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　３ロボの一斉攻撃。

　一方海外の病院。
　「あなたは８年間眠り続けていました」と医師。
　「長い間夢を見ていたんですね」と５５５母。母の見ていた夢はどんなものだったのか？

　救援現場。イエロー、ピンク必死のレスキュー活動。
　「両親が心配なんかしているものか！」と心が痛ましい子がいる。

　病院。
　「わたしの見ていた夢では子どもたちが怪物と戦っていたんです」母は常に見守っていたらしい。

　３ロボ大苦戦。

　救援現場。ガスは充満しイエロー、ピンク、そして子らは危険にさらされる。
　「お父さんもお母さんも生きるために戦っているんだよ、一緒に戦おうよ」マツリに感化されてい
く少年。
　「信じ合うのが家族でしょ？」
　瓦礫を手作業で除く人々の中に心痛のトシオ少年の両親もいた。癒されている少年。

　人々の残るビルへの攻撃を我が身でかばい、マトイとＭＶロボは微塵となる。マトイ、ＭＶロボと
の通信は不能となる。

　一方ベイエリアではモンドパパの起死回生の作戦が始まる。
　「京子さん、これをわたしの子どもたちに届けてほしい」とパパ。地球の未来は京子の手に託され
た。
　「おー！！、いい役もらい過ぎ！」かみさんの京子への批評は常にからい。
　「あ、ベイエリア５５が海に飲み込まれていくね」４歳せがれもいても立ってもいられなくなって
の発言。彼の心臓はバクバク鳴っていることだろう。
　イエロー、ピンクとモンドパパとの連絡も絶え、巽一家は四散状態となる。

　ベイエリアを脱出し、防災研究所にたどり着いた京子。電話が鳴る。兄弟の母との音信がつながろ
うとしている。研究所に帰り着いたダイモンとマツリ。
　「京子さん、ベイエリアは？」とダイモン。
　京子は首を振るのみ。「Ｚ　ＰＲＯＪＥＣＴ」と書かれたマニュアルを渡され２人は希望の地へと
出発する。
　「途中でここに電話して」京子からは携帯電話と兄弟の母をつなぐ電話番号が書かれたメモ。
　ついに母と兄弟は連絡ができた。

　ＭＶロボの瓦礫を捜索するナガレとショウ。
　「マトイさんはここです」破壊されたはずのライナーボーイの声。
　「どうしてライナーボーイはしゃべれるの？体は壊れても心で聞こえているの？」小１娘も心臓が
バクバク鳴っているらしい。
　「ねえ、母さん、モンドパパは生きてるの？」
　「だまってて、始まるよ」口調はからいくせに、かみさんも実は手に汗にぎって熱く見入っている
らしい。

　２人によりマトイは救出された。我が身より子どもたちの救出状況など現状分析をするマトイ。Ｍ
Ｖロボは破壊され、ＧライナーとＶマーズも危うい。
　「地球に１人の人間でも残っていれば負けじゃあねえ、最後のかけだ」やはりマトイはどんな時で
も前向き。

　ダイモンとマツリは最後の希望の地へとたどり着いた。そこにそびえるなぞのロボは？
　「えー！？なぜ最終回に？売るん？」非常に理解しがたいというかみさん。
　「ね、ダイモンとマツリは当初双子っていう設定だったんでしょ？最終回で設定が生きたねえ？」

　３兄’ｓは最後の決戦を挑む。
　「おれたちは死なない。救わなくちゃいけない命がある限り、死ぬわけにはいかないんだ」長兄。
　マトイの陽動作戦もむなしく、ＧライナーもＶマーズも破壊されてしまう。
　「終わりだ、おまえたちにはなにもない」グランママは得意そう。
　とそこへ現れたのは、
　「父さんが残してくれた最後のロボットだよ」
　「さあ、早く乗って、わたしたちの精神波で動くロボットだよ」
　「信じれば、わたしたちが信じていたから、母さんも生きていた」
　「母さんが！？」勇気が沸き立つ５５５。
　「信じる力こそがおれたちの絆だ」
　「あのロボの名前は？」
　「ＭＶロボブラックかな？ブラックＭＶロボかな？カッチィさんのＨＰで確認しよう」と情報通に
助けを求めるわたし。
　エネルギー満タン。
　「最終回になって気合いの意味づけができたんだね。気合いが満ちれば強くなっていくロボだもの」
　はち切れるばかりの５人の気合いエネルギーは２大破壊神を倒す。爆風で石川商店にたたきつけら
れピエールも倒れる。グランママも地球から消えた。
　「ちょっと強引じゃない？この内容３週で描いた方がよかったんじゃない？特に新ロボが出るんじ
ゃなくって、５人の気合いがＭＶロボニューバージョンを生み出す方が意味深いんじゃない？」かみ
さんは最後まで批評家として物語を見守った。

　寒気の５人。５人の走る先はベイエリア５５が見えるはずのシーサイド。
　「だめか？」うなだれるのはいつもと違って３兄’ｓ。
　「そんなことはない」
　「京子さんがさがしてくれる」ダイモンとマツリの励ましに立ち上がるショウの見た先には
　乾総監に送られてモンドパパ生還。
　「みんな、よくやって。おまえたちの親でよかったよ」パパの精一杯の感謝の言葉。
　「みんな、すばらしいご褒美が届いているぞ」
　乾総監が押す車椅子には　　　母。

　「みんな、大きくなって・・・」と一人一人名を呼ぶ母の視線は最後にマトイへ。
　「マトイが育てたんだ。ごくろうさん、ありがとう」パパのねぎらいを聞くとマトイはみなに背を
向け男泣き。
　「泣いてる、泣いてる、マトイが泣いてる。すごい、始めて見た。うれし泣きなんだよね？」小１
娘もいつのまにかマトイの強さを認めていたんだなあ。

　５５５ワールドには夕日が沈む。

　母さんの作るみそ汁。弁当。

　その弁当を持って行く先は元の職場。それぞれの職場で母の手作りの弁当を食べる５人。

　最後までおつきあいありがとうございました。我が家の４人が４人なりに熱が入って見守った５５
５に対するつぶやき、ぼやき。それを１年間見守ってくれた訪問者のみなさんに厚く感謝申し上げま
す。