〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　「ねえ！！ガオレンジャー見ようよ！！ライノス見たいよ！！！おとーさん！！
　　オートオーサン、タラ、オートオーーサン、タッタ、オーオートーサン、タラ、オートオーサン」
小鳥はとっても歌が好き、父さん呼ぶのも歌で呼ぶような呼び方してガオレン視聴を強要する６歳せ
がれ。実は夏風邪で３８度の熱が出ているのだが、新パワーアニマルへの期待が大きくふくらんで止
めどなくなってしまっている。

　魔笛を吹くロウキ。
　「なんだ、あいつは！？」空からロウキに語りかけたガオキングに似た姿を回想している。
　「マロはおまえ自信の秘密を知っている。秘密を教えるかわりにツエツエ、ヤバイバの作戦に協力
してやってほしい」ハイネスデュークオルグ、ウラ。

　ガオズロック。
　チエノワやらマキドリやらで時間をつぶしている５人はテトムに八つ当たり。
　「巫女のムラサキとともむ戦った１０００年前の戦士は５人の他にもう１人いた」とテトム。
　「比較的アニマリウムでのギャグ多いね」緊迫している中でのんきな別世界に一言もの申すかみさ
ん。
　「ガオズロックだけどね」一言言い返したわたし。

　サッカーグランド。
　ボールに翻弄される子ら。
　ツエツエたちの作戦はここで行われるらしい。バイソンの宝珠を奪うのだという。
　「こういう芝目が試合を左右するんだから」わけしりなものいいをするのは芝刈機オルグ。
　さっそく５人がやってきて装着変身。
　「今日が芝刈り機オルグなんなら、あのボールはなんだったの？オルグにしてはかわいい目をして
たねえ」かみさんは今日あたり発熱の６歳せがれの相手をして「テレビくん」を何度も呼んでやり、
今後のガオレンについて予習をしていた。
　「え？なに？巻き戻して、巻き戻して！！」小３娘がせがむ。
　少々巻き戻し。
　「ほら、アルアルってかわいいねえ」ご満悦娘。
　そして５人は名乗りをあげる。
　「で、なんでこの人なん？」小３娘は名乗りの中心がだれであるのかにこだわる。
　「百獣戦隊ガオレンジャー」ガオブラック。
　「しょうがないじゃん、今週はブラックが主役なんだから」っていってもオルグの作戦がバイソン
の宝珠をとるのであってそれはガオサイドには漏れていないはずなんだが。

　やる気満々だが、芝刈機オルグに翻弄されるブラック。助けに入る４人。
　「なにしてやがる、ロウキのやつ」
　そして真打ち登場。
　「ねえ、じゃあ今日見たガオレンはなんだったの？」親の都合で前週の巻が昨日土曜の視聴になっ
たことで小３娘は混乱している。この１、２週乗りが悪いようだ。
　ところでロウキはオルグに向かって剣をふるってしまい、我ながら驚く。
　「はえーなー！！！４０分で切られているぜ」かみさんは時間を気にするが、芝刈り機オルグはこ
の時間でバン！！
　去るロウキ。
　オルグ巨大化。
　「百獣召還」
　「今日もガオキングだね？」かみさんは６歳せがれに話題を振った。
　「ポーラーとベアーがいないんだよ。ポーラーとベアーがいないとゴリラ出られないねえ」せがれ
の心配をよそに誕生、ガオキング。

　巨大オルグを応援するツエツエ、ヤバイバ。

　こちらではボールが「アルアル」といっている。

　芝刈り機オルグの攻撃はキングの下半身、すなわちバイソンに集中する。そこでキングは逆立ち。
　「天地逆転リバースアニマルハート」
　「すげー、おっこっちゃうよ」おどろくよりうれしそうな６歳せがれ」
　「グルリンってね。ドッッシャーーン！」こちらもうれしそう、小３娘。
　ガオキングはこけた。

　「よくやった。やつらはしばらく合体できない。上出来だ」ウラはツエツエ、ヤバイバをほめる。
　「バイソンが４５分で倒れちゃったら、残りどうするつもりなんだろう？」よけいな心配をするか
みさんはまるでタイムキーパーのようだ。

　秘密を知るためウラに襲いかかるロウキ。
　ウラの放った虫（ハエ？）がロウキの記憶を書き換えるという。
　「やっぱりこの作者犬夜叉見ているよ、あてって最猛勝でしょう？イメージ的には？」と我が家で
ブームになっているアニメとの共通点を指摘するかみさん。
　「うーん・・・・」うちのオヤジはメニエル病という三半規管の病気をかかえているが、それがち
ょうど今日のロウキのように羽音のような雑音で集中力が欠けてしまう症状が出るので、笑えなかっ
た、この部分。

　アニマリウム。
　バイソンにあやまりにいく、ブラック。

　ガオズロック。
　新月の夜の男がロウキではないか？と考証するイエロー。
　「あの赤い血は、ロウキは人間？」ブルー。
　「６人目の戦士ってロウキ？」テトムは信じたくない。
　「これでロウキはいなくなっちゃうのかな？だってガオの戦士になるのでは？」あの姿のままでは
正義の味方らしくないというのだろうか？６歳せがれ。
　「正義はみてくれでジャッジメントしてはいけない」とその昔レッドレーサーが言っていた名セリ
フを思い出したね」ところでレッドレーサーはそのすぐ後前言を撤回し、やはり容姿で判断するべき
だったと悔い改めているが。
　「ねえ、ガオマジロはブラックが持つのかな？」ちょっと今週はネタばれが多いかな、と心配する
我が家の面々の会話。次期パワーアニマルの存在は公然のものとして話してしまっている。
　「イエローかもしれないよ」あるいはブラックからイエローに期間限定で貸与されるのかもしれな
いが、その合体形態ではイエローの入り込むすきがない。
　「仲間を呼んだからもうじき会えるってバイソンが言っていた」ブラックがもどってきた。

　ロウキ出現。無作為に街であばれる。
　「すげー、強えー、人間サイズのままでビル切っているぜ」ロウキは強敵という設定そのままだね。
　「ロウキ！おまえは人間だ、思い出せ」呼びかけるガオ。しかし羽音がロウキの思考を閉ざしてし
まう。
　「けっこう１０００年前の戦隊が送り込んだタイムカプセル型戦士っていうことにならない？偽り
の記憶を持たされ、敵状視察するようにインプットされて」でもそれじゃあウラが裏を知っているの
は変だ。
　「魔獣召還」
　「百獣召還」
　「ああ、バイソンを呼ばないってことは４人がそろいのポーズとっているのに、かわいそうにブラ
ックだけ手持ちぶさただったね」そう、演出が忘れてしまいそうな場面だよな。
　「壊れているっていうのに、来ちゃうんじゃない？ガオバイソン」そう、それで無理して療養生活
が長引いたのがガオライオンのパターンだったね。
　ブラックをかばいロウキの刃の下にもぐるブルー。
　「おまえも仲間のしばらしさを知っているはず」ガオの説得は続く。
　雷鳴。
　あのとげとげ頭のロボ登場。
　「パワーアニマルの神、ガオゴッド」ロウキをたしなめる。
　「おれの名はロウキ、デュークオルグだ」ロウキはしかし去っていった。
　テトムもなにかを感じた。
　「あー、出た、最後にやってくれたよ」とってもうれしそうにかみさん。
　「なになに？」小３娘は巻き戻しをした。
　「アルアル・・・・・マジ？」目つきのボールは新パワーアニマルとなった。
　「小さすぎるよ、あれじゃあ！！」突然かみさんはおこりだした。さっきまでギャグに喜んでいた
のに。
　「お母さんの足にちょうどいいくらいだよね」娘も同調した。ガオレン視聴でこの２人の意見が合
うことは非常にめずらしい。
　「育つんじゃない？もしかして。子どもなんじゃない？」なるほど、ソウルバードも育ったんだよ
ね？
　内心で、
　「いや、君たちはタイムロボターの存在を忘れている。ペット型キャラとして等身大サイズに対応
したパワーアニマル販売を考えているのではないのか？」と思ってみたけど、言わなかった。