさぐって説得すればいいんじゃないか？動物は無闇に殺し合ったりしない」
これがレッドのキャラ設定。
　「勝手にしろよ、リーダー」イエローは承伏しない。しかし止めない。
　「今回はイエローがニヒルなんだね？イエローってカレー食べてるイメージなのにね」かみさんは
かろうじてゴレンジャーをリアルタイムで見ている、つまりスパイラル世代だ。今度は親の立場にな
って戦隊ものを見ている。
　「イエローの言うことに無理もないわ」ホワイトが言うにはホワイトとブルーは半年間、ブラック
は２ヶ月前から、イエローに至っては１年以上も一人でオルグと戦い続けてきたという。
　「そう！？戦士として自覚するのにこんなにも時間差があるなんて新鮮な戦隊だな」先達のみなさ
ん、１人目の戦士と５人目の戦士との間の自覚の時間差がもっとも大きい戦隊はどれなんでしょうか
？わたしはカクレンジャーじゃないかと思うのですが。
　「大丈夫かなレッドたち」レッドとホワイトがコンビで、イエロー、ブルーブラックの男衆は組に
なって探索を行っている。
　「ゲット、ゲット、オルゲット」歌い踊りながら戦闘員登場。暴れる。
　「やめろ、オルグ！！」こちらもオルグをオルグしようとするレッド。
　「おれはおまえたちと話し合いにきたんだ」しかし怪物からはレッドが期待するような魂の言葉が
聞こえてこない。
　「おまえは人の苦しみを楽しんでいるのか？」レッド。
　「おれが楽しければいいのさ」ハリガネオルグ。
　レッドをかばってホワイトと両人ピンチ。
　かけつける３人。
　「おれはどんな動物の声でも聞く自信があった。でもあいつの心の中にはなにもなかった」レッド
は深い悲しみにおそわれる。
　「わたしああいうのね、なんかね、なんかね・・・」小２娘も深い悲しみにおそわれている。
　「ガオアクセス」レッド。
　「ガオアクセス」４人。
　「ずいぶん早い時期にチームワークができてきたねえ。イエローは口ほどには悪いやつじゃあない
みたいだね」リュウヤとかナオトとかを前作で見てきた印象で、イエローくらいはすっかりかわいく
見える。
　「灼熱の獅子、ガオレッド」
　「孤高の荒鷲、ガオイエロー」
　「怒濤の鮫、ガオブルー」
　「鋼の猛牛、ガオブラック」
　「麗しの白虎、ガオホワイト」
　「命あるところ、正義の雄叫びあり、百獣戦隊ガオレンジャー！！」
　「ガオ、ガオ、ガオ、ガオレンジャー」突然歌い出す５歳せがれ。
　「これギャグは何パーセント入っているのかな？」ガオ連とオルゲットとの戦いに吹き出すかみさ
ん。
　「破邪百獣剣！邪気退散！！」
　「今日もロボは出ないの？やられちゃうよ！！」先週の予告でロボ登場を心待ちにしている５歳せ
がれ。
　ツエツエがとなえる。
　「オルグシードよ、消えてゆかんとする邪悪に再び伽第奈力を」巨大化のシステムが今証される。
　「鬼は内、福は外」
　「ツエツエがピエール役か？
　「百獣召還」こうして模型点は電気的に不合理だ」なんていう世論はなくなったと思いたい。
　「百獣合体、ライズアップ」パワーアニマルは合体してガオキングとなった。
　「うわ！今顔が動いたよ」ＣＧらしく、表情を作り出す術に脱帽。
　「なんかちょっと動きにくそうなロボだなあ！？」おもむろにたき火の用意がされている。
　「てんちこう！！！アニマルハート！！！！！！てんちこうめいに該当する漢字をお送りくださ
い。
　「あれ？テトムの環境かわってないか？デュークオルグのアジトとテトムの居住区は似ている」